現在位置:福岡市ホームの中の創業・産業・ビジネスの中の公共工事・技術情報の中の公共工事の技術管理関連から委託成果品の品質管理
更新日: 2013年6月10日

委託成果品の品質管理


(1)委託成績評定制度

公共工事の品質に影響を与える設計等委託業務について,平成17年4月に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」(品確法)では,公共工事に関する調査及び設計の品質が確保されるようにしなければならないと定められています。また,同年8月に閣議決定された「公共工事の品質確保の促進に関する施策を総合的に実施するための基本的な方針」においては,調査,設計の履行を確保するため,業務の履行過程及び業務の成果を的確に評価し,成績評定を行うよう努めるものとすると定められています。
これを受け,本市ではこれまで設計等委託業務における成績評定制度の導入について検討や試行を行い,平成24年度より,契約金額が100万円を超える実施設計・地質調査・測量業務を対象に成績評定制度を導入し,平成25年度からは対象範囲を基本設計等へも拡大しています。
今後は,評定結果の収集・分析を行い,優良業者表彰制度や不適格業者排除制度の導入を目指します。

委託成績評定


(2)詳細設計照査要領(設計チェックリスト)

社会資本整備を推進するうえで,建設コンサルタント業務の成果は,最も基礎的で重要な要素であり,その良否が事業の完成に重大な影響を与えることになります。
成果品の品質向上を図り正確性を確保するため,また,担当技術者の資質向上,及び基本事項の統一による照査の効率化を図ることを目的とした詳細設計照査要領(設計チェックリスト)を作成し,委託成果品の品質管理に努めています。