令和5年に入り、リチウムイオン電池を発火源とする火災が5件発生(5月末現在速報値)しています。
主な理由としては、以下のとおりです。
リチウムイオン電池とは、充電が可能な繰り返し利用することができる電池で、鉛などの有害物質を含まず、高電圧で高容量が特徴であるため、携帯用扇風機やスマートフォンなど、さまざまな用途で使用されています。
リチウムイオン電池に限らず、電気関係が原因によって起こる火災は、他の火災に比べて比較的大きくなりやすい傾向にあります。 理由としては、こんろやたばこなどとは違い、人が見ていないとき(外出中や就寝中など)に出火し、発見が遅れることが考えられます。
建物火災の全部と、電気関係が原因となった場合の焼損程度は次の通りです。
電気関係が原因の建物火災で、全焼及び半焼となった割合は建物火災全体と比べて1.5倍です。
(電気関係が原因の建物火災で、全焼及び半焼となった割合は12.7%、建物火災全体で、全焼及び半焼となった割合は8.2%)
リチウムイオン電池を原因とする火災には、いくつかの共通点があります。以下のことに気を付けましょう。
↓その他詳細は,「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」ホームページをご確認ください。
モバイルバッテリー「1.リコール製品のモバイルバッテリーから発火」のホームページ
URL:https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/17072701.html
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