福岡市は、行政手続きのデジタル化・オンライン化など、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取組みを推進しています。
市民の利便性の向上に加え、業務の効率性・生産性を高め、それにより生じた人的資源を、福祉など人のぬくもりが必要な分野へ振り向けるなど、これからの時代にふさわしい行政サービスの提供を積極的に進めます!
※デジタルトランスフォーメーション(DX):ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること
福岡市のDXの推進に関して、基本的な方針や考え方をまとめ、重点的に取り組むべき内容を具体的に定めた「福岡市DX戦略」を策定しました(計画期間:令和5年度から令和8年度までの4年間)。
行政手続きや市民サービスのデジタル化、オンライン化などの取組みを一層推進し、誰もがデジタル化の恩恵を実感できることを目指します。
市民・事業者の皆様が不便に感じている「福岡市のアナログ的な手続き・慣行等」についての情報を受け付けるため、令和5年1月から令和6年3月まで「デジタル改善目安箱」を設置しました。行政サービスをもっと便利に利用していただくため、寄せられた情報をヒントに、随時行政手続きの見直しを行いました。
令和6年4月からは、「市政への提案」にて引き続き「福岡市のアナログ的な手続き・慣行等」の情報を募集しています。情報がありましたら、「市政への提案」入力フォームからご投稿をお願いします。
(投稿の具体例)
・○○のデータをもらうためだけに市役所を訪問しCD-ROMで受け取る必要がある
・○○のオンライン申請フォームで生年月日のデフォルトが当日の日付でスクロールが大変
・○○の申込手続きが紙ベースで不便なためオンライン化してほしい
など
民間専門人材の「DXデザイナー」を公募により選定し、市のDXのプロジェクトへの参画や、専門的・技術的見地からの助言・支援等を委嘱しています。現在、4名のDXデザイナーが、市のスタッフとともに、新しい電子申請システムのユーザーインターフェースの改善などに取り組んでいます。
氏名 | 写真 | 現職等 |
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にしむら ひろゆき 西村 博之 |
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有限会社未来検索ブラジル取締役 |
ひがし こういち 東 宏一 |
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株式会社Groove Designs取締役 / デジタル庁プロダクトマネージャー |
ひご あきひで 肥後 彰秀 |
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株式会社TRUSTDOCK取締役 |
よしおか やすゆき 吉岡 泰之 |
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株式会社gaz代表取締役CEO |
DXデザイナーの活動実績の一例を紹介します!
専門的、技術的知見に基づく助言や支援を受けながら、誰もが使いやすく分かりやすいユーザーインターフェースの導入を実現!
令和3年4月から運用を開始した電子申請システムは、使いやすく分かりやすいオンライン申請となるよう、DXデザイナーからの意見やアイデアが申請画面などの随所に反映されています。
オンライン申請の利用を推進するため、住民票の写し、税務証明のオンライン交付請求については、令和6年3月31日までの間、証明書の普通郵便料(84円)を無料としています!
コンビニ交付の利用を推進するため、住民票の写し等各種証明書のコンビニ交付については、令和6年3月31日までの間、証明書の発行手数料を10円とします!(通常、250円または400円)
令和3年9月から、各区役所や出張所など市の公共施設で新たにクレジットカードが利用できるようになりました。
身近な場所等に、ビデオ通話が可能な機器を設置するなどにより、区役所等に出かけることなく、遠隔での手続きや相談を可能とする実証実験を行います。
RPAを導入する市役所内部の業務を拡充し、事務の効率化を図ります。
※RPA (Robotic Process Automation): パソコン上で行う定型業務を自動的に処理するアプリケーション