現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の市長のオフィスの中の市長会見から市長会見2023年7月12日
更新日: 2023年7月12日

市長会見|市長のオフィス

7月12日市長会見

発表内容

  • 令和5年7月7日からの大雨によって被災された久留米市及び朝倉市に福岡市職員を派遣します(環境局計画課) ※配付資料 (270kbyte)pdf
  • 「Fukuoka Art Next」今月のアート(7月)(経済観光文化局美術館) ※配付資料 (464kbyte)pdf
  • みんなの夢が詰まったインクルーシブな子ども広場第1号の百道中央公園 整備プランができました!(住宅都市局整備課) ※配付資料 (5,223kbyte)pdf
  • Fitness City プロジェクト「歩きたくなる歩道」の第1弾が完成しました!(道路下水道局道路利活用推進課、保健医療局保健医療政策課) ※配付資料 (1,637kbyte)pdf
  • 福岡市・西鉄・JR九州の3者が連携!天神・博多へのお出かけは公共交通をご利用ください!(住宅都市局交通計画課、交通局マーケティング推進室) ※配付資料 (2,706kbyte)pdf

会見動画

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発言・質疑要旨

令和5年7月7日からの大雨によって被災された久留米市及び朝倉市に福岡市職員を派遣します(市民局防災企画課、環境局計画課、総務企画局企画調整部)

市長
 こんにちは。はい、よろしくお願いいたします。

記者
 すみません、幹事社の共同通信、瀧田です。はい、よろしくお願いします。
 まず市長のほうからちょっと発表資料のほう説明お願いします。

市長
 はい、まずは雨についてですけれども、九州北部を中心に浸水の被害ですとか土砂災害が発生するなど、多くの被害が発生をしています。まずは犠牲になられた方にご冥福を申し上げますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げたいと存じます。
 福岡市内でもですね、崖崩れ、それから道路の損壊などの被害があったんですが、幸い人的な被害というものはございませんでした。
 それから同じ県内でもですね、特に久留米とか朝倉、こうした場所では浸水による家屋被害ですとか、また土砂災害というものが多数発生をして避難所生活を余儀なくされている方もおられまして、必死の復旧活動が続いている状況でございます。
 福岡市としては久留米などに対してですね、情報収集は行ってきているわけですけれども、特にですね、久留米と朝倉については円滑な災害廃棄物の処理に対しての支援職員を派遣いたしまして、初動体制をサポートするということになっております。
 先ほども久留米市長とは電話で話していたんですけれども、福岡の市内のほうでは午前中で雨が上がっているんですけれども、現在でも雨が降っているというような状況もありまして特に人材の不足、こうしたことを大変心配をされておられまして、福岡市にもぜひそうしたところでのお力添えというようなお話もございました。
 しっかりそのあたりはですね、これまでの熊本地震をはじめとしてさまざまな災害支援のノウハウはございますので、そういった災害のごみですね、災害ごみの処理についてのさまざまな支援ですとか、それから間違いなくこれから出てくるのは被災家屋の認定ですね。こうした部分にはやはり高度な人材が必要になってきますので、そうしたところの支援というところも行う前提で準備を進めていきたいと思っています。
 いずれにいたしましてもこちらからもプッシュで支援をしていきたいと思いますし、またご要請というところにも柔軟に対応していきたいと思っております。


「Fukuoka Art Next」今月のアート(7月)(経済観光文化局美術館)

市長
 さて変わってはですね、「Fukuoka Art Next」の今月のアートの紹介でございます。
 7月はこちら、yakkii(やっきー)さんの作品でございます。こちら「Fukuoka Wall Art Project 2022」の入賞作品でございまして、タイトルは「Dai Gamen Mae(だい がめん まえ)」というタイトルでございます。大画面、要するに西鉄福岡駅のモニターということでしょうね。そこの前を行き交う人々ですとか、それからエスカレーターでですね、電車のほうに行かれる方とか、こうした皆さんの姿が色鮮やかな形で表現をされているということでございます。
 福岡の活気というものが表現されているわけですが、この方yakkiiさんはですね、2000年生まれという非常に若いアーティストでございまして、今後も大変期待されるアーティストでございます。
 ほかにも作品ありますんで、応接室、特別応接室等に今月は彼の作品を展示していきたいと思っております。よろしくお願いします。


みんなの夢が詰まったインクルーシブな子ども広場第1号の百道中央公園 整備プランができました!(住宅都市局整備課)

市長 
 では発表案件です。
 【フリップ1 (186kbyte)】障がいのあるなしにかかわらず、誰もが楽しく遊ぶことができる「インクルーシブな子ども広場」、その第1号、百道中央公園の整備プランが完成をいたしました。とっても素敵な公園になっていると思います。
 今回のポイントなんですけれども、障がいのある当事者をはじめとして、ワークショップをものすごく大事にして何度も何度も繰り返しながらこのプランを作成したと。これが一つの大きな肝になります。
 福岡市はユニバーサル都市・福岡というコンセプトを打ち出しまして、「みんながやさしい、みんなにやさしいユニバーサル都市・福岡」ということで、ハード面・ソフト面でまちづくりを進めてまいりました。
 「インクルーシブな子ども広場」というのは、2年前に東京の砧公園(きぬたこうえん)を私も見学をさせていただきまして、意欲的に当時この公園づくりに取り組んでおられました東京都議の龍円(りゅうえん)都議ですね、にもお話をお伺いしながらですね、福岡市でも当事者目線に徹底的にこだわるのが大事なんだというお話を伺い、またつくる前にもですね、やっぱり障がいといってもいろんな障がいがあるわけであって、そうしたことからもやっぱり事前のワークショップを行っていって、一緒になってつくっていくというのがその後の公園の維持管理含めてですね、運用も含めて大事なんだというお話をいただきまして、こうしたことを大事にしていこうということ。それから東京オリンピック・パラリンピック金メダリストの道下美里(みちした みさと)さんにも入っていただいた検討委員会を立ち上げてですね、ハード整備だけじゃなくてその後の公園の運営についての視点でもですね、協議をいたしました。
 今年1月、整備の基本的な考え方となる指針を策定をいたしました。こうやって全市的なまず共通となる部分ですね、これをまずしっかりと検討した上で今回の具体の第1号のですね、こちらの百道中央公園の案件についてもですね、当初の予定を超えて6回ものワークショップを行いまして、地域の方、それから障がいのある方、それから保護者、それから地元のNPO団体、それから学生さんなど、延べ100名以上の方に参加をいただいて整備内容を決めてきたということでございます。
 中には視覚障害のある方がいらっしゃったんですが、その方には園路のルートですとか地面の高低差が手で触って分かるというですね、触知図という、触って知覚する図というですね、こうしたものを、こういう立体的な図面を準備もしたということです。
 こうした工夫をしながら皆さんと一緒につくるということにこだわってつくったこの百道中央公園の整備プランなんですが、一部をご紹介しますと、例えばですけれども、もともと築山に車椅子のまま登れるスロープを設けたり、遊具の周りは転んでも安全なゴムの舗装にしたりと、また自然に親しみながら遊べるエリアというものもつくっていくと。こういういろんな子どもの特性に応じて遊びが選択できる工夫ですとか、またほかにも子どもを見守る保護者への配慮が盛り込まれた内容となってございます。
 これ、今度の秋に着工して来年の春にはですね、一番メインとなります遊具があるエリア、ここが完成をして実際に遊ぶことができるようになるということでございます。そんなスケジュール感で進めていきたいと思います。
 福岡市としては3年間かけてこのような公園を全ての区に整備をしていきたいと思っていますので、ぜひですね、あらゆる子どもたちが、また保護者の皆さんに自分の区の中でこうした安心して遊べる場というものをつくっていきたいと思います。


Fitness City プロジェクト「歩きたくなる歩道」の第1弾が完成しました!(道路下水道局道路利活用推進課、保健医療局保健医療政策課)

市長 
 【フリップ2 (132kbyte)】続いて、福岡市ではFitness Cityプロジェクトということで、運動しなさいとかではなくて自然に体を動かしたくなる道づくり、こういった工夫に取り組んでいこうということで、実は今回ですね、博多駅のすぐ近くなんですけれどもそんなゾーンが誕生いたしましたのでご紹介したいと思います。
 健康のためにね、もちろんウオーキングするというのはもういいこと自体は皆さんもよく知っていると思うんですが、知っていることとできることというのは違うわけですよね。やりなさいって言って嫌々するんじゃなくて、なんとなく歩いてみたくなる。こうした工夫っていろいろとデザインの力であると思うんですね。
 先日、西鉄の天神駅で階段にピアノのような、なんていうか、鍵盤の図柄をして歩くと音が鳴るという、要するに何か気になるからエスカレーターじゃなくて階段を歩いてみようとかですね、というような、そういう自然に「歩きたいな」と「階段登ってみたいな」と思える、あれは一つの工夫のチャレンジだったわけですよね。
 今回歩道でも同じようにいろいろな工夫をすると。歩きを促すような路面の表示をしていこうというのが今回のこのプロジェクトなわけであります。いろんな靴を描いたカラフルな足跡も登場するんで、これをたどっているうちに自然と歩けるというような仕組みですとか、それからもちろん高齢者の方も含めてですね、疲れるという方のためにもですね、途中で休憩できるベンチ、ウッドデッキ、こうしたものも今回は整備をしていますので、休憩もしながら歩くこともできるというような仕組みになっています。
 それからこの博多駅についてはウォールアートも設置をすると。ウォールアートのボードですね、を設置するということになりますので、こうしたものも見ながら歩きながら楽しんでいただければと思います。
 ちなみに今回の最初のアートの作品なんですけれども、福岡市を拠点に活動されていますアーティスト、イフクカズヒコさんに描いていただいたというものになっております。
 まずは博多駅と祇園町の駅の間をですね、パイロットエリアとしてまずこうしたチャレンジをしてみて、皆さんの状況などもしっかり見ていきたいなと思っています。
 ちなみに今回のこの博多駅のすぐ近くのですね、大博通り沿いのエリアを最初スタートとして、この後はもう少し祇園町付近のほうにもベンチなど設置をしていくというようなスケジュール感になっています。
 


福岡市・西鉄・JR九州の3者が連携!天神・博多へのお出かけは公共交通をご利用ください!(住宅都市局交通計画課、交通局マーケティング推進室)

市長
 では次にいきたいのですが、ゲストがいますのでゲストをお呼びしたいと思います。どうぞ皆様、拍手でお迎えください。

西鉄バス 関さん
 よろしくお願いします。

市長
 いらっしゃーい。

西鉄バス 関さん
 ちょっと右に、はい、そのまま前を向いて、後ろにちょっと下がって。

市長
 はい、バックオーライです。オーライ、オーライ。

西鉄バス 関さん
 はい、ストップです。

市長
 もうちょっとこっち側に来られるかな、左で。バランス大丈夫ですか。もうちょっと? これぐらい? もうちょっと? オッケー? はい、ここでオッケーです。じゃ、そちらもよろしゅうございますかね。
 はい、ということで、【フリップ3 (374kbyte)】天神・博多へのお出かけには「マイカーから公共交通へ」。西鉄、JR九州、そして福岡市からのお知らせでございます。
 このたびこの3者でですね、天神それから博多の渋滞緩和のために一緒になってキャンペーンを行っていこうということになりました。今日はですね、西鉄から関さんとババ・バスオくん、そしてJR九州からは宮田さんとくろちゃんに同席をいただいております。
 ではですね、このキャンペーンの中身なんですが、ご承知のとおりコロナも5類になってですね、人の動きもずいぶん活発になってまいりました。また、天神ビッグバンや博多コネクティッドも含めて滞留人口というのはこれからも多くなってくるわけですよね。
 そんな中でやっぱり渋滞緩和というのがとても大事なキーワードになると思います。とにかく「マイカーから公共交通へ」ということについては福岡市も、それから西鉄さんもJR九州さんもみんな気持ちは同じでございますので、それぞれ実は工夫したキャンペーンというのをそれぞれ行っていますので、こうしたものを今日はご紹介をいただきながら「マイカーから公共交通へ」という動きにつながってくればいいなと思っています。
 ではですね、それぞれから企画の説明をしていただきたいと思います。ではまずは西鉄からお願いしましょうか。関さんとババ・バスオくん、お願いします。

西鉄バス 関さん
 本日はお時間いただきましてありがとうございます。西鉄バスの関と申します。
 西鉄バスでは、小学生以下のお子様を対象に7月22日土曜日から8月27日日曜日までの夏休み期間中「こども50円バス」を実施いたします。対象の路線バスと特急バスはどこまで乗っても1乗車50円です。
 これまでも多くの皆様にですね、子ども50円バスをご利用いただきまして「バスに乗るいいきっかけになった」ですとか「バスの乗り方を学ぶことができた」などのご感想をいただいております。
 ぜひ今年の夏休みは西鉄バスに乗って、いろんなところへ冒険しましょう。多くの皆様のご乗車、お待ちしております。

市長
 はい、以上30秒PRでしたという感じですけど、ありがとうございました。50円で乗ることができるということで。
 では変わってはJR九州から宮田さんとくろちゃん、お願いします。

JR九州 宮田さん
 JR九州の宮田と申します。よろしくお願いします。
 JR九州では現在「こどもぼうけんきっぷ」を発売中です。夏休みの期間中、なんと100円でJR九州全線の快速・普通列車が乗り放題となる切符です。特急券を追加で購入すれば新幹線や特急列車にも乗れます。
 注意点は、ご利用の前日までにお買い求めいただく必要がありますが、夏休みの自由研究の情報や、楽しいスタンプラリー企画をまとめたホームページも随時作成しておりますので、ぜひ楽しい思い出づくりにご活用ください。

市長
 はい、ありがとうございました。
 では変わって福岡市です。ちかまるくん、では上げてください。
 福岡市地下鉄では、小学生が1日100円で乗り放題となる「小学生100円パス」を販売をいたします。これただ安いだけではなくって、このパスを購入いたしますと対象の施設で入場料の割引ですとか、それからグッズのプレゼントといった特典もあるということですので、この「小学生100円パス」1日乗り放題、こちらもぜひ使っていただければと思っております。
 このようにですね、夏休みではありますが多くの子どもたちに使ってもらうことで、ご家族の皆さんにとってもですね「みんなでじゃあ公共交通で行こう」というきっかけになってくれたらいいなと思っています。
 福岡市、西鉄、JR九州3者で、今後とも渋滞緩和のためのさまざまなチャレンジを行っていきたいと思っております。


質疑要旨

市長
 では、発表案件の中でもまずは、せっかくJR九州さん、そして西鉄さんお越しいただいていますので、この「マイカーから公共交通へ」というこの案件についてのご質問を最初にお願いします。

記者
 よろしくお願いします。まず、高島市長に伺います。
 福岡市さん、西鉄さん、JR九州さん、この3者が連携することによって一番なんかこう効果として大きくなるところは、どのようなところだとまず考えていますか。

市長
 はい、やっぱり渋滞緩和というのはとっても大事な課題というのはもう皆さん認識は一緒だと思うんですね。それぞれ、バスであったり西鉄電車であったり、もしくはJRの電車であったり、また福岡市の地下鉄であったりという、ものは違えど「マイカーから公共交通」という点についてはみんな同じです。
 このような割引なども行うことによって子どものうちからですね、公共交通を使って移動をするということを定着をしていきたいし、また例えばお子さんも、例えば1人ないしは2人、3人いらっしゃるというご家庭もあるわけであって、こういった子どもの割引があればですね、大人も一緒になって公共交通に乗りやすくなるという経済的な負担も下がってきます。
 特にこの夏休みというのは子どもを連れてお出かけという方多いと思うんですが、その皆さんが揃ってマイカーで来ると当然渋滞もするわけでありますので、ぜひ公共交通をこの際ご利用していただいてですね、また公共交通の乗り方というようなことも小さいうちから練習していただければなと思っています。

記者
 ありがとうございます。
 変わってですね、西鉄さんとJRの九州さんに一つずつ伺いたいんですけど、想定されている時間帯であったりとか、場所としてここらへんを重点的に人が集まるような形で考えているとかという想定は今現在で持っていたりしますかね。もしあればなんですけど。お願いします。

西鉄バス 関さん
 また後ほど広報からお伝えさせていただきます。

記者
 わかりました。

JR九州 宮田さん
 同じく広報に。

記者
 わかりました。ありがとうございます。
 すみません、そうしたら他社さん、この案件に関してご質問ある方いらっしゃいますか。

市長
 はい、ではどうぞ。

記者
 西日本新聞一ノ宮です。よろしくお願いします。
 これ、地下鉄が100円だったりJRが100円で、50円バス、これってこれまで、コロナ禍前も含めてですね、夏休みにこういう企画というのはそれぞれやられていたりしたんでしょうか。

市長
 今回ですね、共通で一緒にせーのでやろうということではなくって、それぞれでこれまで企画してきたこともある、こういった企画をですね、さまざまな企画はこれまでやったことあるんですけれども、そうした企画をそれぞれが別々に発信するということではなくて、やはり大きな大目標である「マイカーから公共交通へ」というところでそれぞれの取り組みを一緒になって発信をし、そして共通のメッセージである「マイカーから公共交通へ」というところを一緒に発信しようというのが今回の狙いでございますので、それぞれの中ではこれまでもいろんなキャンペーンというのは全く同じ内容じゃなくてもいろんなことを取り組みはしてきているし、今後もですね、それぞれで企画をしていくということで共通して一律100円にするみたいな、そういうようなことではないということです。広報を一緒になってやっていくということになります。
 はい、どうぞ。

記者
 朝日新聞の大下と申します。
 すみません。失礼いたしました。今回、取り組みを一緒に発信されていくというのは、具体的にはこういった場の会見でという以外にはどういうふうに具体的に一緒に発信をされていく場を設けていかれるか教えていただければ幸いです。

市長
 はい。一緒になって例えば広報をですね、一緒にそれぞれの媒体を皆さん持っていますので、電車の中、バスの中、地下鉄の中ですとか、それから市政だよりもそうですしこういう会見もそうですし、いろんな場で「公共交通に乗ると今それぞれこんなお得な割引もあるんですよ」というような広報をしていこうと考えています。

記者
 そうすると例えば西鉄さんの電車の中かわからないですけど、JRでもこういうのやっていますとかというのが載ったりすることがあるというそんなイメージですか。

市長
 そうですね、そんな感じで広報を一緒にやっていくという感じです。

記者
 なるほどですね。なのでそれが今回初めて、それぞれ取り組みはやってらっしゃったと思うんですけれども、そういうところで初めてということですね。

市長
 そうですね、はい。

記者
 わかりました、ありがとうございます。

記者
 ほかにこの案件についてはご質問大丈夫でしょうか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 読売新聞の池園と申します。
 今回夏休みに合わせた企画というイメージをまず持つんですけれども、資料を見ると地下鉄の場合は夏休み終了後、土日祝日も「小学生100円パス」を続けますよとかいうのがあるんですけれども、今後ですね、大型連休であるとかお休みの機会にまた皆さんで一緒にというのを何か企画を考えておられるのか教えてください。

市長
 はい。まずは公共交通もね、しばらくコロナの間って使わない方というのも結構いらっしゃる、別の選択肢という方もいらっしゃったんですが、コロナも5類になってずいぶん公共交通を利用いただける方も増えてきたと実感をしています。
 そうした中で今回のまずは夏休みに合わせてそれぞれが企画を立てていて、また思いは一緒ですので今回は一緒にこの夏休み前に広報していますが、その後いつまでこういったことを続けるかとか、また秋や、また連休や、いろんな取り組みというのはそれぞれの中で行っていくので、またもし一緒になってキャンペーンをするような何かまた状況とかですね、タイミングがあればそうしたこともこれからもやっていくと思います。
 引き続き、こうした「マイカーから公共交通へ」という呼びかけ自体はこれからも3者共に一緒になって続けていく取り組みになります。

記者
 ありがとうございます。

記者
 ほかの記者さんはいかがですか。大丈夫ですかね。
 はい、そうしたらほかの案件に移りたいと思います。

市長
 はい、では、ゲストの皆さんはいったんここで、ここまでということで。
 はい、どうもありがとうございました。
 きっとあの中、暑いんでしょうね。何かね、音がしていてね、本当に。

記者
 ファンの音がすごい。

市長
 ファンの音がね、して。外でしっかり水分補給していただけるようにお願いしましたんで。はい。
 では、ほかどうぞ。

記者
 では、ほかの案件についてまず幹事社の共同通信からちょっと伺います。
 まず最初に災害派遣のほうなんですけど、これはまず派遣期間について当面の間とあるのは、これは落ち着いたら戻ってくるみたいな、派遣をやめる感じで。

市長
 それはそうです。毎回、災害のたびそうですけれども、めどが一定立つとかですね、そういった状況に合わせてということになります。

記者
 はい、わかりました。
 朝倉市さんとか久留米市さんにということだと思うんですけど、福岡市としての災害対策で今やられていること、この大雨の影響で何かやられていることってありますか。

市長
 はい、福岡市については例えば福岡市の所有・所管のエリアについてはですね、もうさっそく土砂の撤去ですとか、あっちのあれは城南区だったかな、崖が崩れたりとか道路が通行止めになっているようなエリアというのは、ちょうど道路の拡幅工事をするために福岡市が土地を買っていたところだったんで、こういうような部分については所有も所管もはっきりしているんで土砂が落ちてこないような処置というのはすでに行っているので、今日にはそうしたエリアも開放できるかなと思っています。
 それから金屑川(かなくずかわ)のような、あそこも途中までは県の河川改修(正しくは、県と協議し市が実施している河川改修)が終わっていて、今回崩れたエリアというのも河川改修の対象になっていて、数年後にその工事も行うための用地買収などがちょうど今行われているところでしたので、まずはこれ以上の被害の拡大がないような応急処置というものをしていただいて、できればそのエリアの工事も前倒しでしていただけないかなというのは期待はしているんですが、ここは県の2級河川の所管ですので、にはすでに当然お話しをして協議をしているところです。

記者
 じゃあ県とも協力してということですね。

市長
 はい、そうです。

記者
 現時点、福岡市の中での人的被害はなしということで大丈夫ですかね。

市長
 なしです、はい。

記者
 わかりました、ありがとうございます。
 次、このインクルーシブな子ども公園についてなんですけど、あらためてこの百道中央公園を第1弾に選んだ理由というのをちょっと教えていただいても大丈夫ですか。

市長
 はい。各校区1校区(正しくは、各区1つ)ずつ選んで整備をしていくという方針です。やはり一番整備をしやすい順番とかですね、もしくは改修のタイミングとかいろんなものに合わせて行っていくということで、それがたまたま一番早かったのが百道中央公園になったということであります。
 さっきも言いましたけども、障がいって言ってもいろんな障がいもあるわけであって、全ての人に共通した配慮ではないわけですね。なのでそうした意味からもやっぱりワークショップというのを何度もやって、自分たちの公園という意識を持っていただくということもすごく大事だということ。
 これはその検討会にあたって委員(正しくは、講師)になっていただいた東京都議の龍円さんとかですね、まさにご自身も当事者でもあり、かつ東京都ですでに公園の実績がある皆さんにこういったお話をしっかり聞いて、ワークショップというところに力を入れて今回つくることになったということですね。
 なので今後、まず各区1個ずつは全部整備していきたいと思っているので、安心して子どもたちを遊ばせることができるような場所というところをできるだけ各区の中にですね、つくっていって、ちょっと行けば必ず各区あるというような形ができたらいいなと思っています。

記者
 わかりました、ありがとうございます。
 最後ですね、すみません。「歩きたくなる歩道」に関してなんですけど、これはもうちょっとエリアも広げていきたいということだったと思うんですけど、結局「歩きたくなる歩道」をつくることで市としてどんなことが期待できると言いますか、こんな意識が醸成されていったらいいなあみたいな、なんていうか、期待感があればちょっと教えていただきたいと思います。

市長
 そうですね、間違いなくこれから少子高齢になってくる中で、健康寿命をどう延ばしていくのかということはとっても大事な課題になってくるわけですね。健康で長生きをしていくということは本人のクオリティ・オブ・ライフも含めて絶対大事ですし、特にこの歩くということは活動の基本になってきますし、足腰が弱ってくると移動もなかなかできないとか、そのうち買い物も不自由になってくるというふうにいろんなクオリティ・オブ・ライフのレベルが下がってしまいますんで。
 ただ一方で人から言われてとかしなきゃいけないって運動ほど嫌なものはないわけであります。そうした中で歩きたくなるとかですね、という道、デザインの力によって人を動かしていくという。
そうするとその嫌々やらされている感ではなくって歩きたくなる。もしくは途中途中に休憩スポットをつくることによって、高齢者であっても途中休憩もしながら自分のペースで歩くことができる。
 こういうふうに福岡市内の道が、歩道がなっていけばいいなあと思っていて、そのような観点からプロジェクトというのは幾つか、今でも、先ほどお伝えをしたピアノの鍵盤のようなものとかですね、も含めて取り組みはしているんですけど、今回歩道にこのような工夫を施すことによって実際の人の動きにどういう変化があるかとか、実際それがどう市民に受け入れられているのかも含めて検証していって、またその検証をもとに次のアクションにつなげていければと思っています。

記者
 じゃあ長期的に取り組んでいくということですかね。

市長
 そうですね、はい。

記者
 わかりました、ありがとうございます。
 いったん幹事社からの質問は以上になるんですけれども、他社さんいかがでしょうか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 すみません、西日本新聞です。
 大雨の派遣の関係でちょっとお伺いなんですけれども、さっき久留米市長ともやり取りが今日あったということで、正式に支援してくれという依頼は10日の発災以降どのタイミングで来たんですかというのが1点と、実際に福岡市としては災害入ってから例えば消防だったりとかほかの部署が災害支援行っているというような例はありますでしょうか。

市長
 そうですね、すでに消防については久留米に派遣をしています。実質的な部分とあと形式的なものもあって、形式的に言うとそれは昨日の時点でそうした枠組みがあるんですよね。災害支援の枠組みがあって、これは県なんとかかんとか(正しくは、福岡圏消防相互応援協定)というのがあるんですけれども、それに基づいた正式な要請も来ています。
 ただその具体的なそれを出すときというのは、一定の合意が実務的に終わった後の話の形式的な話なので、実務としてこれからどういうことが必要なのかということについてはもう実務的にも話していますし、また人間関係というところも大きいですので、原口市長にもお話をしてですね、今後どういう状況が待っているのかということは福岡市も一定想像がつきますので、私ももう長くやっているので想像もつきますんで、これから多分必要になってくる支援というところは今のうちから言われる前からですね、こちらとしてはもう準備をしているという状況です。

記者
 すみません、4名行かれて2名2チームということは、そこはお2人ずつ久留米と朝倉に行くというイメージなんでしょうか。

市長
 うん、これも当面のまずはそうした形で派遣をするんですが、まずは2、2、はい、そういった形になります。
 はい、どうぞ。

記者
 読売新聞の池園です。
 同じく大雨の関係なんですけど、支援内容の想定で災害廃棄物の受け入れ支援というのがあるんですけど、3年前の九州豪雨のときにごみを受け入れしたと、実際にクリーンセンターのほうで受け入れをされていたと思うんですけど、今回もそういったのも考えられているという感じでしょうか。

市長
 ごみって本当いろいろあって、例えば初期段階で多分これから今雨が上がると多分いろんな、なんていうか、道みちに災害廃棄物というのが山積みになっているような状況が多分これから起こるんですよ。
 こういったものをまずいったん集めているんですが、そのときの段階からマネジメントをちゃんとやっておくとその後の収集というのも非常に、要するに最初の段階からちゃんと仕分けをして集めていくという形をするとその後もうまくいくとか、こういう初期段階のマネジメント。それから実際に災害廃棄物を運ぶための運搬・収集、それから今おっしゃったようなごみの処理ですね、例えば燃やすとか。
 こういったいくつかの段階のものがあるので、それはまずは初期段階のマネジメントというところが現時点で必要となる部分ですので、そこについてまずは福岡市としてしっかりと中入っていきながらですね、これから多分各都市の課題とかその都市でできる部分とできない部分というところも見えてくると思いますので、実態に応じて支援をしていきたいと思います。

記者
 ありがとうございます。
 あと、すみません、「インクルーシブ子ども広場」なんですけど、先ほど百道中央公園が一番というのは着手しやすいというか、そういう理由で一番最初にということで。ここが、言ったら早く、もう改修の予定があったとかそういう話なんですかね。

市長
 それ知りたい?そんなに。いや、そういうあれではないんですけれども、一番改修しやすかったというようなところもあってですね、まず最初に手を付けたというところ。まあ当事者、例えばワークショップするにしても当然当事者の皆さん集めなければいけないとかいろんな要素がありますので、そういう意味で一番最初にやりやすかったというところで、すぐできるところからスタートしたと。
 これから各区やるんですけれども、そこでも当然同じように地域の皆さん、それから支援しているNPOの皆さんですとか、地元に住む当事者の方とかいろんな方含めて話をしていきたいと思いますんで、そうした諸々の総合的に準備が整ったところからワークショップなど始めていきたい。いずれにしても3年以内には全区につくっていきたいと思っているところです。

記者
 はい、ありがとうございます。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 NHK馬見塚といいます。
 すみません、災害派遣についてで、先ほど消防のほうはすでに出て、環境局が今回ということで、今後必要になってくる支援を今のうちから準備しているというお話だったと思うんですけれども、例えば罹災証明書の発行、手が回らないですとかそういった業務的な支援も段階的にやっていくというような認識というか、そういったところでよろしいですかね。

市長
 そうです、はい。今おっしゃったようなことも含めて、あらゆる部分についてもうすでに検討は始めていますので、ただ当然自分たちの自治体というところでどれだけできるのか、機能しているのかというところもその自治体ごとによって変わってきますんでね。
 ただ、まず今現段階では被災当事自治体というのはいっぱいいっぱいになっていると思いますんで、そこは客観的に見ながらもうこの後起きることというのも想定できますので、なのでそうしたことについてはもううちの中では検討して必要があれば動けるような体制の準備をしているということになります。

記者
 ありがとうございます。

記者
 ほか、いかがでしょうか。大丈夫そうですかね。
 すみません、そうしたら今日の発表案件以外で何かご質問ある各社さんいらっしゃいますか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 日経新聞の森と申します。
 前回会見であった屋台についてなんですけれども、福岡市の観光資源として屋台は重要なもので、屋台はじめ食が多分このまちでは非常に重要な観光資源になっていると思うんですけれども、福岡市としては屋台なり飲食店なり、食の観光資源に対して今後取り組んでいきたいこと、支援していきたいことなどちょっとビジョンがありましたらご意見をいただけないでしょうか。

市長
 そうですか。突然質問されて言われても、どのレイヤーで話したらいいのかという、要するに大きなプランというかですね、支援のメニュー的な話なのか。
 そうですね、食でいうとそれこそまずおいしい食材をしっかり入るということが大事になりますんで、そういった意味では例えば日本でもトップレベルのコールドチェーンというところを確立するような青果市場をつくりました。それからコールドチェーンでいくと鮮魚市場についてもですね、そのような空調設備というところを整えて魚の鮮度というものを整えるようなことをしてきています。
 それから輸出という点においても、輸出の支援それから販路拡大でその相手国ですね、との調整ですとか向こうで受け入れてくれるそうしたところをつくっていくってこともやっています。そういうふうに食材が入ってくるところから、実際例えばフードマーケットのような、フードマーケットというか商工会議所などが中心となって行っている福岡のうまかもん市みたいなものの支援とかまで、入り口から出口までそれはさまざまあります。
 屋台というのは、あれはひとつ、なんていうか、福岡にしかない独特なものでして、これがもともと戦後の流れの中でできたものを生存権という視点から1代限り残しておくという曖昧な存在だったものを、福岡市の中で条例として位置づけをしっかりしないと、まず支援をすることすらできないというですね、存在の根拠がないからという。そういったものを条例で位置づけをして、そして地域の皆さんとの共存のためにルールをつくるとか、もしくは、一方で守ってもらうことは守ってもらう、そしてまた新しく入って来るところは既得権の中でお金が勝手にやり取りされるのではなくって、広く公募をして公平なルールの中で新しい新規参入を入れていくというようなルールづくりをするというですね。こういったことが必要だったので、屋台についてはこうした取り組みをしてきたということになりますんで。
 各レイヤーありますんで、また知りたいことあったら経済局にも言っていただけたり、農水局に言っていただければと思います。

記者
 すみません、ありがとうございます。
 それとちょっともう1点なんですけども、世界水泳がもうついに開幕というところなんですけれども、先週競技会場の公開なんかもありまして、サブプールを小学校のプールとして転用するだったりとかレガシーみたいな話もあって、福岡市として今後世界水泳をきっかけに残していきたいレガシーみたいなものをどのようなものを構想されているのかをちょっとお伺いできたらと思います。

市長
 そうですね、まずもちろん物としてもそうした、なんていうか、仮設プールで世界水泳が開催されたというのは2001年の福岡が世界初だったんですよね。こうしたレガシーを生かすためにその後例えば東京オリパラで使ったものをこの福岡の世界水泳で使う。そしてそれをさらにまた転用して使っていくというような形で、こうしたものもレガシーという、物という形でのレガシーもあるし。
 また今活躍している選手に話を伺っても、やっぱり2001年のときの世界水泳を子どもの頃見たとかですね、こういう人が今一線の選手になっているというのも今回の世界水泳準備をするにあたってもやっぱりお話伺っているんで、今回本当に、多分プロの水球とかハイダイビングとかも含めて、多分誰も見たことがないと思うんですよね、福岡市民。
 なのでこういう本当に普段見ることができないプロのスポーツに間近に触れていただくことによって子どもたちが目標にしたりとか、また将来の日本を背負って戦ってくれるようなね、水泳の選手というものがここから生まれてくればそれは素晴らしいレガシーになるのかなと思います。

記者
 ありがとうございます。

記者
 ほか各社さんいかがですか。案件以外で。

記者
 読売新聞の林と申します。
 以前市営住宅の1階部分をバリアフリーにするという取り組みがありましたけれども、高齢化が進んでいく中でこの事業に取り組む意義とですね、あと他都市では結構LGBT向けとか子育て世帯向けの改修とかいろんな取り組みが幅広くあったんですけれども、今後の公営住宅の役割とか方向性について何かお考えがあればお聞かせください。

市長
 わかりました。もちろん市営住宅まず既存のものもあってね、結構のそれアセットあるんで、これ全部ってなったらなかなか大変ではありますけれども、せっかくこれから新しくできるものというのはそうしたこれから想定される課題に対応できるような形の改修をしていきたい。
その一つがこれからの高齢社会に向けてですね、車椅子の使用者向けの世帯に、全ての市営住宅、これから新しくつくる分についてはやっていくとか、もしくは改修するようなものについてもそのような仕様にしていこうという方針をつくったわけです。
 パートナーシップ宣誓制度については、これを取っていただけた方はカップルということの証明になりますので、市営住宅でも福岡市ではお住まいいただけるという形にもうすでにしていますので、こうしたソフト面それからハード面、両方の整備をですね、特にやっぱり新築とか改修のタイミングに合わせてハード面の整備、それからソフト面での対応ということをやっていきたいと思います。

記者
 ありがとうございます。

記者
 ほかありますか。
 すみません、そうしたらちょっと幹事社から一つだけいいですか。

市長
 はい、はい。

記者
 ごめんなさい。今週世界水泳と同時に山笠の追い山笠(やま)で、迎えると思うんですけど、やっぱりこの雨の影響とかもある中でそういった、何ていうんですかね、地域ならではの1年に1回のそういうイベントに対して何か期待感といいますか、何かこうそれに向けて市長が思われているところ、今現時点での思いをちょっと聞かせてください。

市長
 そうですね、よく質問がわからなかったんですけど期待感という感じでいいですか、ざっくりと。

記者
 全然大丈夫です。

市長
 そうですか。コロナ5類になっての最初の山笠になりますし、また人数制限とかですね、観戦の制限というのも全くないような形での山笠になります。山笠というのはもともとやっぱり、今質問に無理やりこじつけようとするとですね、水というものにものすごくやっぱり関係が深いものですよね。
 それは聖一国師(しょういちこくし)が祈祷水を撒いたというですね、撒いて回ったというのが全ての、もともとの始まりの起源と言われていますし、また山笠(やま)が走るためには水が欠かせない、勢い水ですね。そうしたものをざんぶと浴びることによってやっぱり人は力を得て前に進んでいける。そういった意味ではこの奉納神事というものが滞りなく無事に奉納されることによって、水害も含めてですね、こうした天地の乱れというのが治まり、そしてまた博多のまちをはじめ日本が祭りによって、奉納神事によって元気になっていくというような形にね、当時の人が願っていたように今年もなってくれたらいいなあと思っています。

記者
 ありがとうございます。
 そうしましたらこれで以上なりますが大丈夫でしょうか。
 そうしたら市長会見を終わります。

市長
 はい、ありがとうございました。

記者
 ありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。