福岡市では、高齢化の進展などに伴い、買い物や通院など日常生活に欠かすことのできない生活交通の確保が重要となっており、令和4年度から令和7年度にかけて実施した社会実験での成果などを踏まえ、令和7年6月に支援制度を拡充し、本制度も活用しながら、地域、交通事業者及び福岡市の三者が共働して、地域の実情に応じた持続可能な生活交通確保に向けた取組みを進めています。
【三者の役割】

福岡市では、公共交通不便地等を含む地域における取組みに対して、「福岡市公共交通不便地対策補助金交付要綱」に基づいた支援を行っています。
・福岡市公共交通不便地対策補助金交付要綱(PDF:461KB)
公共交通不便地等とは、以下の地域を指します。
地域、交通事業者及び福岡市の三者が共働して、「1.調査・検討」、「2.実証運行」、「3.本格運行」と、段階的に取り組むこととしており、それぞれの段階において、経費の一部を支援します。


収支率:運賃等の収入によって運行経費の何%が賄われているかを表す。
※運行継続のためには目標収支率の達成が必要です。目標収支率20%を達成後は本格運行へ移行します。
※運行継続のためには目標収支率の達成が必要です。
取組みの流れの詳細は「生活交通確保の手引き」を、補助制度の詳細は「福岡市公共交通不便地対策補助金交付要綱」を、それぞれご参照ください。
持続可能な生活交通確保に向けた取組みを実施するにあたり、公共交通不便地等における取組みの方向性、生活交通確保に係る取組みについて、広く専門的かつ客観的な視点から意見を聴くため、「福岡市生活交通確保に係るアドバイザー会議」を設置しています。
バスやタクシーといった車を使った身近な公共交通について、今ある便利な公共交通の情報や地域に新たな公共交通を導入する取組み・支援制度などをまとめた「生活交通確保の手引き」を作成しています。

地域の実情に応じた生活交通の確保に向けて、地域、交通事業者及び福岡市の三者が共働して取組みを進めています。
拡充した支援制度の第1弾として、令和8年4月1日から市内4エリア(18校区)でオンデマンド交通(一定の運行区域で予約がある都度運行する輸送サービス)の運行を開始しています。
| 事業区域 | 交通形態 | 運行開始 | |
| エリア | 校区名 | ||
| ①東区 | 美和台・和白東・三苫・和白校区 | オンデマンド交通 | 令和8年4月 |
| ②南区 | 鶴田・老司・弥永西・弥永・曰佐・野多目校区 | ||
| ③中央区・城南区 | 小笹・笹丘・長尾・田島校区 | ||
| ④城南区 | 片江・金山・七隈・南片江校区 | ||
| ⑤東区 | 香椎下原・香椎東・香住丘校区 | 令和8年秋頃(予定) | |
| ⑥南区 | 柏原・東花畑校区 | ||
| ⑦南区・城南区 | 西長住・堤・堤丘校区 | ||
| ⑧西区 | 壱岐・壱岐南・壱岐東校区 | ||
| ⑨西区 | 北崎校区 | デマンド交通 | |
令和7年度に、公共交通不便地対策に取り組む地域を募集した結果、44校区から応募がありました。
公共交通不便地対策に取り組む地域と協議・検討を行い、計画がまとまった地域で運行する交通事業者の募集を行います。
持続可能な生活交通確保に向けた取組みを実施するにあたり、事業提案に係る公募要綱並びに評価基準及び提案内容について、広く専門的かつ客観的な視点から意見を聴くため、「福岡市生活交通確保に係る事業提案評価委員会」を設置しています。
福岡市では、持続可能な生活交通確保に向けて、令和4年度から令和7年度にかけてオンデマンド交通社会実験を実施しました。
※社会実験は令和8年3月31日で終了。令和8年4月1日以降は支援制度による運行に移行。
詳しくは「オンデマンド交通社会実験について」をご覧ください。