共同住宅の水道料金はどのように計算されるのか。
一括検針共同住宅(水道局が建物全体の使用水量を一つのメーターで検針する住宅)では、建物全体の使用水量を入居戸数で割り、各戸が均等に使用したものとみなして、その「合計額」を水道局から管理会社などへ請求しています。これは福岡市の水道料金が、節水を促すために、使用すればするほど1立方メートルあたりの単価が高くなる料金体系となっていますので、使用水量を入居戸数で割って算定しなければ料金が高くなって、戸建て住宅の料金との不均衡が生じるためです。
直結式の共同住宅や各戸検針を行っている共同住宅では、水道局が各戸のメーターを検針して入居者の方へ直接料金を請求しています。