認知症になっても「自分らしく」暮らすために、認知症の人の「支援」から「活躍」へのステップアップを目指して、令和3年6月に産学官民オール福岡で構成する「福岡オレンジパートナーズ」を設立しました。
(令和6年3月末現在 福岡オレンジパートナーズ登録数 110社・団体)
福岡オレンジパートナーズとは、認知症の人とその家族、企業・団体、医療・介護・福祉事業者、行政で構成し、認知症について自主的に「知る」「考える」「つながる」「行動する」ためのコンソーシアムです。認知症になっても自分らしく生きるために何ができるかを考え、実際の取り組みにつなげていくことを目指します。
福岡オレンジパートナーズの取り組みとして、認知症の人と企業・団体が円滑に連携していくため令和3年6月、国内で初めて認知症の人だけが参加できる「オレンジ人材バンク」を設立しました。認知症の人と企業が双方向で関わりを持ち、製品やサービス開発などを行うことで、共に暮らせる共生社会を構築し、認知症とともに自分らしく活躍することにつなげます。
企業が認知症の人の声を取り入れた製品やサービス開発などを行うためのモニター制度を創設
講演などを通して、企業などが認知症の人の話を実際に聞く機会を創出します。
認知症になっても自分らしく暮らしやすい社会の実現のために意見やアイデアを発し、社会への参加や活躍する機会を創出します。
認知症の人と企業が雇用契約を結び、定期的に働き社会で活躍する機会を創出します。
福岡オレンジパートナーズに参加している認知症の人や企業などが集まって、認知症に関する勉強会「NEXTミーティング」を開催しています。
認知症の人が自分らしく生きるために何ができるかを考え、実際の取り組みにつなげていくことを目指します。
福岡オレンジパートナーズやオレンジ人材バンクに参加する認知症の人をはじめ、企業・団体、医療・介護・福祉事業者を募集します。
参加をご希望の場合は下記お問い合わせ先までお問い合わせください。
福岡オレンジパートナーズでは、これまで「認知症の人にもやさしい園芸用品」や「認知症の人も楽しめる歌劇」「認知症の人にもやさしいガスコンロ」など、認知症フレンドリーな商品・サービスの開発を支援し、そのノウハウ等を蓄積してきました。
今後、急増する認知症の人が、住慣れた地域で安心して自分らしく暮らし続けるためには、様々な製品・サービスが必要になります。
そこで、認知症フレンドリーな製品・サービス開発に、興味がある企業や支援を希望する企業等を募集します。
お申込み・問い合わせは、下記お問合せ先まで。
なお、ノウハウ等の提供、認知症の人との協働については、福岡オレンジパートナーズへの参加が必要となります。