現在位置:福岡市ホームの中の創業・産業・ビジネスの中の新産業・産学連携から水素リーダー都市プロジェクト
更新日: 2024年4月16日

福岡市水素リーダー都市プロジェクト

福岡市では、水素社会の実現に向けて、水素エネルギー関連産業の振興を目的とした「福岡市 水素リーダー都市プロジェクト」を推進しており、水素の需要と供給の両方を拡大するため、さまざまな取組みを進めています。


新着情報

(下線を選択すると、ページ内のその位置まで移動します。)


目次

下線を選択すると、ページ内のその位置まで移動します。

  1. 下水バイオガス由来の水素ステーションの運営
    福岡市水素ステーションの概要 / 運営団体について
  2. FC(燃料電池)モビリティの導入促進
    Moving e / 給食配送車 / ごみ収集車 / 救急車 / FCV(燃料電池自動車)導入補助 / 市内の水素ステーション
  3. まちづくりへの水素実装
    水素ステーションの整備 / 水素供給パイプラインの整備 / 施設での利活用
  4. 問い合わせ先
    福岡市水素リーダー都市プロジェクトに関すること / 福岡市水素ステーションの営業状況などに関すること

関連リンク

「福岡市水素ステーション」の運営状況は、福岡市グリーン水素活用推進協議会のホームページからご確認いただけます。

「Moving e」の運行など、水素に関する直近のイベント等について、開催が決まりましたら順次掲載しています。

「水素エネルギーが注目される理由」「水素の安全性」「水素社会の実現に向けた福岡市の取組み」について掲載しています。


1. 下水バイオガス由来の水素ステーションの運営

福岡市は、市民の生活排水(下水)から水素を製造しFCV(燃料電池自動車)等へ供給する「世界初」の水素ステーションを、2015年に開設しました。2022年には、商用ステーションとしてリニューアルし、民間事業者とともに運営しています。
2024年4月1日より、営業日を週6日に増やしました。


福岡市水素ステーションの概要

福岡市水素ステーションの写真
所在地

福岡市中央区荒津2丁目2ー1(中部水処理センター内)


営業日時

日曜日~金曜日の午前10時から午後5時まで

  
定休日

土曜日、年末年始(12月29日から1月3日まで)
※定期点検などの臨時休業あり。詳細は福岡市グリーン水素活用推進協議会のホームページ(外部リンク)をご確認ください。


販売価格

1,210円(消費税込)


支払方法

クレジットカート払い、請求書払い(事前申し込み必要。詳細は同協議会ホームページ(外部リンク)をご確認ください。)
※現金不可


運営者

有限責任事業組合福岡市グリーン水素活用推進協議会


有限責任事業組合福岡市グリーン水素活用推進協議会について

本協議会では、福岡市水素ステーションの共同運営に加え、水素ステーションのコスト低減研究や需要開拓などを行っています。

共同事業者:福岡市(事務局)、西部ガス、正興電機製作所、豊田通商、西日本プラント工業、三菱化工機、九州大学(連携協定を締結)


2. FC(燃料電池)モビリティの導入促進

福岡市は、水素の需要創出に向け、行政が率先して水素車両の導入を進めています。2022年にはトヨタ自動車と連携協定を締結し、さまざまなFC(燃料電池)モビリティの導入促進に取り組んでいます。


Moving e

Moving eの横面
Moving eの後面に外部給電器を設営している様子
防災訓練での活用例
世界水泳での活用風景
 

Moving e(ムービング イー)は、水素で走行するだけでなく外部への給電も可能な、移動式の発電・給電システムです。
平常時にはイベントなどで、災害時には避難所などで「フェーズフリー」に活用することができます。

2022年の導入以降、さまざまなイベントで活躍しています。今後の予定は、イベントページをご参照ください。

▼フェーズフリーとは?
身の回りにあるモノやサービスを、日常時はもちろん、非常時にも役立てることができるという考え方


給食配送車

市内の中学校と特別支援学校の給食を配送する車両で、2023年に日本で初めて導入しました。市内全3か所の給食センターで1台ずつが運行しています。
車両のデザインは、市内在住アーティストの津島タカシ氏と、中学校と特別支援学校の生徒が「水素の花」をテーマに共同制作しました。

給食配送車の写真
給食配送車の発表会集合写真

ごみ収集車

2024年に日本で初めて導入しました。福岡市は夜間にごみ収集を行っていますが、燃料電池車両はエンジン音がないため、騒音軽減にもつながります。

ごみ収集車の写真1
ごみ収集車の写真2

救急車

2024年に日本で初めて実証を開始しました。市内全域で運用を行います。

救急車の写真1
救急車の写真2


FCV(燃料電池自動車)導入補助

 ※令和5年度分の募集は終了しました。
市民、事業者の皆さんがFCVを購入・リースする際に、1台当たり60万円を補助しています。補助条件や申込方法など詳細は環境局ホームページをご参照ください。

FCV等補助金のチラシ トヨタのFCVであるMIRAI

市内の水素ステーション

現在、福岡市内には3箇所の水素ステーションがあります。各ステーションの営業時間など詳細は、次世代自動車振興センターのホームページ(外部リンク)をご参照ください。


3. まちづくりへの水素実装

水素社会の実現に向け、FCV(燃料電池自動車)以外の水素利活用も進めるため、新たなまちづくりにおいて、水素の供給や利活用の検討を進めています。


九州大学箱崎キャンパス跡地のまちづくりへの水素実装

水素社会の実現に向けたモデルとして、九州大学箱崎キャンパス跡地において、水素の実装に向け取組みを進めています。
市民の皆さんが水素を身近に感じる機会となるよう、次のことに取り組んでいます。

 
【1】水素ステーションの整備

乗用車やバス、トラック等のFCモビリティへの充填に加え、パイプラインを介してエリア全体にも水素を供給します。

 
【2】水素供給パイプラインの整備

エリア全体への水素供給に向けて、パイプラインを整備します。

 
【3】施設での利活用

公共施設や民間施設において、水素から電気や熱を生み出す純水素燃料電池を導入します。

水素利活用施設イメージ
 
パンフレット「生活に身近な水素の利活用 ~まちづくりへの水素実装~」

サムネイル画像をクリックすると、閲覧とダウンロードができます。

水素利活用施設イメージ

4. 各種問い合わせ先

水素リーダー都市プロジェクトに関すること


福岡市水素ステーションの営業状況などに関すること