様々な要因の結果として、社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職員を含む就労、家庭外での交遊)を回避し、原則的には6か月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を示す現象概念。(「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」より)
「ひきこもり」は病気の名前ではなく、状態を指す言葉です。
「ひきこもり」の背景(要因)はさまざまです。
1.精神疾患が影響している場合
統合失調症、うつ病、強迫性障害、パニック障害などの病気が影響し、ひきこもりになることがあります。
精神科医療機関での治療が必要です。
2.発達障害が影響している場合
発達障害の特性が影響し、ひきこもりになることがあります。
発達障害の特性にあわせた支援が必要です。
3.精神疾患や発達障害が要因でない場合
この場合を「社会的ひきこもり」といいます。(上記の1、2の一部が含まれる場合もあります。)
複数の要因や経過がいろいろあって、「社会的ひきこもり」にいたると考えられます。
要因が分からないと、「ひきこもり」から回復しないわけではありません。
「ひきこもり」が、すぐに解決できる方法はありませんが、今できることを、少しずつ取り組んでいくことが大切です。
家族や本人からの、ひきこもりなどについて、専門のスタッフが相談に応じています。
ひきこもり専門電話:092-737-8829 (毎週火曜日・木曜日、午前10時~午後1時)
福岡市にお住まいの、概ね20歳以上のひきこもりやその家族の方たちを支援する相談機関です。
令和4年4月から相談時間が変更になりました。ご注意ください。
相談電話:092-716-3344
毎週月曜日~金曜日、午前10時から午後5時
※ただし、第1火曜日のみ、正午から午後7時
福岡市にお住まいの、ゲーム依存等の問題をあわせもつ、概ね15歳以上のひきこもりやその家族の方たちを支援する相談機関です。
えがお館(福岡市こども総合相談センター)のホームページへ
福岡市ひきこもり地域支援センター ワンド のホームページへ
ひきこもりは、本人だけでなく家族にも様々な影響をもたらします。
家族がひきこもりについて正しく学び、本人への適切な関わり方を実践していく方法を身につけることで解決の糸口がみえることもあります。
1.「ひきこもり専門電話相談」にご連絡ください。
ひきこもり専門電話:092-737-8829 (毎週火曜日・木曜日、午前10時~午後1時)
2.事前面談を行います。
面接相談及び教室ついての説明や申込手続きなどを行います。
令和4年4月21日(木曜日)までに「ひきこもり専門相談」にお電話ください。
令和4年度前期「ひきこもり家族教室」ちらし (182kbyte)
令和4年度前期「ひきこもり家族教室」ちらし (182kbyte)
>後期の日程が決まり次第お知らせします。
あいれふ(福岡市中央区舞鶴2丁目5-1)
【開催日】令和3年9月21日(火曜日)から10月8日(金曜日)午後3時まで
※令和3年10月1日から展示替えあり
【会場】あいれふ1階 コミュニティプラザ 令和3年度ひきこもり啓発パネル展の写真など
支援者やご家族へのガイドブックを作成しました。
令和元年8月から9月にかけて実施した上記調査の結果がまとまりました。
福岡市内の担当地域を持つ民生委員・児童委員2,496名を対象に、調査時点で把握しているひきこもり状態にある方の状況や支援策等についてアンケート調査をしたものです。
令和元年度 民生委員・児童委員対象 ひきこもり支援に関する調査結果 (507kbyte)
福岡DRAWプログラムで使用しているワークブックは、幅広い職種の支援者が活用できる点が特徴です。
下記の目的でご活用していただける場合、ワークブックの配布を行っています。
ご希望される際は、申込方法にそってお申し込みください。
PDFデータでお送りします。