ラッピングバス(車体全体に広告デザインが施されたバス)は、新しい広告の形として認知されています。しかし、広告物としては大きく、さまざまな街角で走るため、福岡市ではその影響を考慮し、市民が好感を持ち、まちににぎわいを与える、質の高いデザインであるかどうかを外部の専門家による審査を実施しています。
「広告付きバスシェルター」は、屋根付きのバス停に大型の広告スペースを設けたもので、都市景観を考慮したシンプルなデザイン的魅力と、屋根や夜間照明等の設置によりバス停利用者の快適性・安全性の向上が図られています。
広告内容についても、公共空間に掲出されることを踏まえ、都市景観を向上させる優れたデザイン誘導を行うため、外部の専門家による審査を実施しています。
また、シェルター内に歩行者用地図案内サインを設置して、4カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語)で観光情報や避難場所等の情報を記載して、市民や観光客へのサービス向上を図っています。
※広告付きバスシェルター導入への経緯
平成15年の国土交通省の規制緩和により設置が可能となり、福岡市でも平成18年度に試行の上、導入されました。