

市長
こんにちは。明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
記者
おめでとうございます。それでは市長お願いいたします。
市長
はい、よろしくお願いいたします。まずは、今月のアートからご紹介したいと思います。
今月のアートはこちらになります。個性的な、非常に作品に目がいくと思うんですけれども、1月、われたメガネ峰太郎さんとしんかいの何かさんの合作となります。タイトル長いです。タイトルはですね、「They were made up of hundreds and hundreds of pure, shining crystals, like fragments of glass or spun sugar.」という、はあという感じですけども、なかなか長い名前なんですけれども、意味はですね、「それらは何百何千もの純粋で輝く結晶でできており、まるでガラスの破片や綿菓子のようです。」というタイトルだそうです。われたメガネ峰太郎さんというのは、1982年生まれ、太宰府在住のアーティストで、しんかいの何かさんは、2004年生まれ、福岡市在住のアーティスト。2人は生徒と先生という関係で、合作ということでございます。画面中央に女性の像があるんですけれども、展覧会の案内状とか、それから授業で使用した材料とか、いろんなものが画面を埋め尽くしているという、よく見るとね、そういう状況になってございます。2人は、学校での時間の経過、それから人の痕跡を感じさせる材料やモチーフ、そして様々な材料の素材を選んでおります。それから、コントラストの強い色を用いることで、「希望」だけではなくて、「不安」や「絶望」など複数の感情が同時に存在する学校という場を表現しているということでございました。私も見て、最初遠くから見たらピンクな感じなんで、学校、なんか女子高生、なんかピンクみたいな、そういう明るいイメージで見たんですが、結構近くに寄って見るとなんかちょっと暗いような、怖いような、なんかそれぞれ何か貼ってあるものが、例えば一人一人の心の窓だったりして、ほら、高校時代って思春期だし、いろんなものを抱えているじゃないですか。そういうものを近くに寄って見ると、決して希望とか明るいイメージだけではない人物たちが、やっぱり先生、生徒それぞれ学校の中には、そういった皆さんが集まっているみたいなね、なんかそんなことを個人的には感じましたが、皆さんはどのように感じるでしょうか。今月のアート、こちらの作品を飾っていきたいと思います。
市長
では、続いてです。福岡市の技術職の採用試験が、より若い年齢からチャレンジできるようになります。【フリップ】
今、福岡市の技術職員だけではなくて、もう世間全体がですね、日本全体で採用試験すごく難しくなっていると。そういう中で福岡市もやっぱり技術職というのをどう確保していくかって、すごく大事な課題になってくるわけですね。そうした中で、より若い年齢の方もチャレンジをできるような取り組みをスタートいたします。
具体的にはですね、福岡市の上級技術職にチャレンジできるのは、22歳になる年度となっていました。こうなるとですね、実は高卒の方とか、短大卒の現役生が、卒業後すぐにこの受験をしたいと思っても、結局、この上級技術職を受けることができないということになりますので、なので、今回20歳になる年度に引き下げることによって、高専ですとか、短大の現役生も上級の技術職にチャレンジをすることが可能になります。卒業後の進路における選択肢が広がることにつながると考えてございます。
それから、大学生についても大学の2年から受験ができるようになりますので、就職活動が早期化をしていく中で、民間企業だけではなくて、公務員という選択肢も早く受験できるようになりますし、採用はもちろん卒業後になるわけですから、早期に最終合格を得ることで、その後の学生生活に専念できるというメリットもあると考えてございます。
このほかにもですね、技術系の高校生にとって負担の大きかった初級技術職の教養試験の廃止、それから事務職以外の論文試験の廃止も併せて行うこととしておりまして、専門性を重視しつつ、今までよりも受験しやすい採用試験制度に変わるということでございます。制度変更後の最初の試験の申し込みというのは、今度の3月となります。
行政の中でね、本当に福岡のようにどんどんまだ生まれ変わり続け、そして進化をするまちですし、また福岡市内だけではなくて、いろんな都市にも行ったりというようなかたちで、福岡市の技術職員になると、本当にいろんな経験もできていいと思いますので、ぜひ、福岡市の技術職員を受けていただければと思います。
私からは以上です。
記者
ありがとうございます。幹事社から発表案件について質問させていただきたいと思います。
今回、受験資格を20歳に引き下げたことによって、どれくらいの受験者の増加を見込んでいらっしゃるのか。そして今回のこの採用試験制度を変えたことによって、改めてどういったことを期待しているのかという点についてお伺いしたいです。
市長
はい。実際どれぐらい来るのかというのは、人事部は人事部の思いがあると思いますが、いずれにしても、早い段階でやっぱり上級の技術職を受けたいというような、そういう学生たちにも早期にチャレンジをできる場をつくっていくということ。それからやっぱり今この技術職員って、民間も賃金も人手不足でどんどん上がっていくというような状況もある中で、公務員としてもやっぱりしっかり市民の暮らしを守っていく上で、行政職としてもいろんな発注があったりだとか、土木も建築も含めてですね、技術職というのは非常に大事ですし、やりがいがある仕事だと思っているので、そういう選択肢にしっかり福岡市としても食い込んでいくという意味でもですね、より多くの方が受験をしていただき、そして素晴らしい才能のある方にぜひ福岡市で一緒に仲間として働いてほしいと思っております。人事から補足があれば。
事務局(人事委員会事務局)
人事委員会事務局の深堀でございます。
今回の、どれくらい受験者が見込めるかというところは、先ほどおっしゃったとおり、具体的な数字というのは、なかなか出せることはないんですけれども、今年度ですね、既に政令市でいきますと、大学3年生などを対象としているところが、横浜市と神戸市と北九州市と実施をしております。そこの都市につきましては数十人程度ですね、申し込みがあっているとお聞きしていますので、我々としても受験者が増えることを期待をしているところでございます。以上でございます。
記者
ありがとうございます。では、ほかに発表案件について質問がある社はいらっしゃいますでしょうか。
記者
すみません、今の質問に関連してなんですけれども、去年はどれぐらいの方が受けていて、その傾向というのは減ってきているのかどうか。その辺での危機感からの今回の要件緩和ということでいいのかを確認させてください。
市長
具体的な数字は、人事委員会のほうからお伝えしますけれども、やっぱりおっしゃるとおりで減ってきているということ、そこに対する危機感がありますが、ただこれは福岡市だけじゃなくて、本当に日本中の企業がやっぱり同じように人材をどう確保するかというところで、大変な状況の傾向とは一致していると思っております。数字を。
事務局(人事委員会事務局)
昨年度のですね、受験者、第一次試験の受験者につきましては4,286人でございました。
市長
経年で減ってきているんですか、という話。
事務局(人事委員会事務局)
技術職員がよろしいですかね。
市長
うん、技術職で。
事務局(人事委員会事務局)
申し上げますと、昨年度はですね、全体でいきますと245人。10年前の平成28年は432人ということで、大幅に下がってきているかなと。
市長
10年間で半分ぐらい。
事務局(人事委員会事務局)
そうですね。
市長
受験者数自体でなっているということでございます。
事務局(人事委員会事務局)
以上でございます。
記者
これの採用人数は、去年は何人ですか。
事務局(人事委員会事務局)
合格者数で申し上げますと、昨年度は120人、平成28年度は81人でございました。以上でございます。
記者
ほかにありますでしょうか。お願いします。
記者
西日本新聞の長田です。よろしくお願いします。
先ほどの質問に関連して、採用試験の受験資格を緩和するというところですけど、採用人数はこれまでと変わらない。
市長
そうですね、はい。
記者
教養試験の廃止とかですね、論文試験の廃止とか、より若年の方にですね、受験をしやすくなるように緩和されていますけど、職員の方の質の担保をどのように図っていくのかについてお考えがあれば教えてください。
市長
はい。その分野にとって本当に必要なもの、例えば面接などはしっかりするわけであって、それが果たして論文である必要性があるのかとかですね。あと、教養試験というところがその技術職でこれからしていく上で、今必要なものなのかというところを、しっかり必要なものに精査をしたという理解でありますので、より専門性をしっかり重視もしつつ、かつ、受験しやすいかたちにしていったというふうにご理解いただければと思います。
記者
分かりました。ありがとうございます。
記者
ありがとうございます。続いてお願いします。
記者
朝日新聞の鳥尾と申します。
今の質問に関連してなんですが、今回、例えば教養試験の廃止であるとか、論文試験の廃止というのが一定程度あると思います。例えば、採用後に教養の部分をフォローアップするとか、そういったかたちでフォローしていく計画なのか、あくまでテストでも廃止したし、その後は特にそこはもう求めないということなのか、どういう計画なのか伺えますでしょうか。
市長
ちょっとそれは、入った後の人事部としてのどういう育て方にするかというのは、ちょっと人事部にまたご確認をいただきたいんですが、でも、学生時代に、受験前に、般教(一般教養)の何とかみたいな感じで学んでといって、そんなに活きています?やっぱり実際入った後にOJTというか、実際に現場で働いたり、それから先輩とか、いろんな人間関係とかの中で学んでいったり、それから自分で当然新聞を読んだり、テレビを見たりというような、ネットを見たりという中で学ぶこととかもあると思うので、もしその一般教養の中で何かこう、その後にどうしてもフォローアップしなきゃいけないようなものがあれば、人事部として考えるかもしれませんが、基本的には人をはかる上での基準ということが一つなくなったということで、必要な人材にとって必要な教育というのは、人事部がその後のプログラムの中でしっかりしていくということになると思います。
記者
ありがとうございます。
記者
ありがとうございます。お願いします。
記者
KBCテレビです。
詳しく言うのは難しいと思うんですけれども、一般的にこの初級と上級、それぞれどんな仕事の違いがあるんでしょうかということを確認できますか。
事務局(人事委員会事務局)
実際ですね、採用をしてからの業務の内容というのは、それほど変わりはないと思います。ただ、初めの配置先ですとか、区役所ですとか、本庁内ですとか、いろんな業務がございますので、その中で皆さん学んでいただいて、それぞれ能力を得ていただくようになるかなと考えております。以上でございます。
記者
ありがとうございます。そしたら初級と上級だと給与がちょっと変わるんですかね。
事務局(人事委員会事務局)
そうですね。初めの初任給が変わったりだとか、あとは入ってからの昇任の年数とかが変わってきておりますが、最近ですと、皆さん頑張っている方はすごく評価をするというふうになっていますので、市役所に入られてからはそんなに変わりはないんじゃないかなと考えております。以上でございます。
記者
どうもありがとうございました。
市長
入るときよね、入るときのタイミングで、別に部長も局長も全然初級の人いっぱいいるし、副市長だって、初級の方っていらっしゃったし。
記者
ありがとうございます。ほかに。お願いします。
市長
じゃ順番に、はい。
記者
NHKの安藤です。
例えば大学生についてだとですね、早期に合格を得て、大学生活に専念というメリットもあるというご説明ですけれども、大学生活4年間の半分もいかない2年生のうちにですね受験するということですね。これについてのデメリットというのはお感じになったりはしませんか。
市長
デメリット、何ですかね。でも2年生でも受けられれば3年生でも、4年生でも、つまり受けられるということで、受験のチャンスも増えてきますし、また、縛りをするということではありませんので。そこで例えば合格をもらっていて、その後、例えば民間とか、ほかの自治体を受けるということもできるわけですから、そういった意味ではチャンスが広がると思っています。
記者
確かにですね、チャンスは広がる、それはそのとおりだと思います。一方で、その学生の立場に立ってみるとですね、焦りというかですね、2年生のうちに将来を決めないといけないのかなという焦りを感じる学生とかが出てくるとかという可能性もあるかなとは思いますし、あとは行政と民間のですね、取り合い、しかもその年齢がどんどん下がっていくということが進むというような可能性というのも、ないとは言えないのではないかなと思うんですが、そのあたりはいかがですか。
市長
焦りという点でいくと、なんか例えば4年間勉強してきて、その就職の試験が一発勝負で決まるのと、3回チャンスがあるのってどっちが焦ります?でしょう?だからそれはチャンス、焦りという点でいけば、チャンスは多いほうがいいのかなと思うし、人材については、それはもちろん民間も含めて、今どこも奪い合いになっているということは間違いないんですが、一方で、もちろん採用されること自体は卒業後、かつ、本人に例えば1回合格ってなったら絶対入らないとみたいな、無理強いをするようなこともあるわけではないので、学生にとってはメリットしかないのかなと思っています。
記者
ありがとうございます。
記者
すみません、続けて。
市長
はい。
記者
今回、技術職のみということですけれども、これがほかの職種に拡大しなかった理由と、今後、拡大する可能性があるのか教えてください。
市長
今回、特にやっぱり技術職というのが、これは公務員ももちろん大変ですけども、本当に全体としてやっぱり足りなくなっているというようなところがあるので、特に今回、こうしたチャレンジをするということです。ただ、これはほかの部分を、今後もしないということではないですし、またこれが非常に、これをすることによっていい人材が集まってきたとかですね、実際、この技術でまずやってみる中で、今後これが総合職としても必要だとかいうことになれば、当然、拡大の可能性は現時点で否定するものでもないし、絶対すると決まっていることでもないという感じです。
記者
西日本新聞の前田です。
福岡市は、今、福岡市立高専の設置を検討しているところだと思うんですけれども、まさにその高専の卒業生がこれで入りやすくなるのかなというふうな気がするんですけれども、そういった市立高専を出た人材を福岡市で採用したいという、そういう思惑があるのかというのが一つと、あと、その技術職の給与水準が今どの程度なのか、果たして適正な水準なのか。要は民間との技術職の奪い合いは、たぶん給与水準も全然違うところがあって、かなり不利な状況なのかなという気がするんですけれども、そのあたりの例えば、じゃあ今後給与水準を上げていくとか、そういったことも見込まれるのか教えてください。
市長
市立高専のお話ですけれども、今おっしゃるとおり、福岡市立で高専をつくる準備をしていますので、将来的にそうしたいい学生もですね、福岡市役所を受験するというふうになってくれたらいいなと思いますけれども、特にそこを意識して、このように制度改正したということではなくて、今、具体的に言われたので、想像してたしかにそういう人も入ってほしいなと思ったぐらいなので、特にそこを強く意識したわけではなくて、技術職全体としてどう採用しやすくするかを考えました。
それから、給与水準については、これは、公務員は人事委員会のほうが給与をですね、民間などとのバランスを見ながら決めていくというようなことなので、直接的にこちらから答えるってなかなか難しいところがあるんですが、ただ、おっしゃるとおり、技術職が民間でこれだけ給料がどんどん高くなりながら、それはそれで学生の立場だったら、それは給料が高いところに行きたいよねというのはよく分かる中で、人事委員会のほうで、ただ、そういった状況も分かっているはずなので、そういったことも含めて今後も不断に検討していただければと思います。
記者
ありがとうございます。
記者
そのほかありますでしょうか。お願いします。
市長
はい、どうぞ。
記者
読売新聞の原です。上級技術職で対象の職種、土木、建築、電気、機械、造園ってありますけれども、実際、福岡市としてどの分野が一番今足りていないというか、採用に力を入れたい分野なのかということをお聞きしたいのが一つと。あと、こうやって年齢を下げましたよって知ってもらわなきゃいけないので、その高専、短大、あるいは大学、大学院に対して、どういうPRをしていくのかというのを教えてください。
市長
はい、分かりました。一つは、今回、会見でこれを扱うことによってですね、たくさんの人がこういうことを知っていただけたらいいなというのも期待をしますし、当然、人事委員会だとか、こういうところと連携をしながらですね、いかにこういう制度が変わったこと、受験しやすくなったということをPRすることで、例えば民間しか考えていなかった、もしくはよその自治体しか考えていなかった皆さんにもですね、福岡市でこういう早い段階からチャレンジできるんだということを知っていただいて、受験者数の増、そしてまたよりいい人材が入ってくれることを期待をしております。
そして、もう1個、前半の。
記者
五つですかね、分野上げていらっしゃいますけど。
市長
ああ、そう分野の件、というのはちょっと、採用側からお願いします。
事務局(人事委員会事務局)
今回その五つの職につきましてはですね、毎年採用の数でいうと変わってきまして、どの分野が一番欲しいというところはございません。やはり全ての職ですね、必要でございますので、今後も力を入れて採用を取り組んでいきたいと考えております。以上でございます。
市長
全体の中で、その5分野が特にというですね。
記者
ありがとうございます。
記者
ありがとうございます。ほかに質問がある方、いらっしゃいますでしょうか。
では、発表案件外に移らせていただきます。発表案件外で質問がある社の方はいらっしゃいますでしょうか。
市長
はい、どうぞ。
記者
テレQの松井です。よろしくお願いいたします。
再三、お尋ねさせていただいているので大変恐縮なんですが、今期で任期が1年を切ったということで、現時点で5期目を目指されるご意向があるかどうかというところを教えてください。
市長
もう去年の年末から今年頭にかけても、すごくやっぱりその話題が出ているんですが、いずれにしても、まだまだあと1年近く任期あるわけですから、今の私の役割をしっかり果たしていくことに専念をしつつ、また、適切なタイミングでその次については考えたいと思います。すみません。
はい、どうぞ。
記者
FBSの鬼丸と申します。
ちょっと今のに関連してといいますか、今年のその改めてなんですけれども、1年の抱負と特に今取り組みたい施策などがありましたら教えていただけますでしょうか。
市長
そうですね、今期については、特に子ども施策を力を入れていくということをお話をしていましたので、これは、この数年間、特にこの施策を充実をさせてきたつもりであります。と同時に、やっぱり未来の種をまいていくということでマスタープラン、それから交通マスタープランということも完成をいたしましたので、この計画に基づいて、こうしたものが実現をやっぱり一つでも多くしっかり計画をしたものですから、実現できるように取り組んでいきたいということ。それから、幾つかまいた種の中でもですね、まず、もう既に報道もされているんで使われないと思いますが、3月のFukuoka Flower Showがあります。それから、Park-PFIでいっても清流公園、それから明治公園と要するにPark-PFIってどんなものなのかな、一般の公園を行政だけがするんじゃなくて、民間も入って一緒にしたらどういう素敵な使いやすい公園になるのかなというようなことが目に見えてくると思いますので、こちらも今年もぜひ皆さんに見ていただきたいし、また新たな公園の公募も出していきたいと思っております。それから、博多コネクティッドのほうの象徴となる西日本シティビルですよね、あちらが完成をしますので、これで博多コネクティッドというね、これまで天神ビッグバンの話が多かったですけど、博多コネクティッドというところもプロジェクトとしても非常に大事な年になるなと、などなど目白押しでございます。
記者
ありがとうございます。
市長
はい、どうぞ。
記者
ありがとうございます。KBCの成井です。
昨日、福岡商工会議所のですね祝賀会に私も取材に行ってきまして、各トップもですね、福岡市は日本で一番元気のあるまちだという声もちらほらあった中で、市長から見る2026年福岡経済の展望というか、どう見ておりますでしょうか。
市長
今年はどういう年なのかという意味づけで言いますと、これは天神ビッグバン前半の終期なわけですよね、2026年末までに完成。一部ちょっと例外があって、イムズのほうが設計変更して緑というところに合わせていただけるようにもなりますので、それがちょっと今年末にちょっと間に合わないという形で、半年ぐらい遅れるのかなというかたちにはなりますが、基本的には2026というものを掲げて取り組んでいた。それがあの姿を現すわけですから、天神ビックバンがどういったものなのかというところが、これがかたちとして一つ、今年の終わりには姿が分かるということですから、やっぱりこれは10年前、考えてみると、そもそも天神ビッグバンという言葉自体もまだそんなにみんなが一般的に使ってもいなかったし、半信半疑で本当にこんなプロジェクト動くのかなあというときの頃を思い出すと、あれから10年が経って、そして隔世の感があるようにまちの姿が変わっていくというような、そういう年であるというのが、まずその都市開発プロジェクトからするとですね、非常に2026年というのは大切な年だというのが、その意味づけ、歴史的な意味のある年かなと思います。もちろん、ご承知のとおり、一方で当時の民間の提案の中で、街区を越えるような巨大すぎるやつというのは、もうさすがにそんな何年で完成するものではないものについて、三大プロジェクトが控えています。これは、あのビッグバンの後半戦という言い方をしますけれども、こちらも控えているんですが、いずれにしても今年が一つの93棟というですね、これの節目の年になることは間違いないので、これをしっかり着実にその計画を遂行していくというのは大事になろうかと思います。
記者
ありがとうございます。
記者
ほかにございますでしょうか。お願いします。
記者
すみません、RKBの野島と申します。
ちょっと一部報道で出ていたんですが、箱崎キャンパス跡地で見つかった元寇(げんこう)防塁の今の検討状況について、最新の状況あれば教えていただければと思います。
市長
分かりました。これについてはじゃあ話しますけど、元寇防塁、これは福岡だけではなくて、日本史にとっても非常に大きな意味がある事件でした。一方で福岡市にとっても、福岡というのは常に海っていうところが、その歴史上で大事な役割を果たしてくるんですね。それはポジティブな意味でも、ネガティブな意味でも、この港というのはいろんな役割を果たしてきました。元寇防塁というですね、蒙古の襲来というような最前線に位置づけられることもあったり、もしくは、日本最大の引揚げ港だったというような歴史もある。一方で、この博多港というのは、例えば博多商人がですね、国内での何ていうか、唯一の貿易港だった時代もあったり、もしくは日宋(にっそう)貿易で栄えたり、もしくは現時点、昨年で言っても、これは漁獲高日本一の港だったりという、人流、物流、それから漁業、いろんな面でこの福岡の歴史というのは、やっぱり海の歴史でもあるわけです。ちょっと前置きが長くなりましたけれども、元寇防塁というものが箱崎キャンパス跡地から発見をされ、その中でも保存状態が本当にいい部分があったわけですね。こうしたものをしっかり行政として、これを、施設を公共でしっかり造って、それを立体的にしっかりとその元寇防塁というのはどういうかたちでできて、どういう役割を果たしてきたのかということを皆さんが知ることができる。学ぶことができるような施設というものを行政として整備をしたいと考えています。その内容について、現在、有識者の皆さんに会議のほうでご意見を伺っているというのが現在の状況です。こうした、もちろん、今ちょうど直前にあったビッグバンみたいなですね、構造物として、やはり老朽化というものに対して建て替えが必要なものもありますし、一方で、その歴史としても、やはりそのまちにとって極めて意義深い、かつ、それが日本の中でも大きな歴史的な意味を持つ、こういう元寇防塁ですから、しっかりと福岡市として、その整備をして、市民、それから来街者も含めて、たくさんの方にこの福岡の歴史ということを知っていただける、そういうものができたらいいなという期待を持っております。
記者
ありがとうございます。具体的な展示施設のイメージだったり、そういうものは、今もうできているんでしょうか。
市長
福岡市としてはイメージ感を持っていて、これを立体的にですね、中がどういうふうにできていて、という構造とか、こういったことを知っていただけるように、しっかり何というか、屋根、壁付けてしっかり見られる施設を造っていきたいと思っているんですが、そういった行政としての考えについて、有識者の皆さんに現在諮っているという状況です。
記者
ありがとうございます。すみません、ちょっと最後になんですが、今後のスケジュールとしての進め方、有識者の方に諮って、どれぐらいのタイミングで正式に決めたいという、何かスケジュール感があれば教えていただければと思います。
市長
そうですね。今後については予算というところもありますので、そういった予算が伴うものについては、適切なタイミングでまた発表させていただきたいと思うんですが、結構、踏み込んでいろんな話をしたので、これぐらいで、はい、今日は勘弁をしておいていただければと思います。
記者
ありがとうございます。
市長
はい、どうぞ。
記者
まず、すみません。関連してなんですけれども、元寇防塁遺跡は、歴史が好きな方はすごい非常に注目していると思うんですけど、福岡市内で、今津、生の松原、西新地区で、今回箱崎ということで、広範囲に点在していますよね。それぞれに対して福岡市って整備をきれいに進めていらっしゃると思います。広範囲に散っている、散っているという言い方が適切か分かりませんが、分かれているので、それをどう結び付けていくのかというのが今後のポイントかなって一緒に思っているんですが、いかがでしょうか。
市長
そうですね。昔のものを全部が全部残せばいいとも思ってないし、それは今の人の生活というところも非常に大きく大事ですし、また保存するにしてもですね、じゃあ元寇防塁なんていうのは、海から攻めてくる軍を追い払うというから、相当な長い距離だったので、これを現実的に全部復元整備だとかですね、展示施設を造るのはそれは無理な話なので、そうした中で、ちょうどやっぱり箱崎のキャンパス跡地で、かつ、保存状態がいいポイントがあったので、そういったところでまずあの中心的に集約して、元寇防塁っていかなるものなのかということをしっかり知っていただく施設をお金をかけて、しっかりそこには行政で整備をするというのが中心になって、あと、全部が同じように整備するわけではなくて、それは現在、例えば駐車場を整備したりとかというかたちで、現在の跡を見られるようなものがそれ以外というようなかたちで、今回だから整備しようというのはちょっと中心的な、これまではちょっと立て看板があって、駐車場があってという感じですけど、しっかり学べるようなところまで整備できたらいいなと思っています。
記者
ありがとうございます。
すみません、話は変わりまして、半導体関連企業の誘致の件でちょっとお伺いしたいと思います。先日、米半導体大手のエヌビディアの代表の方が、自動運転の安全性を高める最新の人工知能基盤を発表するなど、今年もやっぱり高い注目を浴びそうな産業でございます。福岡市も既に報道や議会などでも報告されてはいますが、半導体の設計開発を行う半導体ファブレス企業の誘致に力を入れていくとしておりますが、今、福岡市が半導体関連企業を誘致に力を入れる理由とその目的、また誘致をする上での福岡市の強みみたいなのがありましたら、所見をお伺いしたいと思います。
市長
はい。これは、まず大きな話からすると、国として、そして九州全体の経済界として、やっぱりこれからシリコンアイランドとして、この九州全体の半導体産業というものをしっかり盛り上げていこう、そしてサプライチェーンだとか、こういったものを九州の中でしっかり整備をしていこうという、まずこういった大きな動きがあります。ご承知のとおりの熊本のTSMCをはじめとした半導体産業というのが、九州の中でたくさん今集積を既にしているという中で、そんな中でやっぱり福岡市がその中で果たせる役割、強み、弱みってあるわけですね。工場というのは、やっぱり土地が安くて、広大な敷地が入るようなエリアというのが適しているということになります。一方で、福岡市は土地の値段高いですし、高度な都市機能が集積をしているわけですから、なかなかその工場を造るといっても、安くそういった土地を提供できるわけでもない。一方で、高度な人材を集めてこなければいけない。これは、さっきの技術職の話もありましたけれども、まさにこういった高度なエンジニアを集めていかなければいけないとなれば、当然、そういう皆さんが住んでいただくためには、それなりの文化水準、医療水準、教育水準、いろんなものが整っている。そうした高付加価値なビジネスの受皿としての都市機能というものが必要になって、まさに九州の中で福岡市が果たせる役割はそこの部分だろうと思っていますので、そのファブレスの部分というのは、福岡市の特性、それから九州全体の戦略の中での位置づけとしてもですね、まさに一番フィットする部分だろうということで、誘致をしっかり今後していきたいと思います。
記者
ありがとうございます。
記者
ほかに質問がある社の方はいらっしゃいますでしょうか。
記者
朝日新聞の鳥尾です。
昨年の12月末に三重県のほうで県知事がですね、県職員の採用の要綱をめぐって、外国籍の方の条件を一部厳格化する、国籍を必要とするというような方針を示されました。福岡市でも現在、例えば課長級以上は昇進できないとか、一定の制約はあると思いますが、基本的には外国籍の方も含めて門戸は広く設けられていると思います。三重県の知事の意見をめぐっては、記者からの批判も出ているんですけれども、福岡市として、現状のこの外国籍の方の職員登用に関する条件を何か変えるご予定があるかとか、そういったところについてご所見を伺えますでしょうか。
市長
現時点、何かを考えているということはないんですが、ただ、実質的にじゃあたくさんそういった職員がいるかというと、その必要性ですね。例えば、あの福岡市でいくと、たぶん、通訳とかにはヨーロッパの今、方をお雇いしていますけれども、その方1名なんですね。だから、実質的に本当に必要性があるときに、そうした方は採用していますけれども、基本的にたくさんの方がいるわけではなくて、現時点では1人ということで、大きく何か今すぐ検討しているわけではないんですけれども、しっかり状況とか、そうしたものはしっかり注視はしていきたいと思います。
記者
分かりました。ありがとうございます。
記者
ほかにありますでしょうか。いらっしゃらないので、これで終わりにさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
市長
はい。どうもありがとうございました。
※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。