博多港では、市民生活や経済活動を支える港湾物流の安定的かつ効率的な活動を促進するため、物流の拡大や海運動向等に対応した港湾機能の強化、港の機能再編に取り組み、利用者から選ばれる使いやすい港をめざし、都市の持続的な成長に繋げていきます。
日本の主要港の中でも、アジアに近い地理的優位性を有しており、九州とアジア・世界をつなぐ「アジアのゲートウェイ」の推進を図ています。
半径約5km圏内に、以下の輸送モードが集積しています。
各ふ頭に都市高速道路が接続しており、高い交通利便性を有しています。
2026年8月現在、博多港には以下の国際物流ネットワークがあります。
RORO船は、トラックドライバー不足への対応(モーダルシフト)や、災害時の代替輸送ルートとしての活用も期待されています。
アイランドシティコンテナターミナルの整備などを進め、国際物流拠点の形成に取り組んでいます。
その結果、国際海上コンテナ取扱個数は中長期的に増加傾向で推移しています。
| 年 |
取扱個数 (万TEU) |
|---|---|
| 2010 | 75 |
| 2011 | 85 |
| 2012 | 85 |
| 2013 | 87 |
| 2014 | 91 |
| 2015 | 87 |
| 2016 | 90 |
| 2017 | 92 |
| 2018 | 95 |
| 2019 | 96 |
| 2020 | 89 |
| 2021 | 89 |
| 2022 | 89 |
| 2023 | 91 |
| 2024 | 88 |
| 2025 | 91 |
ただし、2025年の数値のみ速報値。
(参考)
TEU(Twenty-foot Equivalent Unit)とは、20フィートコンテナを1単位とした換算値です。
輸移出では、主に北米や中近東向けを中心とする「完成自動車」・「タイヤ等のゴム製品」・「自動車部品」など、自動車関連産業貨物が上位を占めています。
輸移入では、主にアジア諸国からの「家具」・「衣服」・「電気機械」など、生活物資が上位を占めています。
福岡市は、第三次産業が9割を超える消費型の都市であることから、博多港においては、輸移入が輸移出を上回っています。
国際海上コンテナの約9割をアイランドシティと香椎パークポートのコンテナターミナルで取り扱っています。
2021年3月には、自動車専用道路アイランドシティ線が開通し、交通利便性が向上、2023年3月には、アイランドシティのDコンテナターミナルが供用を開始し、取扱能力が向上しました。
また、2025年2月には、コンテナターミナルの直背後において、空のコンテナを一時的に保管するスペースであるバンプールを全面供用するなど、物流のさらなる効率化とコンテナターミナルの機能強化に向けた施設整備を着実に進めています。
さらに、2025年11月には、コンテナターミナルの直背後において、女性ドライバーも安心して利用できるパウダールームや大型車の駐車スペースなど、長距離トラックドライバーの休憩施設を備えたコンビニエンスストアがオープンし、物流の最前線を支える長距離ドライバーの就労環境の向上を図る取組みも進んでいます。