現在位置:福岡市ホームの中の健康・医療・福祉の中の高齢・介護の中の認知症から福岡オレンジパートナーズ
更新日: 2023年7月13日

政令指定都市初!福岡オレンジパートナーズを設立

 認知症になっても「自分らしく」暮らすために、認知症の人の「支援」から「活躍」へのステップアップを目指して、政令指定都市として初めて、産学官民オール福岡で構成する「福岡オレンジパートナーズ」を令和3年6月に設立しました。
 (令和5年3月末現在 福岡オレンジパートナーズ登録数 93社・団体)


福岡オレンジパートナーズとは


 福岡オレンジパートナーズとは、認知症の人とその家族、企業・団体、医療・介護・福祉事業者、行政で構成し、認知症について自主的に「知る」「考える」「つながる」「行動する」ためのコンソーシアムです。認知症になっても自分らしく生きるために何ができるかを考え、実際の取り組みにつなげていくことを目指します。

福岡オレンジパートナーズ

日本初!認知症の人だけが参加できる「オレンジ人材バンク」を設立

 福岡オレンジパートナーズの取り組みとして、認知症の人と企業・団体が円滑に連携していくため、国内で初めて認知症の人だけが参加できる「オレンジ人材バンク」を令和3年6月に設立しました。認知症の人と企業が双方向で関わりを持ち、商品開発などを行うことで、共に暮らせる共生社会を構築し、認知症とともに長く自分らしく活躍することにつなげます。

企業・団体から認知症の人へアプローチ 

企業が当事者の声を聞く「この商品どう?」

 企業が認知症の人の声を取り入れた商品開発を行うためのモニター制度を創設

当事者の生活や困りごとなどを知る「当事者の話が聞きたい」

 講演などを通して、企業などが認知症の人の話を実際に聞く機会を創出します。

認知症の人から企業・団体へアプローチ

当事者が企業へ声を届ける「こんなのあったらいいな」

 認知症になっても自分らしく暮らしやすい社会環境実現のために意見やアイデアを発し、社会への参加や活躍する機会を創出します。

当事者が企業で就労する「認知症になっても働きたい」

 認知症の人が企業と雇用契約を結んで、定期的に働き社会で活躍する機会を創出します。

事業イメージ

オレンジ人材バンク
  

認知症に関する勉強会「NEXTミーティング」を開催

 福岡オレンジパートナーズに参加している認知症の人や企業などが集まって、認知症に関する勉強会「NEXTミーティング」を開催しています。
 認知症の人が自分らしく生きるために何ができるかを考え、実際の取り組みにつなげていくことを目指します。


認知症の人や企業などの参加募集

 福岡オレンジパートナーズやオレンジ人材バンクに参加する認知症の人をはじめ、企業・団体、医療・介護・福祉事業者を募集します。
 参加をご希望の場合は下記お問い合わせ先までお問い合わせください。



認知症フレンドリーな商品・サービス開発支援の本格実施

 福岡オレンジパートナーズでは、これまで「認知症の人にもやさしい園芸用品」や「認知症の人も楽しめる歌劇」など、認知症フレンドリーな商品・サービスの開発を支援し、そのノウハウ等を蓄積してきました。
 今後、急増する認知症の人が、住慣れた地域で安心して自分らしく暮らし続けるためには、様々な商品・サービスが必要になります。
そこで、認知症フレンドリーな商品・サービス開発に、興味がある企業や支援を希望する企業等を募集します。
 お申込み・問い合わせは、メール(ninchi-shien.PWB@city.fukuoka.lg.jp)で認知症支援課へ。
 なお、ノウハウ等の提供、認知症の人との協働については、福岡オレンジパートナーズへの参加が必要となります。



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