福岡市博物館は平成2年10月の開館から30年以上が経過し、施設・設備の経年劣化が進むとともに、福岡市の成長戦略や施設を取り巻く状況も大きく変化しています。また、博物館には、これまで築いてきた強みを活かしつつ、新たなニーズに応えていくことが求められており、これからの在り方を見据えたリニューアルに取り組むこととしました。
施設の更新をはじめとする大規模改修と運営体制の強化により、歴史文化の発信拠点、文化観光の拠点、学びと交流の拠点、文化を次世代へ継承する拠点としての機能向上を図り、これまで以上に魅力的な博物館に生まれ変わります。
福岡市博物館の現状や課題を整理し、博物館のこれからの在り方を考え、リニューアルの方針、施設の改修の方向性や事業手法等を取りまとめた「福岡市博物館リニューアル基本計画」を策定しました。