2026年(第36回)福岡アジア文化賞受賞者の発表
福岡アジア文化賞(主催:福岡市、(公財)福岡よかトピア国際交流財団)は、アジアの学術研究や芸術・文化の分野で顕著な業績をあげた個人や団体を顕彰する国際賞です。
歴代受賞者はこれまでに28か国・地域から130名を数え、後にノーベル賞を受賞された方もおられるなど、世界中で活躍をされています。
このたび、2026年(第36回)の受賞者が決定しましたので、以下のとおりお知らせします。
1.2026年(第36回)受賞者
大賞
ホー・ツーニェン
HO Tzu Nyen
アーティスト
映像表現でアジアの歴史と記憶を描き出す現代美術アーティスト
- 東南アジアの歴史や文化を映像や演劇で表現し、植民地時代の記憶やアジアの多様な価値観を伝えてきた現代美術アーティスト。
- 既存映像やアニメーション、VRやAIなどを用いた映像インスタレーションにより、表現と展示の新たな可能性を切り開いてきた。
- 映像に加え、演劇や舞台作品にも取り組み、第16回光州ビエンナーレ(2026年)の芸術監督に就任するなど、展覧会づくりにも役割を果たしている。
学術研究賞
キャロライン・シー・ハウ
Caroline Sy HAU
東南アジア研究者・文芸評論家・作家
東南アジア社会の人々に未来を選ぶ自由を見出す研究者
- 東南アジア社会の人々の経験や歴史に寄り添い、文学研究と地域研究を横断する東南アジア研究者、文芸評論家、作家。
- フィリピン社会を対象に、ナショナリズム、エスニシティ、ジェンダーなどの主題を掘り下げ、社会の分断を生み出す構造を多角的に明らかにしている。
- 近年は小説や批評的活動を通じて、人々が生き抜いてきた姿に光を当て、分裂の深まる現代世界に力強くも温かい言葉を送っている。
芸術・文化賞
ピチェ・クランチェン
Pichet KLUNCHUN
タイ舞踊家・振付家・現代アーティスト
アジア舞踊の伝統を現代と世界へつなぐ革新的舞踊家
- タイの伝統舞踊「コーン」を基盤に、その身体技法と美意識を受け継ぎつつ舞台作品の創作と上演に取り組んできたタイ舞踊家・振付家。
- 厳格な伝統様式を大切に継承しながら、現代社会の文脈に即した振付や構成を試み、舞踊を生きた表現として更新している。
- 舞踊のもつ文化的背景や身体表現の可能性を舞台上で可視化する実践を通じて、アジアの舞踊文化の発信と発展に重要な役割を果たしている。
2.公式行事
このページに関するお問い合わせ先
部署: 福岡アジア文化賞委員会事務局(総務企画局 国際部 アジア連携課内)
住所: 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号: 092-711-4930
FAX番号: 092-735-4130
E-mail: f.prize@io.ocn.ne.jp