現在位置:福岡市ホームの中の創業・産業・ビジネスの中の建築の中の建築物を買う・建てるの中の開発許可、宅地造成規制についてから現況図の作成方法(都市計画法第30条第1項第3号)
更新日: 2024年4月1日

現況図の作成方法(都市計画法第30条第1項第3号)

 このページでは開発許可等を受けようとする方が申請書の一部として提出しなければならない設計図の一つである「現況図」の作成方法を記載しております。

明示すべき事項

 「現況図」は、次の事項を明示し、作成してください。

  • 方位
  • 開発区域の境界 ←※境界線の着色は朱書きとし、凡例(開発区域、工区)に従って記入してください。造成協力地等がある場合は、別の表現(破線等)で明示してください。
  • 地形 ←※標高差を示す等高線は2メートルの標高差を示すものとしてください。
  • 建築物(桃色で着色)及び既存擁壁(練積み造、コンクリート造)等の工作物の位置及び形状
  • 開発区域内及び開発区域の周辺の公共施設・公益施設の位置及び形状
  • 道路、河川又は水路の幅員 ←※現況道路については、幅員の増減が生じる変化点の箇所ごとに幅員を記載してください。
  • 道路交点の地盤高

※ 開発区域周辺の土地利用状況も図示してください。

明示すべき事項(規模が1ヘクタール以上の開発行為のみ)

 規模が1ヘクタール以上の開発行為の場合は、次の事項を「現況図」に追加してください。上記の「現況図」とは別図で作成する場合は、次の事項のほかに、方位、地形、開発区域の境界も明示してください。

  • 令第28条の2第1号に規定する樹木又は樹木の集団の状況 ←※原則として樹木高さ 10メートル以上の位置・樹種・樹高・胸高直径及び樹林高さ 5メートル以上かつ面積 300 平方メートル以上の位置・種類を記入してください。
  • 令第28条の2第2号に規定する切土又は盛土を行う部分の表土の状況 ←※図面の着色は切土部分を黄色の淡色、盛土部分を緑色の淡色としてください。

縮尺

  • 三百分の一~千分の一

凡例

 各種「設計図」で使用する凡例については次のリンク先をご覧ください。

関連リンク

 各種「設計図」の作成方法については、次のリンク先をご覧ください。

※ これらの「設計図」のうち複数の内容を1枚の図面で作成しても構いません。その場合は、見づらくならないように工夫してください。

<<参考>> 手続きの流れ

 開発許可申請の全体の流れについては、次のリンク先をご覧ください。

<<参考>> 関係基準等の引用

法第30条第1項

(許可申請の手続)
第30条 前条第1項又は第2項の許可(以下「開発許可」という。)を受けようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、次に掲げる事項を記載した申請書を都道府県知事に提出しなければならない。
(中略)
(3) 開発行為に関する設計(以下この節において「設計」という。)
(後略)

規則第16条

(開発許可の申請)
第16条 (中略)
2 法第30条第1項第3号の設計は、設計説明書及び設計図(主として自己の居住の用に供する住宅の建築の用に供する目的で行う開発行為にあつては、設計図)により定めなければならない。
(中略)
4 第2項の設計図は、次の表に定めるところにより作成したものでなければならない。ただし、主として自己の居住の用に供する住宅の建築の用に供する目的で行う開発行為にあつては、給水施設計画平面図は除く。(表省略)
(中略)
6 第2項の設計図には、これを作成した者が記名押印又は署名をしなければならない。

<<註>>

 法律等の名称については、次の略称を用います。法:都市計画法、令:都市計画法施行令、規則:都市計画法施行規則、市条例:福岡市開発行為の許可等に関する条例、市規則:福岡市開発行為の許可等に関する規則

 このページの内容は、冊子の『開発許可制度と開発許可申請の手引き』PDFにも収録しております。

【お問合せ先】

部署:住宅都市局建築指導部開発・建築調整課
住所:福岡市中央区天神一丁目8番1号市庁舎4階
電話番号(1):092-711-4587東区、博多区、城南区及び早良区の担当:開発指導第1係
電話番号(2):092-711-4588中央区、南区及び西区の担当:開発指導第2係
FAX番号:092-733-5584
電子メール:kaihatsu-kenchiku.HUPB@city.fukuoka.lg.jp
WEB:開発許可申請等の手引き【開発指導ホームページ】索引附き
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