もし目の前で突然人が倒れ、心臓や呼吸が止まっていた場合、何もしないでいると、その人の命は急速に失われていきます。
救急車が到着するまでの間、その場に居合わせた人の応急手当がその人の救命にとって大変重要になります。
消防局では、ひとりでも多くの命を救うため、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法、大出血時の止血法など応急手当に関する救命講習を実施しています。
あなたの大切な人の命を救うため、ぜひ救命講習に参加して、正しい知識と技術を身につけましょう!
【出張救命講習】についてはこちら
※令和6年度出張救命講習の申し込み受付の開始は、2月1日(木曜日)9時から開始します。
※各消防署へのお電話での申し込みは、災害出動等で不在にすることがありますので、インターネット環境がある方は電子申請での申し込みをお勧めしてます。
講習種別(日程) | 講習 時間 |
講習内容など | 修了証等の交付 |
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大人に対する胸骨圧迫、AED体験 ・午前日程(⇒ダウンロードPDF (209kbyte)) ・夜間日程(⇒ダウンロードPDF (428kbyte)) | 1時間 | ・応急手当ての入門編、救命入門コースです。 ・簡易型の教材を1~2名で1式使用し、短時間で大人に対する胸骨圧迫とAEDの使用法が学べます。 | 参加証 |
大人に対する心肺蘇生法 ・午前日程(⇒ダウンロードPDF (209kbyte)) ・午後日程(⇒ダウンロードPDF (428kbyte)) | 2時間 15分 | ・大人に対する心肺蘇生法(胸骨圧迫・人工呼吸)、AEDの使用法、止血法などが学べる普通救命講習1です。 ・教材を2名で1式使用して学べます。 ※出張救命講習で実施している『【要事前WEB学習】大人に対する心肺蘇生法(2時間)』とはカリキュラムが異なるため、WEB講習受講証明書をお持ちであっても時間を短縮することはできません。 | 修了証 |
乳児、小児に対する心肺蘇生法 ・午前・午後日程(⇒ダウンロードPDF (428kbyte)) | 2時間 15分 | ・乳児(1歳未満)、小児(1歳以上およそ16歳未満)に対する心肺蘇生法、AEDの使用法、止血法などが学べる普通救命講習3です。 ・教材を2名で1式使用して学べます。 | 修了証 |
大人、乳児、小児に対する心肺蘇生法 ・開催日程(⇒ダウンロードPDF (428kbyte)) | 8時間 | ・大人及び乳児、小児に対する心肺蘇生法、AEDの使用法、止血法などが学べる上級救命講習です。 ・筆記及び実技試験があります。 ※『【要事前WEB学習】大人、乳児、小児に対する心肺蘇生法(6時間)』とはカリキュラムが異なるため、WEB講習受講証明書をお持ちであっても時間を短縮することはできません。 | 修了証 |
【要事前WEB学習】 大人、乳児、小児に対する心肺蘇生法 ・開催日程(⇒ダウンロードPDF (428kbyte)) | 6時間 | ・事前にインターネット(e-ラーニング)で「上級救命講習」の座学2時間分の学習内容相当を学び、その後6時間の実技 のみを受講する講習です。 ・筆記及び実技試験があります。 ※【要事前WEB学習】大人、乳児、小児に対する心肺蘇生法を受講される方は、「受講証明書」を受付で提出(もしくはスクリーンショット等を提示)してください。受講証明書がない場合、上級救命講習修了証の交付はできません。 | 修了証 |
一般市民向け応急手当WEB講習 (上級救命講習編) (⇒応急手当WEB講習ページへ) | 約2時間 | ・【要事前WEB学習】大人、乳児、小児に対する心肺蘇生法(6時間)を受講する方は事前に受講が必要です。 ・専用のサイト「一般市民向け応急手当WEB講習 上級救命講習編」全ての動画視聴後に実施される修了テストに合格(30問中25問以上正解)すると、【WEB講習受講証明書(上級救命講習編)】が発行されます。 ※受講証明書発行後、【要事前WEB学習】大人、乳児、小児に対する心肺蘇生法(6時間)を受講することで上級救命講習修了証の発行となります。 ※一般市民向け応急手当WEB講習上級救命講習編のみを受講しても、上級救命講習修了証の交付はできません。 | 受講証明書 |
救命講習の指導者養成コース ・開催日程(⇒ダウンロードPDF (427kbyte) ) | 24時間 (3日間) | ・救命講習の指導者になるための応急手当普及員講習です。 ・救命講習を開催し、修了証等を発行することができるようになります。 ・市内の事業所や地域で救命講習の指導できる方(概ね18歳以上)が対象になります。 ・応急手当の基礎的な知識や技能のほか、講習会の指導要領などが学べます。 ・「1日目」と「2・3日目」(連続2日間)と分割の日程もしくは連続して3日間の日程で実施します。 ⇒詳細はこちら(⇒ダウンロードPDF (132kbyte)) ・事前に講習テキストの購入が必要です。(消防局で販売はしておりません。) ⇒講習テキストの詳細はこちら(⇒ダウンロードPDF (333kbyte) ) | 認定証 |
応急手当普及員認定更新コース ・開催日程(⇒ダウンロードPDF (428kbyte)) | 3時間 | ・応急手当普及員の有資格者を対象とした応急手当普及員再講習です。 ・応急手当普及員は前回受講から3年以内に再講習の受講が必要です。 ・3年以上経過した場合は、資格が失効します。 | なし |
各講習会場の詳細については、救命講習会場一覧 (⇒ダウンロードPDF (220kbyte))からご確認ください。
救命講習を受講する前の予習や講習受講後の復習用としてご覧ください。
・受講者が20名以上(最大40名まで)など、一定の要件を満たせば市内の事業所や地域での出張救命講習も行っています。
令和6年度に出張して行う救命講習の種類 ※2月1日から受付開始
〇大人に対する胸骨圧迫、AED体験~簡易型教材使用救命入門コース(60分)
・簡易型教材(レジャーシート型)を使用した講習です。※従来の蘇生訓練用人形、AEDトレーナーは使用しません。
・定員は20名以上40名程度。
〇大人に対する胸骨圧迫、AED体験~救命入門コース(90分)
・従来のどおり蘇生訓練用人形、AEDトレーナーを受講生4~5名に対し1式使用した講習です。
・定員は20名以上40名程度(上限は講習会場の広さに応じた人数【1人当たり3㎡程度】計算し、40名より減ることもあります)。
〇大人に対する心肺蘇生法~普通救命講習1(3時間)
・従来のどおり蘇生訓練用人形、AEDトレーナーを受講生4~5名に対し1式使用した講習です。
・定員は20名以上30名程度(上限は講習会場の広さに応じた人数【1人当たり3㎡程度】計算し、30名より減ることもあります)。
〇乳児、小児に対する心肺蘇生法~普通救命講習3(3時間)
・従来のどおり蘇生訓練用人形、AEDトレーナーを受講生4~5名に対し1式使用した講習です。
・定員は20名以上30名程度(上限は講習会場の広さに応じた人数【1人当たり3㎡程度】計算し、30名より減ることもあります)。
〇【要事前WEB学習】大人に対する心肺蘇生法~WEB普通救命講習1(2時間)
・専用のサイト(一般市民向け応急手当WEB講習)で事前にインターネット(e-ラーニング)で「普通救命講習」の座学1時間分の学習内容相当を学び、 その後2時間の実技のみを受講する講習です。
・一般市民向け応急手当WEB講習普通救命講習編(約1時間)全ての動画視聴後に実施される修了テストに合格(20問中17問以上正解) すると、 【WEB講習受講証明書(普通救命講習編)】が発行されます。
・「受講証明書」は実技講習当日に受講生全員提出(もしくはスクリーンショットを提示)してください。
※受講証明書がない場合、普通救命講習Ⅰ修了証の交付はできません。
・従来のどおり蘇生訓練用人形、AEDトレーナーを受講生4~5名に対し1式使用した講習です。
・定員は20名以上30名程度(上限は講習会場の広さに応じた人数【1人当たり3㎡程度】計算し、30名より減ることもあります)。
日程調整など事前の打ち合わせが必要になりますので、まずは消防局救急課までお問い合わせください。
★出張救命講習のお問合せ・申込先★
TEL:092-725-6574 (平日9時から17時)
福岡市民防災センターでも応急手当の講習(消防出前講習)を行っております。
主な要件:概ね10名以上~50名未満、福岡市内の事業所や団体等
※ 「修了証」等を取得できる資格講習「救命講習」ではありません。
新型コロナウイルス感染症の流行を受け、厚生労働省より指針が発表されました。(令和2年5月22日)
新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による救急蘇生法について(指針) (79kbyte)