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更新日: 2023年8月22日

各ふ頭のご案内


世界に開かれた九州の海の玄関口

 博多港は日本海に面していながらも2つの半島に囲まれているため、 おだやかな天然の良港となっており、いまや我が国を代表する港の一つです。
 公共ふ頭として、アイランドシティ、香椎パークポート、箱崎ふ頭、中央ふ頭、博多ふ頭、須崎ふ頭、東浜ふ頭、荒津地区があります。







アイランドシティ


最新鋭の国際物流拠点


 平成15 年に供用を開始したアイランドシティコンテナターミナルは、大型コンテナ船が接岸できる水深14m・15m の岸壁を整備し、6 基のコンテナクレーンとCO2 排出量を大幅に削減したトランスファークレーンを用い、博多港のコンテナ取扱量の約6 割を取り扱っています。背後地には、青果市場や物流倉庫群を控え、国際物流の拠点形成を目指しています。


アイランドシティの航空写真

平面図

アイランドシティの平面図

係留施設

バース名称 水深(m) バース数 延長(m)
①~④ 1~4号岸壁-7.54520
⑤ 5号岸壁-11.01190
⑥ 6号岸壁-14.01330
⑦~⑧ 7~8号岸壁-15.02560

ふ頭概況


総面積 205.8ha(みなとづくりエリア)(平成6年~埋立中)
取扱貨物量 約927万トン
主な取扱貨物 ゴム製品、家具装備品、完成自動車、衣類・身廻品・はきもの、自動車部品


港湾施設(公共)


[岸壁]給水設備 23カ所
[上屋]外貿コンテナ上屋 1棟 2,304㎡
[荷役機械]コンテナクレーン6基
[荷役機械]トランスファークレーン26基
野積場 609,853㎡


魅力紹介サイト「ワンダフルワン」


 アイランドシティの魅力紹介サイト「ワンダフルワン」では、先進的な取り組み、地域コミュニティ活動、自然環境、企業の立地等の情報を分かり易く紹介しています。
 また、アイランドシティ中央公園や公民館などの関連サイトとも連携しており、アイランドシティ全体の動きを知ることができます。
ぜひご覧ください。
 アイランドシティの魅力紹介サイト「ワンダフルワン」



香椎パークポート


コンテナや完成自動車を扱う、緑あふれるふ頭

 平成6 年に供用を開始した香椎パークポートコンテナターミナルは、大型コンテナ船に対応した水深13 mの岸壁に4 基のコンテナクレーンと機動力に長けたストラドルキャリアを備え、博多港のコンテナ取扱量の約3 割を取り扱っています。
 取扱貨物の一つに完成自動車があり、博多港から輸出される完成自動車の大半を扱っています。
 エリア内には充実した港湾施設とともに、大規模な公園、緑地を有しており、良好な港湾環境を形成しています。


香椎パークポート航空写真

平面図


香椎パークポートの平面図

係留施設


バース名称 水深(m) バース数 延長(m)
①~③ 1~3号岸壁 -7.53390
④~⑤ 4~5号岸壁 -13.02600
⑥ 6号岸壁-11.01190
⑦~⑨ 7~9号岸壁-7.53390


ふ頭概況


総面積 92.3ha(昭和62年~平成10年埋立)
取扱貨物量 約972万トン
主な取扱貨物 完成自動車、取合せ品、製造食品、動植物性製造飼肥料、家具装備品


港湾施設(公共)


[岸壁]給水設備 23カ所
[上屋]内貿コンテナ上屋 1棟 4,001㎡
[荷役機械]コンテナクレーン4基
[荷役機械]ストラドルキャリア17台
野積場 372,717㎡

コンテナターミナル

 博多港の国際海上コンテナ貨物の約9割を扱うアイランドシティコンテナターミナルと香椎パークポートコンテナターミナル。両ターミナルは、364日24時間体制で稼働し、ITを駆使したシステムで一元的に管理運営されています。
 平成23年3月の港湾法改正に伴い新たに創設された「港湾運営会社制度」を平成26年4月から導入し、民間活力を活かした港湾運営の更なる効率化や、より利用者のニーズに沿った使いやすい港づくりを推進しています。

詳しくはコンテナターミナル紹介ページをご覧ください。





箱崎ふ頭


箱崎ふ頭航空写真


様々な港湾関連施設を配置した博多港最大のふ頭


陸上の高速交通体系に直結アクセス
 穀物や青果などの食品、自動車など実に様々な貨物が集まってきます。製粉工場をはじめとする食品工業団地や大規模な流通センターも整備されています。
 また、都市高速道路のランプ2 カ所がふ頭に直結し、九州自動車道や福岡空港へダイレクトにつながるほか、JR 貨物福岡ターミナルが隣接し、ロスのない複合一貫輸送が可能です。


平面図


箱崎ふ頭平面図


係留施設


バース名称 水深(m) バース数 延長(m)
①~③ 1~3号岸壁 -7.53390
④ 4号岸壁 -10.01185
⑤ 5号岸壁-12.01240
⑥~⑩ 6~10号岸壁-7.55650
⑪ 11号岸壁-7.51230
⑫・⑬ 12・13号岸壁-12.02480
⑮・⑯ 物専港岸壁-10.02360
木材港ドルフィン-10.01280


ふ頭概況


総面積 263.5ha(昭和44年~平成15年埋立)
取扱貨物量 約510万トン
主な取扱貨物 完成自動車、その他輸送機械、取合せ品、麦、野菜・果物

港湾施設(公共)


[岸壁]給水設備 19カ所
[上屋]青果上屋 2棟 11,224㎡
[上屋]ROROターミナル上屋1棟 1,500㎡
[荷役機械]ニューマチックアンローダ1基(400t/h)
[荷役機械]機械式アンローダ1基(400t/h)
野積場 371,257㎡
立体車両野積場 1棟
水面貯木場74,104㎡

青果上屋青果上屋の外観写真
立体車両野積場立体車両野積場の外観写真
穀物専用船穀物専用船の外観写真
輸出用建設機械輸出用建設機械の外観写真




ウォーターフロントを活かした海の玄関口

 中央ふ頭・博多ふ頭地区は、九州・アジアの海の玄関口として、多くの人々で賑わう海に開かれた集客交流拠点となっています。
 福岡市では、このような立地ポテンシャルなどを活かして、新たな都心拠点の形成に向けた取組みを進めています。




中央ふ頭

中央ふ頭航空写真



物流拠点・国際交流拠点機能の充実


 中央ふ頭は、高度化倉庫などによる物流拠点であるとともに、国際会議場、展示場、ホールなどMICE関連施設も集約しており、多くの国際会議等が開催されています。博多港国際ターミナルやクルーズセンターは、釜山港への旅客船やクルーズ船の利用者で賑わいを見せています。


平面図


中央ふ頭平面図


係留施設


バース名称 水深(m) バース数 延長(m)
③ 3号岸壁 -7.51130
④ 4号岸壁 -9.01220
⑤ 5号岸壁-10.01269
⑥ 6号岸壁-10.51330
⑦~⑧ 7~8号岸壁-5.54360
⑨~⑪ 9~11号岸壁-7.53390
⑫ 12号岸壁-6.51161

ふ頭概況


総面積 48.7ha(昭和12年~平成7年埋立)
取扱貨物量 約57万トン
主な取扱貨物 完成自動車、動植物性製造飼肥料、自動車部品、水産品、産業機械

港湾施設(公共)


浮さん橋(バース数) 2
[岸壁]給水設備 34カ所
[上屋]一般雑貨上屋1棟 1,105㎡
[上屋]国際ターミナル1棟 11,230㎡
[上屋]クルーズセンター2,801㎡
荷捌き地 784㎡
野積場 61,591㎡



博多ふ頭


博多ふ頭航空写真

にぎわいのある交流拠点の充実


 博多ふ頭は「博多ポートタワー」や「博多港ベイサイドミュージアム」、そして、旅客ターミナルと、海産物市場や飲食店等を併設した「ベイサイドプレイス博多」により、にぎわいのある交流拠点づくりが進められています。


平面図


博多ふ頭平面図


係留施設


バース名称 水深(m) バース数 延長(m)
②2号岸壁 -5.51105
③3号岸壁 -7.51147

ふ頭概況


総面積 4.9ha(昭和35年~49年埋立)
取扱貨物量 約12万トン
主な取扱貨物 取合せ品、製造食品、飲料、動植物性製造飼肥料、水

港湾施設(公共)


浮さん橋(バース数) 5
ベイサイドプレイス博多 第1ターミナル 延5,790㎡
ベイサイドプレイス博多 利便施設延3,360㎡
第2ターミナル延3,620㎡
博多ポートタワー高さ 約100m
博多港ベイサイドミュージアム 延328㎡
交通広場 約1,400㎡
サンセットパーク 約4,000㎡
野積場 3,210㎡



須崎ふ頭


須崎ふ頭航空写真


大規模な保管施設を備えた九州の穀物基地
主に海外から輸入した穀物を取り扱い、大規模な保管施設を備えています。1時間に400トンの穀物を吸い上げるニューマチックアンローダや大規模なサイロなど、最新の荷役機械、保管施設を備え、九州における重要な穀物流通基地として機能しています。


平面図


須崎ふ頭平面図


係留施設


バース名称 水深(m) バース数 延長(m)
① 1号岸壁 -7.51130
②~④ 2~4号岸壁 -12.02553
⑤・⑥ 5・6号岸壁-7.52260
⑦~⑩ 7~10号岸壁-5.55450
長浜① 長浜1号岸壁-5.54360
長浜② 長浜2号岸壁-5.54360

ふ頭概況


総面積 79.1ha(昭和13年~53年埋立)
取扱貨物量 約115万トン
主な取扱貨物 麦、とうもろこし、鋼材、その他農産品、石灰石

港湾施設(公共)


[岸壁]給水施設 8カ所
[上屋]一般雑貨上屋 14棟 35,944㎡
[荷役機械]ニューマチックアンローダ 2基(400t/h)
[荷役機械]機械式アンローダ 1基(400t/h)
荷捌き地 12,386㎡
野積場 17,422㎡



東浜ふ頭


東浜ふ頭航空写真


建築資材やLPGを取り扱うふ頭
砂、砂利、セメント、鉄鋼などの建築資材の荷捌き、保管施設が立地しているふ頭です。建築資材のほかLPG(液化石油ガス)などを取り扱っています。


平面図


東浜ふ頭平面図


係留施設


バース名称 水深(m) バース数 延長(m)
① 1号岸壁 -4.53200
② 2号岸壁 -5.5180
③ 3号岸壁-5.54430
④ 4号岸壁-7.53390
⑤ 5号岸壁-7.52310

ふ頭概況


総面積 75.1ha(昭和18年~平成6年埋立)
取扱貨物量 約303万トン
主な取扱貨物 砂利・砂、セメント、その他の石油、揮発油、石灰石

港湾施設


給水施設 9カ所
野積場 99,747㎡



荒津地区

荒津地区航空写真


年間取扱量280万トンの石油基地
 昭和45 年に竣功した105 基の貯油施設のある石油中継基地です。年間280 万トン(令和4 年)の石油や重油等を取り扱い、都市圏をはじめ九州で消費される石油製品がこの石油中継基地から各地に届けられます。


平面図


荒津地区平面図


専用係留施設


桟橋(民間施設) 9


地区概況


総面積 33.3ha(昭和13年~45年埋立)
取扱貨物量 約280万トン
主な取扱貨物 揮発油、その他の石油、重油、その他の石油製品、LPG