現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の人権・男女共同参画の中の人権の中の性的マイノリティ(LGBT)から性的マイノリティに関する支援方針を策定しました
更新日: 2019年6月21日

性的マイノリティに関する支援方針を策定しました

 福岡市では,国籍や年齢,性の違い,障がいの有無などに関わらず,誰もがすべての人への思いやりを持ち,多様性を認め合いながら,いきいきと輝くまちをめざしています。
 この度,LGBTをはじめとする性的マイノリティの当事者やその家族等が抱える課題解決を図るために,性的マイノリティに関する支援方針を策定しました。
 平成30年度から,この支援方針に基づいて,性的マイノリティ支援の充実に取り組みます。



策定の趣旨

 性的マイノリティ当事者やその家族等が抱える課題解決のためには,その支援の姿勢を明確に示し,具体的な支援を行うとともに社会的理解の促進を図ることが重要であることから,その基本的な考え方及び具体的な取組みを示すもの 


基本理念

 市民が性的指向や性自認に関する正しい理解と認識を深め,性的マイノリティを「身近な存在」,「多様な存在」として認識し,お互いを尊重し合いながら,多様性を認め合う共生社会の実現を目指すもの

    

取組体系

 性的マイノリティ当事者やその家族等に対する支援事業と,市民や企業等に対する教育・啓発事業を2つの柱として実施
 (※ 詳細は,性的マイノリティ支援方針をご覧ください。)




LGBTとは

=レズビアン 女性として女性が好きな人
=ゲイ 男性として男性が好きな人
B=バイセクシュアル 性別に関わらず恋愛対象になる人
T=トランスジェンダー 生まれた時に割り当てられた性別とは異なる性別を生きる人(性同一性障がい者を含む)
性的マイノリティ(典型的とされていない性的指向*や性自認*を持つ方)の総称の一つとしても使われています。
*性的指向:好きになる性
*性自認:自認する性

 この他にも,アセクシュアル(無性愛者),クエスチョニング(性自認や性的指向が明確でなく揺れ動いている人)など,様々な人がいます。
 これらは,個人の趣味や一過性のものではなく,本人の意思で変えられるものではありません。 


 

 各種調査によると,性的マイノリティは日本の人口の約8%とも言われています。
 社会の「当たり前」によって困難を抱えている当事者やそのご家族など,身の回りにいるかもしれません。まずは,一人ひとりが正しい知識と理解を深めることが,誰もが自分らしくいきいきと輝ける社会の実現の大きな一歩となります。