福岡市では、国籍や年齢、性の違い、障がいの有無などに関わらず、誰もがすべての人への思いやりを持ち、多様性を認め合いながらいきいきと輝くまちをめざしており、LGBTをはじめとする性的マイノリティの方への支援の充実に取組んでいます。
※ ふくおかLGBTQフレンドリー企業登録制度はこちら
L=レズビアン:女性として女性が好きな人
G=ゲイ:男性として男性が好きな人
B=バイセクシュアル:性別に関わらず恋愛対象になる人
T=トランスジェンダー:生まれた時に割り当てられた性別とは異なる性別を生きる人(性同一性障がい者を含む)
性的マイノリティ(典型的とされていない性的指向(注1)や性自認(注2)を持つ方)の総称の一つとしても使われています。
(注1)性的指向:好きになる性
(注2)性自認:自認する性
この他にも、アセクシュアル(無性愛者)、クエスチョニング(性自認や性的指向が明確でなく揺れ動いている人)など、様々な人がいます。これらは、個人の趣味や一過性のものではなく、本人の意思で変えられるものではありません。
各種調査によると、性的マイノリティは日本の人口の約9%とも言われています。
社会の「当たり前」によって困難を抱えている当事者やそのご家族など、身の回りにいるかもしれません。
まずは、一人ひとりが正しい知識と理解を深めることが、誰もが自分らしくいきいきと輝ける社会の実現の大きな一歩となります。
ALLYとは
ALLY(アライ)は、性的マイノリティを理解し、支援すると言う考えやその考えを持つ人のことをいいます。
企業等を中心に6色の虹色(性の多様性を尊重する象徴)*のレインボーフラッグやステッカーを掲示するなど、アライであることを表明する取組も広がっています。
アライが増えていくことが、誰もが多様性を認め合いながら、いきいきと輝く社会の実現につながります。
性的マイノリティの当事者やその家族等が抱える課題解決を図るために、性的マイノリティに関する支援方針を策定しました。
平成30年度から、この支援方針に基づいて、性的マイノリティ支援の充実に取り組みます。
「パートナーシップ宣誓の取扱いに関する要綱」を策定し、パートナーシップの宣誓による宣誓書受領証の交付を通じ、性的マイノリティの方々が抱えるいきづらさの解消につなげます。
LGBTをはじめとする性的マイノリティの方やその周りの方々が、安心して相談できるLGBT電話相談や様々な相談・問合せ窓口を開設しています。
当事者の方が安心して過ごせる場づくりとして、毎月1回交流事業を実施します。
性的マイノリティの交流事業はこちら
性的マイノリティの支援に取り組む企業を登録し、その情報を広く発信することにより、性的マイノリティに対する市民や社会の関心・理解を深め、多様性を認め合う共生社会の実現をめざす制度です。