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更新日:2023年6月8日

選挙の種類


選挙の種類
種類 区分 選挙権 被選挙権 選挙期日※注1 任期満了日 定数
衆議院議員 小選挙区 満18歳以上の日本国民 日本国民で満25歳以上 令和3年10月31日 令和7年10月30日 289人
(各選挙区1人)
比例代表 176人(うち、九州ブロック20人)
参議院議員 選挙区 満18歳以上の日本国民 日本国民で満30歳以上 (1)令和元年7月21日
(2)令和4年7月10日
※注2
(1)令和7年7月28日
(2)令和10年7月25日
※注2
148人(うち、福岡県選挙区6人)
比例代表 100人
福岡市議会議員 ・満18歳以上の日本国民
・引き続き3か月以上福岡市内に住所を有している者
・日本国民で満25歳以上
・その選挙の選挙権を有すること
令和5年
4月9日
令和9年
5月1日
62人(各区ごとに定数がある【下表】)
福岡市長 日本国民で満25歳以上 令和4年
11月20日
令和8年
12月6日
1人
福岡県議会議員 ・満18歳以上の日本国民
・引き続き3か月以上福岡県内の同一市町村に住所を有していたことがあり、かつ、その後も引き続き福岡県内に住所を有している者
・日本国民で満25歳以上
・その選挙の選挙権を有すること
令和5年
4月9日
令和9年
4月29日
87人(福岡市で23人:各区ごとに定数がある【下表】)
福岡県知事 日本国民で満30歳以上 令和3年
4月11日
令和7年
4月10日
1人

※注1 ここでの選挙期日とは、現職者について選挙が行われた日です。

※注2 参議院議員は3年ごとに半数が改選されます。


福岡市議会議員及び福岡県議会議員の定数
東 区 博多区 中央区 南 区 城南区 早良区 西 区 合 計
福岡市議会議員 12 9 7 11 6 9 8 62
福岡県議会議員 5 3 3 4 2 3 3 23

衆議院議員総選挙


選挙の概要

  • 小選挙区選挙と比例代表選挙の二つの選挙によって議員を選びます。
  • 小選挙区選挙は全国289の選挙区から1人ずつ議員を選びます。
  • 比例代表選挙は全国11の選挙区(ブロック)ごとに行われ、各政党の得票数に応じて議員を選びます。

小選挙区選挙

各選挙区からそれぞれ1人の議員を選びます。

小選挙区選挙
選挙区 選挙区区域
福岡県第1区
  • 東区(第4区に属する区域を除く)
  • 博多区
福岡県第2区
  • 中央区
  • 南区(福岡県第5区に属する区域を除く)
  • 城南区(福岡県第3区に属する区域を除く)
福岡県第3区
  • 城南区〔七隈投票区、梅林投票区に属する区域〕                                 
    • 七隈三丁目(6番、7番、8番1号から8番23号まで、8番25号から8番30号まで、8番45号、8番46号、9番から14番まで、20番5号から20番24号まで、21番から23番まで) 
    • 七隈四丁目 
    • 七隈五丁目 
    • 七隈六丁目 
    • 七隈七丁目 
    • 七隈八丁目 
    • 干隈一丁目 
    • 干隈二丁目 
    • 梅林一丁目 
    • 梅林二丁目 
    • 梅林三丁目 
    • 梅林四丁目 
    • 梅林五丁目 
    • 大字梅林
  • 早良区
  • 西区
  • 糸島市
福岡県第4区
  • 東区〔多々良第一投票区、多々良第二投票区、八田投票区、青葉第一投票区、青葉第二投票区に属する区域〕                                 
    • 大字香椎(1番から118番まで)
    • 蒲田1丁目~5丁目
    • 大字名子
    • みどりが丘1丁目~3丁目
    • 名子1丁目~3丁目
    • 青葉1丁目~7丁目
    • 土井1丁目~4丁目
    • 八田1丁目~4丁目
    • 多々良1丁目、多々良2丁目
    • 若宮1丁目
    • 多の津1丁目~5丁目
    • 松島3丁目(31番から35番まで)
    • 松島5丁目(21番から29番まで)
  • 宗像市
  • 古賀市
  • 福津市
  • 糟屋郡
福岡県第5区
  • 南区〔弥永投票区、弥永西投票区、老司投票区、鶴田投票区に属する区域〕                               
    • 曰佐三丁目 
    • 警弥郷一丁目 
    • 警弥郷二丁目 
    • 警弥郷三丁目 
    • 柳瀬一丁目 
    • 柳瀬二丁目 
    • 弥永一丁目 
    • 弥永二丁目 
    • 弥永三丁目 
    • 弥永四丁目 
    • 弥永五丁目 
    • 弥永団地 
    • 野多目四丁目(14番から17番まで、18番15号から18番60号まで、31番,32番) 
    • 野多目六丁目 
    • 老司一丁目(1番18号から1番25号まで、5番1号から5番17号まで、5番37号から5番53号まで、7番1号から7番8号まで、7番29号から7番39号まで、8番から35番まで) 
    • 老司二丁目 
    • 老司三丁目 
    • 老司四丁目 
    • 老司五丁目 
    • 鶴田一丁目 
    • 鶴田二丁目 
    • 鶴田三丁目 
    • 鶴田四丁目(1番9号から1番43号まで、2番、3番1号から3番4号まで、3番25号から3番37号まで、3番55号から3番60号まで、4番から54番まで) 
    • 柏原一丁目(26番) 
    • 柏原二丁目
  • 筑紫野市
  • 春日市
  • 大野城市
  • 太宰府市
  • 朝倉市
  • 那珂川市
  • 筑前町
  • 東峰村

比例代表選挙

福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県を九州選挙区(ブロック)とし、20人の議員を選びます。


投票

小選挙区選挙、比例代表選挙それぞれ投票します。
小選挙区選挙は候補者名を、比例代表選挙では政党名を書いて投票します。
小選挙区選挙は定数289人、比例代表選挙は定数176人で、総定数は465人です。


小選挙区選挙

小選挙区選挙は候補者名を書いて投票します。

定数は289人です。


比例代表選挙

比例代表選挙は政党名を書いて投票します。

定数は176人です。


当選人

小選挙区選挙では、それぞれの選挙区で得票数の最も多い候補者が当選人となります。
比例代表選挙では、全国11の選挙区(ブロック)ごとに各政党の得票数に応じて当選人数が配分(ドント方式)され、各政党の候補者名簿の順番に従って当選人が決まります。


比例代表選挙の当選人の決定方式(ドント方式)

各政党の得票数(A)を1、2、3・・・と、名簿登載者数までの整数で割った答え(B)の大きいものから順次それぞれの政党の当選人数(C)となり、各政党の候補者名簿の順番に従って当選人が決まります。



定数10人の選挙区(ブロック)の場合
政党名 A党 B党 C党 D党
名簿登載者数 5人 4人 3人 2人
得票数(A) 4,200票 3,200票 2,000票 1,800票
整数1で割った答(B) 1位4,200票 2位3,200票  4位2,000票   5位1,800票
整数2で割った答(B) 3位2,100票 6位1,600票      10位1,000票    900票
整数3で割った答(B) 7位1,400票 8位1,066.7票 666.7票
整数4で割った答(B) 9位1,050票 800票   
整数5で割った答(B) 840票
当選人数(C) 4人 3人 2人 1人

順位は、整数で割った答(B)の大きい順を示しています。








小選挙区選挙と比例代表選挙の両方に立候補した場合の当選人の決定

衆議院議員総選挙は、小選挙区選挙と比例代表選挙の両方に立候補することが出来ます(重複立候補)。


【例】
ある政党は、小選挙区選挙に立候補した候補者のうち、A・B・Cの3人を比例代表選挙の名簿にも同一順位で登載しました。
選挙の結果、小選挙区ではAが当選、B・Cは落選しました。
落選したB・Cの得票数と、その選挙区の当選人の得票数との割合(惜敗率)はBが80%、Cが90%でした。
この政党は比例代表選挙で2議席を獲得しました。
名簿の当選人となるべき順位は次のとおりです。

小選挙区選挙の結果
小選挙区名 氏名 当・落
○○選挙区 A
△△選挙区 B 落:惜敗率80%
□□選挙区 C 落:惜敗率90%

比例代表選挙の名簿の順位
届出順位 氏名 当選順位
1位 (1)当
2位 重複立候補(同一順位) A 対象外
2位 重複立候補(同一順位) B:惜敗率80% 3 落
2位 重複立候補(同一順位) C:惜敗率90% (2)当
5位 4 落


このような場合、比例代表選挙の当選人は次のように決定されます。

  1. まず、名簿の順位1位の甲が当選人となります。
  2. 第2位にA・B・Cが登載されていますが、小選挙区で当選したAは名簿には登載されていないものとみなされ、第2位はB・Cのみとなります。
  3. 次に惜敗率によりB・Cの順位を決めます。惜敗率はBが80%、Cが90%なので、当選人となるべき順位はCが2位、Bが3位となります。
  4. この政党は2議席を獲得しているので、Cがもう一人の当選人となります。

参議院議員通常選挙


選挙の概要

  • 選挙区選挙と比例代表選挙の二つの選挙によって議員を選びます。
  • 選挙区選挙は各都道府県を単位とした選挙区から議員を選びます。福岡県選挙区の定数は6人です。
  • 比例代表選挙は全国を単位に行われます。

投票

選挙区選挙、比例代表選挙それぞれ投票します。
選挙区選挙は候補者名を、比例代表選挙では候補者名か政党名のいずれかを書いて投票します。
選挙区選挙は定数148人、比例代表選挙は定数100人で、総定数は248人です。
※3年ごとに半数が改選されます。


選挙区選挙

選挙区選挙は候補者名を書いて投票します。

定数は148人です。


比例代表選挙

比例代表選挙は候補者名か政党名のいずれかを書いて投票します。

定数は100人です。


当選人

  • 選挙区選挙では、それぞれの選挙区で得票数の多い候補者から順に当選人となります。
  • 比例代表選挙では、各政党の得票数(政党名の得票+その政党の名簿に登載された候補者個人の得票)に応じて政党ごとの当選人の数が配分(ドント方式)されます。各政党の当選人の数の中で、得票数の多い候補者から順に当選人が決まります。

※令和元年の参議院議員通常選挙から比例代表選挙に「特定枠」が追加されました(詳しい内容は総務省ホームページをご覧ください。)。


比例代表選挙の当選人の決定方法

各政党の得票数

  • A党の得票数=政党名の得票数+A党候補者個人の得票数
  • B党の得票数=政党名の得票数+B党候補者個人の得票数

各政党の得票数に応じてドント方式により、政党ごとの当選人数が決まります。
(ドント方式については衆議院議員総選挙の説明をご参照ください。)


当選人の決定

A党の当選人の数が3人、B党が2人、C党が2人(うち1人は特定枠名簿登載者)となった場合



A党得票数が400万票の場合


A党 得票数の一覧表
当落 氏名・政党名 得票数
○山 ○太 120万票
○田 ○子 100万票
○本 ○郎 80万票
○川 ○恵 60万票
政党名の投票 40万票


B党得票数が300万票の場合


B党 得票数の一覧表
当落 氏名・政党名 得票数
△野 △代 90万票
△水 △男 70万票
△木 △治 50万票
△藤 △穂 30万票
政党名の投票 60万票


C党得票数が300万票の場合


C党 得票数の一覧表
当落 氏名・政党名 得票数
□中 □助(特定枠名簿登載者)  対象外
□下 □美 100万票
□上 □乃 80万票
□松 □正 60万票
□谷 □次 20万票
政党名の投票 40万票

※特定枠名簿登載者は、優先的に当選人となります。制度の詳細は総務省ホームページをご覧ください。



その他の項目