福岡市では、人生100年時代を見据え、誰もが心身ともに健康で自分らしく生きていける個人の幸せと、持続可能な社会を両立できる健寿社会のモデルをつくるプロジェクト「福岡100」を、産学官民 “オール福岡” で推進しています。
この「福岡100」のひとつとして、認知症の人やその家族がいきいきと暮らせる認知症にやさしいまち「認知症フレンドリーシティ」を目指します。認知症にやさしいまちは、市民のみなさんが安心して暮らせるまちです。
みなさん、私たちと一緒に一人ひとりのこころ豊かな「認知症フレンドリーシティ」を創ってみませんか。
動画「福岡100 認知症フレンドリーシティ」はこちらからご覧ください。
「認知症フレンドリーシティ」の実現に向け、新たなプロジェクトを展開しています。
認知症になっても「自分らしく」暮らすために、認知症の人の「支援」から「活躍」へのステップアップを図る新たなチャレンジとして、政令指定都市で初めて「福岡オレンジパートナーズ」を設立します。
主な取り組みとして、認知症の人と企業・団体が円滑に連携していくため、日本で初めて認知症の人だけが参加できる「オレンジ人材バンク」を設立し、認知症とともに長く自分らしく活躍することにつなげます。
やさしさを伝える認知症ケア技法であるユマニチュードについての講習会を、地域や小中学校の児童生徒を対象に開催しています。
認知症の人や家族などが、地域の人、介護や福祉の専門職などと気軽に交流ができる場所「認知症カフェ」の開設を促進しています。
認知症の人がストレスなく安心して生活できる環境を整備するためのガイドライン「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」を策定し、公共施設をはじめ、高齢者施設などへのデザイン導入を推進しています。
認知症サポートチームが物忘れなどが気になる人のご自宅を訪問し、ご相談に対応します。
認知機能の簡易検査ができるタブレットを活用し、早めの医療機関受診や認知症の予防を進めています。
各区の健康イベントなどで物忘れチェックを行い、結果に応じてかかりつけ医への受診を勧奨するなどしています。