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更新日: 2023年4月10日

健康づくり・介護予防

介護予防って何?

住み慣れた地域で、いつまでもいきいきと暮らしていただくために、介護が必要な状態となることを予防する、健康づくりの取組みのことです。

なぜ介護予防は必要なのでしょうか?

「健康寿命」という言葉をご存知ですか?
「健康寿命」とは、介護を必要とせずに自立した生活を送れる期間のことです。
平均寿命から健康寿命を引くと、男性は8.73年、女性は12.07年となります。
つまり、入院なども含め何らかの介護を必要とする期間が、平均で男性8.73年、女性12.07年もあるということです。



健康寿命データ





平均寿命が80歳を超えている現在、健康寿命を延ばし、いくつになっても生きがいをもち自分らしく生活するためには、できる限り介護が必要にならない努力が大切です。


介護が必要となる原因を知りましょう。

男性では、脳血管疾患(脳卒中)、心臓病、糖尿病などの生活習慣病に関するものが最も多く約3割を占めます。
女性では、転倒・骨折、関節疾患といったロコモティブシンドローム(※注1に関するもので全体の約3割弱を占めます。
また、男女ともにみられる認知症についても、活習慣病との深い関わりが指摘されています。

このように、要介護となった方の多くが生活習慣病・認知症・ロコモティブシンドロームに起因しますが、これらの原因は日常生活を改善することで予防することができます。

(※注1)ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)とは、筋肉、骨、関節といった運動器に障がいがおこり、歩行や日常生活に何らかの支障をきたしている状態のことをいいます。


要介護の原因を示すグラフの画像

介護予防のためにできること


(1)あなたの生活や健康状態をチェックしてみましょう。

 健康づくりには、まず自分の生活や健康状態を知ることが大切です。
下記の「健康チェックリスト」で、チェックしてみましょう!
 また、介護予防と健康管理を一体的に自己管理できるツールとして「いきいき手帳(介護予防手帳)」を作成しています。自分の興味や関心を確認した上で、生活の目標を設定し、それに向けた 活動の計画をたてることができます。


【ダウンロード】


(2)毎日の生活習慣を改善しましょう。

いきいきと自立した生活を送るためには、運動や食事などの生活習慣を改善し活発な生活を送ることが大切です。


[1]体を動かしましょう

体を動かさないでいると、骨や筋肉などが衰えてしまいます。ウォーキングなどの有酸素運動の他、近所のスーパーへ買い物に行く、家事の合間にストレッチを行うなど、日頃から体を動かす習慣を取り入れましょう。


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自宅などで簡単にできる筋力アップの体操をご紹介しています。


[2]バランスの良い食事を取りましょう

バランスの良い食事は、免疫機能を高め筋肉が衰えにくい体をつくります。また、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病や認知症の予防にもつながります。特に、青魚や大豆製品、緑黄色野菜、牛乳・乳製品は認知症予防に効果的です。


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[3]人との交流を大切にしましょう

趣味やスポーツを楽しんだり人との交流を持つことは、人生の生きがいにつながり脳を若々しく保ちます。
また、新聞や本を読む、将棋やマージャンなどのゲームをするなど脳に刺激を与え、認知症予防につなげましょう。


(3)1年に1回は健診を受けましょう。

生活習慣病の予防や早期発見のためには、健診の受診が大切です。生活習慣病は本人の自覚がないまま進行します。健康に自信がある人も年に1回は健診を受けましょう。


(4)福岡市の介護予防事業に参加しましょう。

福岡市では、高齢者の皆さんの健康づくり・介護予防を応援するため、教室や講座などを行っています。
福岡市の介護予防事業に参加して、健康寿命を延ばしましょう!

◆福岡市で実施している介護予防事業について、詳しくはこちらから


「フレイル」を知っていますか?

フレイルとは、病気や老化によって心身の活力が低下して、要介護になりやすい状態のことです。フレイルのサインに早めに気づき、適切な対策をとれば、健康な状態に戻ることができます。


◆やってみよう!簡易フレイルチェック

  • □ 半年間で体重が2~3kg減少した
  • □ 身体を動かすことが減った
  • □ 疲れやすくなった
  • □ ペットボトルのふたを開けにくくなった
  • □ 横断歩道を青信号のうちに渡りきるのが難しくなった

<結果の考え方>

  • 「チェックが0個」の場合・・・この状態を維持しましょう!
  • 「チェックが1~2個」の場合・・・フレイル予備軍!?フレイルになる前の段階で、注意が必要です。
  • 「チェックが3個以上」の場合・・・フレイルかもしれません。健康な状態に戻れるよう、今日から対策をはじめましょう!


ロコモティブシンドロームについて

ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)とは、筋肉、骨、関節といった運動器に障がいがおこり、歩行や日常生活に何らかの支障をきたしている状態のことをいいます。このような状態のまま何もしないでいると、介護が必要になったり、さらには寝たきりの状態になってしまったりすることもあります。

いつまでも健康に生活するためには、ロコモを予防することがとても大切です。


◆ロコモを予防するために


(1)まずはロコチェックで自己診断をしてみましょう。

ロコモ予防の第1歩は、自分のからだを知ることです。
ロコチェックにひとつでも当てはまれば、ロコモの可能性があります。


【ダウンロード】


(2)ロコモーショントレーニングを始めましょう。

ロコモ知らずの強い足腰をつくるために、ロコモーショントレーニング(ロコトレ)などを始めて、ロコモを予防しましょう。


【ダウンロード】


関連リンク


下記のサイトでは、介護予防のために自宅でできることを紹介しています



お問合せ先


地域包括ケア推進課または各区保健福祉センター地域保健福祉課
所属名 所在地 電話番号 FAX番号
福祉局地域包括ケア推進課中央区天神1-8-1092-711-4373092-733-5914
東区地域保健福祉課東区箱崎2-54-27 092-645-1088092-631-2295
博多区地域保健福祉課博多区博多駅前2-8-1 092-419-1100092-402-1169
中央区地域保健福祉課中央区舞鶴2-5-1あいれふ内092-718-1111092-734-1690
南区地域保健福祉課南区塩原3-25-3092-559-5133092-559-5135
城南区地域保健福祉課城南区鳥飼6-1-1092-833-4113092-822-2133
早良区地域保健福祉課早良区百道2-1-1092-833-4363092-833-4349
西区地域保健福祉課西区内浜1-4-7092-895-7080092-891-9894