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更新日: 2023年8月1日

各種工事(機械)

令和4年度の主な指摘事項

土木工事

建築工事

電気設備工事

機械設備工事

  1. 一般共通事項
  2. 各種工事


機械設備工事

2.各種工事

空調設備工事(換気含む)

  • 換気扇等と天井ボードの隙間は、アルミテープで塞いでいますか。(天井内の空気がショートカットするのを防止するため)
  • 室外機に、設置年月などをカッティングシート等で表示していますか。(テプラは屋内のみ、屋外では耐久性がないため)
    (例)ACP-1 職員室 2023年5月設置 冷媒追加充填量○○kg
  • 室内機に、ACP-1(職員室)などテプラ等で表示していますか。
  • 室内リモコンに、ACP-1(職員室)などテプラ等で表示していますか。
  • 各リモコンの完成写真を、撮りましたか。(テプラ等で表示後)
  • 全熱交換器リモコンに、空調機と間違えないように、テプラ等で換気扇と表示をしましたか。
  • 室内機・室外機を取り付け固定したダブルナット等にゆるみはないですか。
  • 固定用ダブルナットを締め付け調整後、ボルトに3山(さんやま)以上、ねじ山の残りがありますか。(ねじ切りのボルト端部の使用を避けるため)
  • ダブルナット締め付け確認後、調整確認済みを表すアイマークの印を色マジック等で入れましたか。また、確認済みを証明する写真も撮りましたか。
  • 室外機に転倒防止金具(屋上設置型は、落下等の危険性があるため、転倒防止金具が必要なことが多い)及び防振ゴム(騒音・振動対策)を取り付けましたか。
  • 室外機基礎の取付け用アンカーボルトを選定した、根拠資料はありますか。
    ((例)M10 打込アンカー50mm ○○会社 強度計算書等)
  • アンカーボルト施工状況の一連の流れを写真に残していますか。
    例(1)穴あけ用のドリルの太さ、長さが分かる写真。
     (2)穴あけ後の清掃状況が分かる写真。
     (3)穴あけ深さが分かる写真。
     (4)使用するアンカーボルト等の太さ、長さが分かる写真。
     (5)基礎上部に出ているアンカーボルトの長さが分かる写真。
     (6)ダブルナット、アイマークの施工が分かる写真。
  • 室外機冷媒管カバーの継ぎ目をコーキング処理していますか。(雨水浸水等の対策)
  • 天井内の保温付き冷媒管の保護プレート(支持)を取り付けていますか。(配管荷重による保温材の潰れ防止等)
  • ドレンアップの立上げ管にも保温がされていますか。(長期的な結露防止対策)
  • 天井内の冷媒管、ドレン配管の支持間隔は、標準仕様書(設計図書)どおりに施工できていますか。また、支持間隔を証明する写真を撮りましたか。
  • 室外機フィンに折れ曲がりがありませんか。(機器搬入時等、要チェック)
  • フロン類回収実績報告書(市監督員確認印あり)を作成しましたか。

給排水衛生設備工事

  • バルブハンドルに、上水、中水の区別の塗装をしましたか。(上水⇒青色、中水⇒若草色)
  • 今回工事で取り替えたバルブに、バルブ札を取り付けましたか。
  • バルブ札の裏面に【系統】【大きさ】【取替年月】などを記入しましたか。
    (例)【系統】上水 西側1階便所・西側手足洗い場系統 【大きさ】40A 【取替年月】令和54
  • 各給水配管に表示テープを巻いていますか。(上水⇒青色、中水⇒若草色)
    (表示テープ等は、(例)福岡市R34水道管など、なるべく施工年が入った表示テープを使用してください。次回の改修時、配管の使用年数が容易に確認できて、工事業者が対応しやすいため。)
  • 工事対象に建物内部の中水配管施工がある場合、VAVD管に若草色の塗装及び表示テープをしていますか。
    注意)中水配管で保温工事が必要な場合は、配管に若草色の塗装後、保温の上に若草色の表示テープを巻きましたか。(誤接続防止のため)
  • 工事対象に外部の中水配管施工がある場合、土中配管PPPE管を黄色のポリスリーブを巻いて若草色の中水表示テープで止めていますか。(誤接続防止のため)
  • 工事対象に中水配管施工(飲用不可の井水等含む)がある場合、クロスコネクション(誤接続)がないことを確認するための、着色試験+バルブ開閉+目視確認等で各検査を行いましたか。(検査記録も残してください)
  • 社内検査、監督員下検査を行いましたか。(検査記録も残してください)
  • 各種検査書類及び各検査の状況写真を残していますか。(最終検査時に、再度、着色等での検査を実施します)
  • 配管のねじ切り部に、さび止め塗装をしていますか。
  • 配管の接続部にシール材((例)ヘルメシール+シールテープ等)を使用していますか。
  • 異種金属配管の接続部に絶縁継手を使用していますか。(電蝕防止対策)
  • 給水管・排水管の洗管を十分に行いましたか。(洗管理由:配管切削等による鉄粉などの不純物除去、接着剤等による白濁防止、新設配管施工等による臭気対策のため。)
  • 排水管の勾配を証明する写真(1/501/100各々)を撮りましたか。
  • 施工計画書に記載した社内検査員が、検査を行い、検査報告書・是正報告書などを残していますか。
  • 配管表示杭、表示ピンは、不足なく設置していますか。
  • 洋風便器蓋とタンク接触部に緩衝材(通称:涙目)を付けていますか。
  • 横走り管等の支持間隔は、公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)どおり、施工しましたか。(配管の吊り金物による吊り、形鋼振れ止め支持)
  • 室内からの汚水・雑排水の流れは、それぞれ健全ですか。どんな方法で検査をしましたか。また、検査報告書等を作成していますか。
  • 天井裏等の排水管漏水確認はどのように行いましたか。
  • 屋内からの流水試験は、どんな方法で確認しましたか。桝から桝への勾配も健全ですか。
  • 既設桝との接続状況及び勾配は、健全ですか。桝内の健全状況を証明する写真を撮りましたか。
  • ・既設桝等の排水が不良場合、市監督員に報告しましたか。(できれば現状写真を撮ってください)

保温工事

  • 保温材の仕様における密度選定は適切ですか。(40kg/m340Kが必要な箇所に32kg/m332Kを使用していませんか)
  • 外装継ぎ目のコーキングに未施工部分はありませんか。

土工事

  • 基礎等、コンクリートのバリ取り面取りはされていますか。
  • コンクリートの型枠撤去後の釘抜き穴は補修されていますか。

プラント工事

  • 塩ビ管の支持固定には、UボルトではなくUバンドを使用して締付力の分散措置を行い、配管損傷の防止を行っていますか。
  • 炭素鋼鋼管、鋳鉄管とステンレス鋼管を接続する場合は、絶縁スリーブ、ワッシャ等で異種管処理を行っていますか。
  • 弁類のハンドル開閉表示は着色して明記していますか。
  • 散水栓等で飲料水以外のものを使用している場合は『飲料不適』の表示をしていますか。
  • 機器や配管類に、名称や矢印の表示を行いましたか。
  • 転落防止、突起保護、注意喚起表示などの安全対策は施されていますか。
  • 既設物撤去後の撤去跡の補修は施されていますか。
  • 機器や配管類の塗装剥がれはありませんか。
  • 機器や配管類、支持金物などの固定部分のボルトの緩みをチェックしマーキングは行いましたか。
  • 屋外や水中部等の支持固定ボルト・ナットは、ステンレス鋼を使用していますか。