福岡市では、豊かな博多湾の環境を次世代に引き継ぐため、博多湾の環境保全・創造の活動に取り組んでいます。
「福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度」では、博多湾のアマモなどの藻場が吸収・固定したCO2量をクレジット化(※注)し、「博多湾ブルーカーボン・クレジット」として販売しています。クレジットの販売収益は、「博多湾NEXT会議」のアマモ場づくり活動をはじめ、博多湾の環境保全創造の取組みに活用しています。
「博多湾ブルーカーボン・クレジット」を購入することで、市民の日常生活や企業の事業活動で排出しているCO2量のうち、どうしても減らせないCO2量のオフセット(埋め合わせ)に活用できるとともに、博多湾の環境保全活動を支援していただける制度となっています。
(※注)クレジット化:温室効果ガスの削減・吸収量を、決められた方法に従って数値化し、取引可能な形態にすること。
植物は、光合成によって大気中のCO2を吸収し、炭素を固定(隔離)します。森林や都市の緑など、陸上の植物が固定(隔離)する炭素のことを「グリーンカーボン」といいます。これに対し、海草(アマモなど)や海藻、植物プランクトンなど、海の生物の作用で海中に取り込まれる炭素のことを「ブルーカーボン」といいます。
福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度概要 (2,140kbyte)
●「福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度」って何!? (3,790kbyte) ←マンガで分かりやすく説明しています!
●令和5年度の募集は終了しました。