現在位置:福岡市ホームの中の健康・医療・福祉の中の福祉・障がい者の中の福祉に関する政策,計画などの中のその他の施策、計画に関することから地域共生社会の実現に向けた取組み
更新日: 2024年4月1日

地域共生社会の実現に向けた取組み

社会福祉法が改正され,「地域共生社会の実現」が,これからの地域福祉の基本理念とされています。

地域共生社会の実現とは

 福岡市では,高齢になっても誰もが安心して暮らすことができる地域をめざす「地域包括ケアシステム」の構築に取り組んできました。この「地域包括ケア」の理念は,障がいのある方の社会参加,子どもの貧困の解消など,幅広い分野の課題解決にも通じるものです。
 子どもも,高齢者も,障がい者のある人も,誰もが自分らしく暮らし,共に生きるまち。
 様々な課題を抱えた方が,社会的に孤立することなく,住み慣れた地域でその人らしく生活し続けることができるまちをめざす「地域共生社会」の実現が,これからの地域福祉のテーマとなっています。

地域共生社会の実現

※出典:「第1回 地域共生社会に向けた包括的支援と多様な参加・協働の推進に関する検討会(厚生労働省)」資料より抜粋




孤独・孤立対策について

 国の地方版孤独・孤立対策プラットフォーム事業の取組として、市民啓発、企業等との連携など、連携・協働の促進のための取組を実施しています。
孤独・孤立対策についてはこちら



地域共生社会の実現に向け,事例集を作成しました。

 地域では,このような「地域共生社会の実現」に資する取組みが,様々な形で行われています。
 特に,福岡市社会福祉協議会は,地域の方々とともに,地域の実情に応じて,支援のネットワークの充実や,居場所を通じた交流の促進など,地域福祉の充実に向けた支援を実施しています。
 見守りや支え合い,福祉事業所とのネットワークや,誰もが参加しやすい居場所づくり,認知症カフェやこども食堂など,分野に関わらず,様々な形で広がる地域の取組みをご紹介するため,福岡市社会福祉協議会とともに,事例集を作成しました。

地域のネットワーク

地域ささえあい“共生”セミナーを開催しました。

 令和3年2月2日(火曜日),地域共生社会の実現に向け,セミナーを開催しました(新型コロナウイルスの影響を踏まえ,オンラインでの開催となりました)。
 九州大学大学院人間環境学研究院教授の高野先生から,「地域共生社会の実現に向けた地域福祉活動の展開」というテーマでご講演頂いたほか,地域で先駆的に活躍されている方々からの活動紹介や,パネルディスカッションを実施しました。

セミナー画像

地域共生社会の実現に資する様々な施策を実施しています。

 福岡市は都心・郊外・農山漁村・離島などの地域があり,その特色は多様です。地域資源も課題認識も様々であり,それら様々な視点からの取組みが,地域共生社会の実現の基盤となるものです。
 子どもも,高齢者も,障がい者のある人も,誰もが自分らしく暮らし,共に生きるまちをめざして,福岡市では,福岡市社会福祉協議会とも連携しながら,様々な分野において,地域の皆様とともに,課題解決に向けた取組みを進めています。


≪福岡市と福岡市社会福祉協議会が実施する主な関連事業≫

〇福岡市
・ふくおか共創プロジェクト
・見守り推進プロジェクト
・みんなでよかトレ(福岡市介護予防応援 WEBサイト)
・認知症カフェ
・地域との協働による買い物等支援推進事業(社協委託事業)
・コミュニティパーク事業
・子どもの食と居場所づくり支援事業

〇福岡市社会福祉協議会
・地域福祉ソーシャルワーカーの配置
・ふれあい事業(ふれあいサロン,ふれあいネットワークなど)
・地域の子どもプロジェクト
・ボランティアセンター事業
・社会貢献型空家バンク事業



・地域包括ケアシステムの推進