「令和2年7月豪雨」
こんにちは、福岡市民防災センターでは、市民の皆様のところへ、ベテラン消防職員がお伺いして「災害への備え」などのお話をさせていただく「消防出前講習」を実施しております。
このページでは、その講習でお話ししている内容を載せて、皆様ご自身で学べるように用意させていただきました。
みなさんは、どのような呼びかけを避難する判断としていますか?
もし、知らなかったり、変わっていれば避難するタイミングを逃してしまいますよね。
こうしたことにならないように、風水害対策として「今やるべきこと」と「災害当日にやるべきこと」をまとめています。
下の手順で、自分が「大雨、台風、防雨、洪水」の当日までに何をしておけばよいのか?を確認していきましょう。
「福岡市総合ハザードマップ(別サイト)」を開き、自宅が災害時にどうなるのか?を確認しよう!
※コレを確認しておかないと、災害当日に「どうしたらいいのか?」慌てることになってしまいます。
福岡市防災マップ(別サイト)には、次のようにいくつかの種類があります。
【種類別ハザードマップ】
・ハザードマップの検索方法は、こちら
避難の選択肢(方法)には「在宅避難」、「親戚や知人宅等への避難」または「避難所への避難」などがあります。
ハザードマップを確認したら、次に自分に合った避難方法を選んでください。
<フローチャートの内容の文章でのご案内>
※車中泊は?
車中泊避難をする場合は、危険を伴う場合もあります。
避難経路や駐車場所などの安全を十分確認してください。
また、エコノミークラス症候群にも注意しましょう!
やむを得ず「車中泊避難」をする場合の注意事項:正しい車中泊(避難生活ハンドブックより抜粋)(1,498kbyte)
避難生活をするうえで、いろいろと準備もしておかなければなりません。
例えば、在宅避難を選択した場合、「ライフライン(電気・ガス・水道・通信など)」が途絶えても大丈夫か?
水や食料はどの程度確保しておけばいいのか?
オール電化の場合は?生活必需品は?何日分必要なのか?
トイレは?衛生面は?情報収集の手段は?
避難の選択肢(方法)によって、必要なもの、用意の方法なども変わってきます。
次のハンドブック等で確認しておきましょう!
災害当日は、テレビ、ラジオ、インターネットやSNSなどから災害情報を早く正確に把握することが重要になります。
福岡市では、防災アプリやメール等に登録しておくと災害情報が配信されるサービスを無料で実施しています。
まだ、登録されていない方は、ぜひ、今のうちに登録しておきましょう!
※通信料は別途個人負担となります。
福岡市では、緊急情報、気象情報といった防災情報を携帯電話やパソコンへメールでお届けする「福岡市防災メール」を提供しています。災害への日ごろの備えとして是非ご登録をお願いします。
福岡市の防災、ごみの⽇、⼦育て、市政だより、防犯・交通安全、イベントなどの⽣活に密着した情報の中から、選択した情報だけを、LINEでタイムリーにお届けします。また、家庭ごみの分別検索や、道路・河川・公園の不具合などの通報ができ、⼤変便利です。是非、ご活⽤ください。
※PC版LINEでは受信設定などのメニューが表⽰されません。モバイル版でご利⽤ください。
平時は、アプリ内に⾃由にグループを作成して、⾃治会や地域サークルなどでの情報交換・発信ツールとして利⽤できます。
災害時は、最寄りの開設避難所を⼀覧、地図で表⽰するほか、避難所グループ内で情報共有ができるスマートフォンアプリです。
詳細は、防災アプリ、防災メール、LINE公式などを登録するページ をご確認ださい。
災害が起こっていない平常時、つまり、「今」家族全員で話し合っておきましょう。
【話し合う内容】
災害時にバラバラの場合は、連絡方法などについて確認しておきましょう。
災害用伝言ダイヤル
災害用伝言ダイヤルの機能等は、以下の動画をご覧ください。
災害用伝言ダイヤル(171)の紹介(YouTubeの動画、NTTWESTofficial)
災害当日は、まず、「情報収集」が重要です。
今やるべきこと4で「福岡市防災メール、LINE、ツナガル+」などを登録している場合は、災害情報が配信されてきます。
それ以外にも、市のホームページで災害情報を収集できます。
福岡市のリアルタイムの河川水位、雨量等の情報
福岡市防災気象情報
最後はいよいよ行動に移すだけです。
避難を呼びかける名称が変わり、「避難勧告」など判断しづらい名称がなくなりました。
また、避難行動に移す指標(レベル)が数字で伝えられます。
今まで確認したことを踏まえて、自身に合った警戒レベルで避難をしましょう。
避難のタイミングについて
避難で大事なことは、「正しく怖がること」です。
大したことないだろうと思っていて、避難するタイミングを失うくらいなら
まず「避難=行動!」して、大したことがなければ、「大したことなくて良かった。」と思えばいいのです。
100回大したことなくても、101回目も必ず避難してください。
災害が発生していない、大したことない時に、「避難を始める」ことが大事です。
福岡市では、市民の皆様向けに下記の出前講座等を行っております。
風水害対策、火災、地震、救急など聞いてみたい!と思われましたら、下記のリンクをご覧ください。