認知症とは,いろいろな原因で脳の細胞が壊れてしまったり,働きが悪くなったために記憶障害や理解・判断力の低下など様々な障害が起こり,生活する上で支障が出てきている状態(おおよそ6カ月以上継続)を指します。
身近な認知症の相談窓口として,お住いの地域のいきいきセンターふくおか(地域包括支援センター)や各区保健福祉センター地域保健福祉課でご相談を受け,病院への受診や必要な介護サービスなど,必要に応じて関係機関と連携し,在宅生活を支援します。
(1)いきいきセンターふくおかは,福岡市が設置している高齢者の総合相談窓口です。
いきいきセンターふくおか(地域包括支援センター)住所別一覧 (サイト内)
(2)福岡市認知症疾患医療センターは,福岡市が指定している認知症の専門的な診断や相談を行う機関です。
相談員が,電話や面談(要予約)による認知症に関する医療相談を受け付けています。
福岡市認知症疾患医療センターのご案内 (サイト内)
【福岡市認知症疾患医療センターホームページ】 (外部サイト)
(3)認知症は高齢者に多い病気ですが,年齢が若くても発症することがあり,65歳未満で発症した場合を「若年性認知症」といいます。下記リンク先では,国や福岡県が設置している若年性認知症の相談窓口を案内しております。
若年性認知症について (サイト内)
認知症かもしれないと不安に思っている人や認知症と診断された人,認知症の人を介護する家族の人等,様々な状況の人に読んでいただくために,福岡市で受けられるサービスや相談窓口等の情報をまとめた福岡市認知症ケアパス(福岡市認知症ハンドブック・福岡市認知症啓発リーフレット[本人向け冊子])を,市役所(情報プラザ,認知症支援課),各区保健福祉センター地域保健福祉課地域包括ケア推進係等で配布しております。
下記リンク先からもダウンロードすることができます。
福岡市における認知症ケアパスについて (サイト内)
認知症医療については,福岡市認知症疾患医療センター,福岡市医師会と連携して,認知症医療連携システムを活用した支援を行っています。
福岡市認知症医療連携システムは,認知症の早期発見・早期治療・早期支援などを行うため,「認知症疾患医療センター」を中心として,福岡市医師会が独自に設置している「認知症相談医」,「認知症サポート医」,「協力病院」とともに,かかりつけ医を支えています。
このシステムにより,身近なところで認知症の相談や,専門医療機関への紹介,通院での認知症治療が可能になっています。
認知症に関する専門医療機関や認知症相談医の紹介等について,かかりつけ医がおられる場合は,まず,かかりつけ医へご相談ください。認知症相談医は,電話相談の窓口ではありません。
【福岡市医師会ホームページ】 認知症医療連携事業 認知症相談医 (外部サイト)