令和4年8月10日(水曜日)に北九州市小倉北区「旦過市場」の火災で甚大な被害が発生しました。一部報道によると、旦過市場の店舗から「天ぷら油に火が入った」と報道されています。
「こんろ火災」を防ぐためのポイントをまとめましたので、身近にある「こんろ」での火災を起こさないためにも、以下のことに気をつけましょう。
令和3年中、全火災での出火原因の第1位は『こんろ』です。
こんろ火災50件発生、うち油鍋火災30件(令和3年中)
こんろ火災の出火原因の約6割が、こんろ使用中にその場を離れてしまう、いわゆる『点火放置』によるものです。
天ぷら鍋から出火した場合、水をかけて消火しようとすると炎が急激に拡大し大変危険です。
絶対に水をかけてはいけません。
やけどを負ってしまった事例もあります。
『消火器』の使用を推奨します。
こんろ火災の注意喚起のチラシはこちら(PDF) (487kbyte)
消火器の使い方は、福岡市民防災センターで体験できますので、是非ご来館ください。
福岡市民防災センターの案内ページはこちら
また、消火器の正しい使い方について、現役消防士が説明している動画も公開していますので、是非ご視聴ください。
消火器の正しい使い方の動画はこちら
火災が発生した場合は建物の構造や密集度によって、被害が大きくなる可能性があります。
まずは、火災を発生させないようにするため、商店街全体で協力し合い、火災の発生を未然に防ぎましょう。
万が一火災が発生した場合、消火器などの消防用設備が使用できるように維持管理しましょう。
また、初期消火・119番通報・避難誘導が確実に行えるように、定期的に訓練を実施しましょう。
福岡市消防局でチラシ・チェックリストを作成しています。ぜひ御活用ください。
商店街の火災予防に関するチラシ・チェックリストはこちら(PDF) (449kbyte)