現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の港湾・アイランドシティの中の博多港の中の環境共生への取組みから自然環境の保全と創造
更新日: 2023年5月18日

自然環境の保全と創造


 博多港は、都市にありながら豊かな自然に恵まれています。そこで、博多湾東部のエコパークゾーンを中心として、様々な自然環境の保全と創造に向けた取組を積極的に推進しています。
 これらの取組を紹介します。


覆砂

 海底に堆積した底泥を良質な砂で覆うことにより、底泥からの窒素、リンなどの栄養塩類の溶出を抑えて水質・底質を改善するとともに、豊かな自然生態系の創出を図る手法で、エコパークゾーンの御島ゾーンで実施して効果を上げています。


作澪

 海底に澪筋<溝(みぞ)>をつくることにより、海水交換を促進させ、水質・底質の改善を図る手法で、エコパークゾーンの御島ゾーンで実施して効果を上げています。


アマモ場づくり

 アマモ場は、稚魚の成育場や産卵場などの豊かな生態系を育む場の形成、栄養塩の吸収による水質浄化、更には二酸化炭素を吸収するため、地球温暖化防止にも役立ちます。エコパークゾーンの御島ゾーンで実施して効果を上げています。


生物生息環境に配慮した海岸の整備(護岸・養浜など)

 博多港では、護岸を緩傾斜にしたり、自然石を用いるなど、様々な生物の生息環境に配慮して海岸整備を進めています。併せて、市民が海辺と触れ親しむ場としての整備も進めています。


「アイランドシティはばたき公園」の整備

 アイランドシティの北東部に、エコパークゾーンの和白干潟や海域等との機能分担や連携を図りながら、人と自然の共生を象徴する空間として整備を進めています。
 具体的には、自然との身近なふれあいができ、環境学習の拠点となるとともに、多様な生物の生育環境の創出を図ることを目指しています。
 現在は園内の施設整備に着手し、段階的な整備を行うとともに、市民やNPO等と連携した管理運営にむけた取り組みを進めています。
 また、公園内の湿地については、はじめから全てをつくり込まず、自然の状況変化に柔軟に対応できるように順応的管理手法を導入しています。


「アイランドシティはばたき公園」の整備に関するお問い合わせ先

 部署: 港湾空港局 アイランドシティ事業部 計画調整課
 住所: 福岡市博多区沖浜町12の1
 電話番号: 092-282-7037
 FAX番号: 092-282-7044
 E-mail: keikaku-c.PHB@city.fukuoka.lg.jp



市民共働による環境保全活動

 和白干潟で活動している市民団体と「和白干潟保全のつどい」を結成し、市民共働で環境保全活動を実施しています。