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更新日:2024年11月5日

11月10日~16日は、アルコール関連問題啓発週間です


アルコール健康障害対策基本法では、国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めるため、毎年11月10日から16日までを『アルコール関連問題啓発週間』と定めています。 

飲酒についての基礎知識やアルコール依存症、相談窓口等の情報を掲載していますので、この機会に飲酒のリスクについて学んで、ご自身がお酒と上手に付き合えているか、日々を振り返ってみませんか?


令和6年度アルコール関連問題啓発週間ポスター



(厚生労働省「アルコール関連問題啓発週間」ポスター)




1.あなたや周りの人のお酒の飲み方をチェック!

  

あなたの飲み方は問題ないか簡単にチェックできるテストを2つご紹介します。どちらか試してみませんか?

  • 4つの質問で依存症リスクがわかる→CAGE
  • 世界中で最もよく用いられているスクリーニングテスト→AUDIT
     (独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターの公式Webサイトより引用)


2.お酒を飲むとどうなるの?


アルコールを含むお酒を飲むと、胃や小腸で吸収され、血液にのって肝臓に運ばれ分解されます。酔いは、アルコールの作用で脳が麻痺した状態のことです。飲酒による影響には個人差があります。体調などその時の状態にも左右されます。


3.お酒の飲み過ぎで起こる問題

 アルコールには毒性・依存性があるので、心身に様々なリスクがあります。


  • 身体の問題 
     脳の萎縮 脂肪肝 肝炎 肝硬変 心筋症 糖尿病 高血圧 がん など
  • こころの問題 
     アルコール依存症 不眠症 妄想 幻覚、うつ病、認知症 意識障がい など 
  • 社会的な問題 
     飲酒運転 欠勤 暴力 仕事効率の低下 家庭関係の悪化 育児放棄・虐待 経済的破綻  など 

 

4.健康を守る飲酒、5つのポイント


飲酒量(純アルコール量)が少ないほど、飲酒によるリスクが少なくなります。自分に合った飲酒量を決めて、健康に配慮した飲酒を心がけましょう。


  1. 自分の飲酒状況を把握する。
  2. あらかじめ量を決めて飲酒する。
  3. 飲酒前又は飲酒中に食事をとる。
  4. 飲酒の合間に水(または炭酸水)を飲むなど、アルコールをゆっくり分解・吸収できるようにする。
  5. 1週間のうち、飲酒をしない日を設ける。


5.もしかしてアルコール依存症?


アルコール依存症とは、アルコールを飲みづつけることで、「やめたくても、やめられない」状態になることです。飲む量をコントロールできないなどの症状により、仕事や家庭など生活面にも支障が出てくることがあります。

→詳しくは、「依存症・アディクション」をご覧ください



6.家族ができること


家族が良かれと思って本人にしていることが、実は本人にとってよくないことがあります。例えは、お酒がどれだけ体に悪いか言い聞かせたり、お酒を捨てたり…。
精神保健福祉センターでは、依存症についての知識や、本人への対応の仕方を学ぶ教室を実施しています。
→詳しくは、「アルコール依存症」をご覧ください。


7.相談窓口


一人で悩まず、相談することが解決の第一歩です。精神保健福祉センターでは、家族や身近な方からの相談も受けています。
→詳しくは、「アルコール依存症」をご覧ください。


8.アルコール関連問題ホームページ




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