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更新日: 2024年7月30日

博多マイスター紹介


博多マイスター紹介


平成15年度認定者

王 和雄(おう かずお)調理師(中華料理) 

王氏の顔写真

氏は、昭和39年4月市内の中国料理店に入社以来、長年にわたり中国料理の調理師として業務に精励、研鑽努力されています。中国古典料理をはじめ、福建料理を得意とし、日本人の好みに合うよう工夫するなどその調理技術は繊細でありかつ卓抜しており、業界の第一人者の方です。


川崎 修一(かわさき しゅういち)博多人形師 

川﨑氏の顔写真

氏は、博多人形の伝統的技能の研鑽に努められ、独自の感性で歌舞伎もの、武者もの、道釈もの等、少し解釈を変えた個性の強い作品を創作されています。また、彩色においても「タタキ」「本金タタキ」の古色仕上げ等、技術の研究も意欲的で、その技量は高く評価されています。


田中 治雄(たなか はるお)和菓子製造工 

田中治雄氏の顔写真

氏は、和菓子全般について、広範多岐にわたり知識と技術に優れておられます。上生菓子の製作においては、感性豊かな季節感、自然の形態の表現、色彩感等細部にわたり高度な技術を駆使してつくり上げ、他の追随を許さない優れた技能職者の方です。


原口 次徳(はらぐち つぎのり)造園工 

原口氏の顔写真

氏は、人工的に加工されたいわゆる銘木を多用するのではなく、四季の変化を感じさせる雑木を使用し、また景石の配置等も奇をてらうことを避け、周囲の空間に溶け込ませるなど自然豊かな新たな空間を創造する技術に長けた、業界を代表する技能職者の方です。


平田 健太郎(ひらた けんたろう)パン製造工 

平田氏の顔写真

氏は、天然酵母を使用した製パン技術及びアレルギーをおこす材料を使用しないパン作りに成功された優れた技能職者の方です。また、社会福祉施設でのパン作りの指導や、手作りパン教室の講師を行うなど技能伝承活動にも意欲的に取り組んでおられます。


丸山 尊祿(まるやま たかよし)貴金属細工加工工 

丸山氏の顔写真

氏は、昭和41年より山梨県で貴金属加工業に修業し、常に最新のデザイン、最高の技術を目標に研鑽し、多数の創作品展等に入賞され、古典的技法を昇華した技術力の優秀さと、作品の斬新さは、業界でも定評があります。特に貴金属を用いた城郭、建築物のミニチュア製作技能は他に類のないものです。


平成16年度認定者


上村 利成(うえむら としなり)印判師 

上村氏の顔写真

氏は、手彫り印章彫刻技能を常に重んじ、特に、彫刻と配字に優れた作品が多く、文字と空間のバランス、文字の優美な仕上がり、正確さ、迅速さは、業界の第一人者と言われています。現在、後進の指導を熱心に行われており、今後、教育機関などで手彫り印章彫刻技能の重要性を伝えるなど、伝承活動を熱心に行っていきたいと考えられています。


三嶋 隆夫(みしま たかお)洋生菓子製造工 

三嶋氏の顔写真

氏は、日本風菓子製造と欧風菓子製造の両方の技術を持ち、欧州の伝統的な菓子を和風菓子からヒントを得て、新しい洋菓子に創作するなど、その豊富なアイデアで、常に業界の先端を歩まれています。現在、洋菓子講習会の開催や専門学校での講師活動を行われており、今後、子どもたちなどにも洋菓子作りを教えていきたいと、技能伝承活動に意欲的です。



平成17年度認定者


大庭 利男(おおば としお)手かじ工 

大庭氏の顔写真

氏は現在、使う人一人一人に合った手打ちの「博多一本包丁」を中心に製造をされていますが、日本で唯一人、大相撲で使用する土俵鍬の伝統技法を受け継いでおられます。また、鍛冶の原点である鍬、鋤、鎌といった農機具を後世に伝えるため、精巧なミニチュアを製作し、イベント等に出品されるなど、鍛冶の技能の灯を絶やさないようにしたいと考えられています。


高村 猛(たかむら たけし)調理師(日本料理) 

髙村氏の顔写真

氏は、約半世紀にわたり、伝統ある日本料理の調理師として業務に精励、努力され、その繊細な調理技術と伝統の美と粋を極めるセンスは、業界の第一人者と言われています。現在、業界紙への料理献立の執筆やテレビ等で調理指導も行われており、また身体に良いバランスのとれた外食、仕出し料理等も含め、今後も技能の伝承活動に取り組みたいと考えられています。


簑原 佳子(みのはら よしこ)美容師 

蓑原氏の顔写真

氏は、一般美容技術はもとより、特に髪結いを得意とされています。近年は、和の文化を伝承するため、毎年新しい帯結びを考案し、ステージで披露したり、海外で日本の着物の素晴らしさを披露されています。今後は、若い人に人気のある浴衣の着付けと髪のアレンジを和の文化の入り口として、伝承の底辺を広げるとともに、日本の花嫁姿をイベント等で披露し、素晴らしさを伝えたいと考えられています。



平成18年度認定者


藤田 清人(ふじた きよと)船大工 

藤田氏の顔写真

氏は、木造漁船だけでなく、FRP(強化プラスティック)船にも精通しています。後進の指導育成にも積極的に取り組み、業界における第一人者です。最近の船はFRP船主体になっていて、木造船が減少し技術者も高齢化していますが、これからもますます若い人たちへの技術の伝承活動に取り組んでいきたいと考えられています。



平成19年度認定者


坂本 隆生(さかもと たかお) タイル張工 

坂本氏の顔写真

氏は、木造住宅部門に重点を置き、剥落防止の工法や浮き防止施工要領作成など、幾多の工法・要領を考案し、業界における乾式タイル張工の先駆者であり第一人者です。常に後進者の育成に意を注ぎ、多くの技能士を育成しています。今後も業界発展並びにタイル技能職者の地位向上のために、技能の伝承活動をしていきたいと考えられています。



平成20年度認定者


遠原 治朗(とおはら じろう)広告美術工 

遠原氏の顔写真

氏は、現在パソコンでの制作が主流となっている広告看板制作工程において、旧来から伝承されてきた技能を有する数少ない技能者です。特に手作業による制作については、商業施設装飾を手がけ、高い評価を受けられています。子どもたちに、ものづくりがこれからの世界を進展させていく上で重要であることを認識させ、その時代に合わせてうまく利用改良し、更なる新技術の発展の礎となってもらえるような内容を伝えたいと考えられています。



平成22年度認定者


末積 慶和(すえづみ よしかず) ガラス製品加工工 

末積氏の顔写真

氏は、ステンドグラス製作、また、ステンドグラスの大掛かりな修復作業にかかわれる数少ない優れた技術を有している技能者です。ステンドグラスを通してボランティア活動にも積極的に参加しておられます。子ども達に、ステンドグラスが織りなす色の世界で、感動や喜びなど多くのものを与えたいと考えられています。


福田 孝明(ふくだ たかあき) 木製建具製造工 

福田氏の画像

氏は、菱組、三つ組手(みつくで)、組手腰(くでごし)など、日本独特の繊細な組子技術や伝統技能を駆使した書院障子造りなど、創作建具に優れた技能を持っておられます。子ども達に、木製品の製作を体験させることで、木の良さ、ものづくりの楽しさ、喜びを教えるなど組子の技を通して貢献していきたいと考えられています。



平成23年度認定者


田中 善藏(たなか ぜんぞう) 紋章上絵師 

田中善蔵氏の顔写真

氏は,家紋刺繍及び紋章上絵(もんしょう うわえ)を学び、家紋刺繍の独自性を作り上げた優れた刺繍工・紋章上絵師です。特に機械刺繍が主流となった今日にあって、手加工による刺繍が出来る数少ない刺繍工であるとともに、今日伝承が著しく困難と言われている紋章上絵技能に秀でた技能者であり、紋付袴などの作成に不可欠な分野の技能を有する貴重な存在となっています。



平成24年度認定者


濱田 直枝(はまだ なおえ) 和服仕立職 

濱田氏の顔写真

氏は、一般的な和裁技術に精通しているだけでなく、帯の仕立ての研究を重ね、着付け時に一番難しいとされる帯の締め方を簡素化した「文化帯」の仕立ての技能に優れておられます。「文化帯」については,氏自身が着付けに多用し見本となることで、従来受け入れられにくかった年配者に対する浸透の一助となるなど、和服文化の振興に努められております。



平成25年度認定者


塩塚 哲夫(しおつか てつお) 調理師(西洋料理) 

塩塚氏の顔写真

氏は、自身の技術の習得はもちろんのこと,料理学校での講師やコンクールでの審査委員も務められるなど,後輩の技術指導にも尽力しておられる,業界における代表的な技能者です。料理を通して食文化の発展や地域社会への貢献を行ってこられました。また,西洋料理発展のために大正時代に始まったとされる氷彫刻の技術を習得し,ふくおか技能フェスティバル等で実演されるなど,積極的に普及活動にも取り組まれています。



平成26年度認定者


高尾 図志雄(たかお としお) 造園工 

高尾氏の顔写真

氏は,造園の道に入職して以来,技能・技術の練磨に努め,独自の創作庭園の世界を作り上げるとともに,いち早く現在の洋風建築に合ったガーデニング技法を取入れ,和洋折衷庭園を完成させておられます。特に,庭と人と自然と家が一体となる現代住宅にマッチした造園手法に,優れた技能を発揮し,造園修景の持つ緑と空間を綿密に立案し,自ら演出した施工は抜群のセンスと称賛されています。



平成27年度認定者


梶原 正二(かじわら しょうじ) 博多人形師 

梶原氏の顔写真

氏は,永年にわたり,博多人形の制作に従事され,博多人形の伝統を活かしながら,美人物・武者物・童物・道釈物・動物のほか,多様な人形の制作に取り組み,日々技能の研鑽に努めて精励されておられます。その作品は,内閣総理大臣賞や国土交通大臣賞など数多くの賞を受賞されており,博多人形界における代表的な技能者として広く認められています。また,「伝統工芸士」の称号を保持し,その技能をもって博多人形師育成塾の講師や,体験教室の講師など,後継者の発掘・育成や技能伝承活動に意欲的に取り組まれています。博多人形商工業組合の副理事長,伝統工芸士会役員等の役職に就かれ,展示会や各種行事の企画実施に意欲的に取り組まれています。


長末 光正(ながすえ みつまさ) 和菓子製造工 

長末氏の顔写真

氏は,永年にわたり和菓子製造業務に従事し,厚さ3mmの最中の皮を,刃渡り25cmの羊羹包丁を使って2枚にそぐという高度な技術を要する「博多献上」の製作に携わっておられるほか,全国菓子博覧会においても「博多三昧シリーズ」といった博多の新しい味覚を提案するなど,その技能と意欲は業界を代表するものとして広く認められており,また,日々技能の研鑽に努めて精励されておられます。また,高等学校等で講師を務めるほか,小・中学生を対象にした「ものづくり体験講座」の講師を務めるなどの技能伝承活動にも意欲的に取り組んでおられ,業界の活性化を目指し,真摯に取り組むその姿勢は,後進に対しても非常に良い影響を与えておられます。


中橋 淳作(なかはし じゅんさく) 調理師(中華料理) 

中橋氏の顔写真

氏は,永年にわたり中華料理調理に従事し,海鮮物を多用する広東料理と上海料理を得意としておられます。広東料理では,海鮮の炒め・蒸し料理や,焼物前菜,子豚の丸焼き等,上海料理では海鮮の煮込み料理等で食材の持つ特徴を活かすなど,その表現力は業界を代表するものとして広く認められています。また,非行や不登校に悩む若者や児童養護施設への料理慰問を行うなど,食を通じた社会貢献活動に尽力される傍ら,専門学校の講師を務め,自らの技術を惜しげもなく伝授するなど,後継者育成にも意欲的に取り組んでおられます。


森 秀昭(もり ひであき) 造園工 

森氏の顔写真

氏は,永年にわたり造園施工の業務に従事し,茶庭の心得を理解し極めるために,茶道・華道を学び,日々技能の研鑽に努めて精励されておられます。派手な植栽や庭石などは使用せず,静寂な世界を表現する茶庭風庭園づくりと小口積みの技法は,造園業界を代表するものとして広く認められています。また,後継者の育成や技能伝承活動にも意欲的に取り組んでおられ,福岡県が実施する職業訓練のうち「庭園管理科」の講師を務められるほか,卒業生については率先して自らの事業所に受け入れ指導にあたるなど,造園業界の活性化にも多大なる貢献をなさっておられます。


平成28年度認定者


川上 則安(かわかみ のりやす) タイル張工


氏は,永年にわたりタイル張工の業務に従事され,タイル目地をすべてネムリ目地として施工するなど,精励され,卓越した技術を持っておられます。その高い技術を活かしながら,外壁タイル張りビブラート工法のふくり並びに剥離防止の工具の考案をするなど,その技能と意欲は,業界を代表するものとして広く認められています。
また,自らの技術の研鑽はもとより,職業訓練指導員,技能検定委員として後進の指導育成にも尽力するほか,小中学校でのものづくり体験教室の講師も積極的に務めるなど,後継者育成にも多大なる貢献をしておられます。


高橋 毅(たかはし つよし) 調理師(西洋料理) 


氏は,永年にわたり調理師(西洋料理)の業務に従事され,秒刻みで焼き上げるファアグラや,一週間かけて煮込むフォン・ド・ボーなどのほか,肉類を使用せず食物アレルギーや菜食主義者にも配慮した料理など,創意工夫を凝らした新しい料理も提供し続けておられます。その姿は,これからの調理業界において貴重な存在であると広く認められています。
また,司厨士協会における料理教室の担当や,専門学校や高等学校での講師を積極的に務められるほか,自らが有する氷彫刻の技術を料理の盛り付けに活かすなどの新しい試みで,これからの調理業界の発展にも多大なる貢献をしておられます。



和田 喜洋(わだ はつひろ) 木彫工


氏は,永年にわたり木彫工の業務に従事され,日本の伝統彫刻と西洋彫刻の卓越した技術を駆使し,神社仏閣から一般家庭の装飾まで,幅広い製作に取り組んでおられます。西洋彫刻の中ではアカンサス模様を用いたデザインを得意とし,個展や区役所での展示などを通して,木彫の素晴らしさを広く伝えておられます。 
また,自身で木彫教室を開催するほか,無料体験教室や,店内ギャラリーの作品の見学受け入れ,近隣小学校での講師などの活動を積極的に行い,木彫を通して,創作活動の素晴らしさを知ってもらい,人々に感動と喜びを伝え,多数の木彫作家を育成することに尽力しておられます。

平成29年度認定者


内田 順子(うちだ じゅんこ) フラワー装飾

氏は,昭和31 年より花の生産に従事し,昭和32 年にはフラワーショップを創立,それ以降,コンクール出場等で腕を磨き,現在では業界を代表する技術者でいらっしゃいます。
日本の生け花と,西洋のフラワーデザインの融合を図り,花を繋ぎ合わせ,花のロープを制作する技法や,生花を布のように仕上げる技法等を考案されて,フラワー業界に多大な貢献をしてこられました。
また,フラワー装飾技能検定協議会の発足などに尽力し,資格検定受験者への指導や,デザイナーになるための講座の開催など,小学生から社会人に至るまで,後継者育成に多大なる貢献をされています。


川上 弘文(かわかみ ひろふみ) 調理師(日本料理) 


氏は,永年にわたり日本料理の調理業務に従事し,その高い調理技術と深い衛生技術で,市民の食生活改善の向上にも貢献されています。
特に,日本料理の技術と文化を重んじながら,洋食・中華料理の技術を取り込んで作る婚礼料理は高く評価されています。
常に技術の研鑽に努め,毎年出展されている「日本料理技能展」では,数多くの賞を受賞されています。
さらに,福岡県ふぐ処理師試験委員に任命され,調理師業界の発展とともに後進の指導育成にも積極的に取り組まれています。



永松 勝博(ながまつ かつひろ) 造園工


氏は,永年にわたり造園工の業務に従事し,雑木の庭と築山庭園を融合させた技法や自然を追求した石組みの技法は,高く評価され,業界では代表的な技能者でいらっしゃいます。
また,造園緑化工事における災害防止対策に関係機関や建設業界と連携をとり,石積みや宅地保全に取り組まれ,その姿は,これからの造園業界において貴重な存在であると広く認められています。
さらに,後継者の技能及び資質向上のため,福岡県の委託訓練である庭園管理科の講師や技能検定補佐委員などを務められ,後継者育成にも多大なる貢献をされています。


平成30年度認定者


齋藤 雅彦(さいとう まさひこ) 和服仕立職

氏は,永年にわたり和服の仕立て業務に従事し,技能の研鑽に努められ,特に,袴の縫製の技能につきましては業界における代表的な技能者でいらっしゃいます。
福岡和裁技能訓練会の発足時から理事や事務局長に就任され,全九州和裁専門校の指導員として,訓練生の技能の向上と資格の習得を図ってこられました。
また,NPO法人和裁教育国民推進会議福岡県支部事務局長として,中学校における和裁教育授業の実現に向けた活動を行い,市内の中学校の生徒約3,000人に対し,浴衣の着付け体験授業を行うなど,後継者育成に多大なる貢献をされています。


平田 章裕(ひらた あきひろ) 洋菓子製造工

氏は,永年にわたり洋菓子の製造業務に従事され,その洋菓子製造技能は本格フランス菓子造りの第一人者として広く認められ,特に,細工菓子の製造技能については,業界における代表的な技能者と言われていらっしゃいます。
県内の洋菓子コンクールの審査委員長,技能検定審査委員を共に10年間務められるなど,洋菓子業界に多大な貢献をしてこられました。
また,小学校向けの体験教室の講師や製菓系専門学校の講師を永年引き受けて更新の指導に積極的に取り組まれ,後継者の育成に多大なる貢献をされています。


令和元年度認定者


18代 柴田 玉樹(しばた たまき) 博多曲物師


氏は,永年にわたり博多曲物の製造に従事し,福岡県知事指定特産民工芸品の指定を受けた「博多曲物」を継承する,業界における第一人者でいらっしゃいます。
後継者不足が深刻である伝統産業業界において,弟子や従業員の指導はもちろん,曲物への就業を希望する若者を受け入れたり,地元小学校の総合学習や大学生対象の社会人講座等を行ったりと,400年の技を次世代に積極的に伝承されています。


鶴岡 達二(つるおか たつじ) 理容師

 

氏は、永年にわたり理容師の業務に従事され、特にカットの技能については、業界における代表的な技能者と言われていらっしゃいます。
福岡県理容生活衛生同業組合講師に任命され、組合員及び従業員の技術指導、情報伝達を行うとともに,全国理容連盟が毎年発表するニューヘアーの認定講師として県内外で技術指導をされ、後継者育成や技能伝承活動を積極的に行っています。


令和2年度認定者


山口 貴志(やまぐち たかし) 理容師

 

氏は、永年にわたり理容師の業務に従事され、全国理容競技大会に福岡県代表として出場され、日本チャンピオンになられていらっしゃいます。
福岡県理容組合南福岡支部の支部長や全国理容連合会の全理連中央講師に任命され、全国の組合員の指導や技能五輪の選手の指導など,後継者育成や技能伝承活動を積極的に行っておられます



令和3年度認定者


森 陽一(もり よういち) 造園工

博多マイスター森陽一氏写真 

氏は、永年にわたり造園工の業務に従事され、伝統的な技術や最新の技術を駆使した庭づくりを行われるなど、造園事業の発展に尽力されたとして、黄綬褒章を受章されました。
また、樹木医として、天然記念物や保存樹のような特に貴重な樹木等の保護育成・治療等の技術においても、高い評価を受けておられます。
現在は、友泉亭公園の作庭から管理までの講義と現場研修、伝統的竹垣の作成技術指導を大学等の造園科の学生に行われるなど、後継者育成や技能伝承活動を積極的に行っておられます。


山方 秀雄(やまがた ひでお) 造園工

博多マイスター山方秀雄氏写真 

氏は、永年にわたり造園工の業務に従事され、造園技能検定委員として、福岡県の検定全般に尽力されたほか、資格取得を奨励し、技能だけではなく個性を尊重した人間性の向上に熱意をもって取り組まれ、福岡市の造園従事者の技能及び資質の向上に大きな成果をあげてこられました。
造園緑化工事における災害防止対策のため、関係機関や建設業界と連携をとり、過去の自然災害の教訓を生かして石積みや宅地保全に取り組んでおられます。



令和4年度認定者

小西 登(こにし のぼる) 調理師(日本料理)

博多マイスター小西登氏写真 

氏は、伝統ある日本料理に永年にわたり従事し、研鑽に努めてこられました。中でも、料理も盛り付け、演出の技能は競技会に於いても数々の賞を受賞され、高い評価を受けています。
また、後進の指導・育成、日本料理の発展に尽力し、小学校ものづくり体験やお仕事体験の講師、市民や業界団体を対象とした各種料理教室の講師、業界専門誌へ料理献立を掲載するなど、幅広く積極的に技能伝承活動を行っておられます。


令和5年度認定者

平川 泰司(ひらかわ たいじ) 調理師(日本料理)

博多マイスター平川氏 

氏は、伝統ある日本料理に永年にわたり従事し、研鑽に努めてこられました。中でも、一番出汁、煮物、盛り付け、演出の技能は特に優れており、伝統を継承しながらも新しい技術を取り入れ、業界から高い注目をあびておられます。
また、おしごとフェスタや子供キッチンの講師、プロの料理人対象の講座の講師、地元食材を使ったレシピの提供、料理専門誌への料理掲載など地域への貢献、後進の指導・育成、日本料理の発展に尽力し、幅広く積極的に技能伝承活動を行っておられます。