本市では、都市福岡発展の出発点の一つである鴻臚館を往時の姿に復元することで、福岡が育んできた歴史や文化交流の長い歩みを体感できる場所の整備を進めています。現在、北館東門や塀の一部及び地形等の復元・区画塀の設置に向けた工事が進めているほか、鴻臚館跡展示館の展示リニューアルなど、今後大きくその姿を変えようとしています。
これは、従来型の遺構復元を中心とした史跡整備ではなく、その当時、多くの来訪者が訪れ滞在したように、観光・交流の重要な資源として、新たな賑わい創出に活用していくことを目指しています。また、本史跡周辺における効果に留まらず、本史跡と同じく舞鶴公園に所在する国史跡福岡城跡との歴史重層性としての位置づけの明確化、隣接する大濠公園を含むセントラルパーク構想実現の視点からも、新たな人の動きの形成に重要な役割を果たします。
史跡鴻臚館跡においては、全国における国指定史跡が従来導入してきた手法ではない、新しい時代の史跡マネジメントの仕組みの導入が必要であると考えています。そこで今回の調査では、史跡鴻臚館跡の高質で持続可能な管理運営の実現のため、民間事業者との対話を通じ、史跡鴻臚館跡のコンセプトに沿った管理運営のアイデアや参加しやすい公募条件等を確認し、今後の事業推進の参考とすることを目的としています。
本事業に関心のある法人等
※詳細は「実施要領」の「6.参加資格」を参照してください。
・鴻臚館の特色を活かす管理運営のコンセプト
・鴻臚館の理解促進に向けたアイデア
・鴻臚館エリアの新たな賑わい創出に向けたアイデア
・舞鶴公園・大濠公園への波及効果
・事業実施条件など
https://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/ds-suishin/shisei/kourokanseibikatuyoujigyou.html
https://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/ds-suishin/shisei/kourokanseibikatuyoujigyou.html
https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/koenkeikaku/midori/central_park_kihonkeikaku.html