福岡市では,社会環境の変化や市民ニーズの多様化などに的確に対応するため,行政サービスの改善や充実に取り組んでいますが,民間事業者の皆様がお持ちのアイデアやノウハウ,AIやIoTをはじめとした先端技術などを活用することによって,さらなる改善や充実につながるのではないかと考えています。
そこで,令和元年10月,福岡市が抱える行政課題のうち,民間事業者の皆様がお持ちのアイデアやノウハウ,先端技術などを活用することで,高度化や効率化が図れるのではないかと考える行政課題をピックアップし,実証プロジェクトを募集しました。
下記では,応募していただいた事業者と実証した(実証中)のプロジェクトの一部をご紹介します。
ネット上には多くイベント情報が点在していますが,市民向けにその情報を集約しているサイトはありませんでした。市民の皆様が広く容易にイベント情報を入手できる
※記者発表資料はこちらをご覧ください。
事業者:株式会社インフォモーション(http://infomotion.co.jp/)
「mirai@」では,民間事業者の先進的なアイデアや,AI・IoTなどの革新的技術を活用して,社会課題の解決等を促進しています。その一つとして,人生100年時代を見据え,長寿を心から喜べるまちの実現を目指して進めているプロジェクト「福岡100」の新たな取り組みにつながる事業を次のとおりを進めています。
「福岡100」人生100年時代の健寿社会モデルをつくる100のアクション(http://100.city.fukuoka.lg.jp/)
「mirai@」では,民間事業者の先進的なアイデアや,AI・IoTなどの革新的技術を活用して,社会課題の解決等を促進しています。
平成31年2月に傘のシェアリングサービス「アイカサ」を提供している株式会社Nature Innovation Groupよりmirai@へ提案・相談があり,本サービスは,街の回遊性向上,来訪者の利便性向上,ビニール傘のごみ減量といった公益性につながる取り組みであることから,福岡市の公共施設にもアイカサスポット(傘立て)の設置を行っています。
※記者発表資料はこちらをご覧ください。(462kbyte)
事業者:株式会社Nature Innovation Group(https://i-kasa.com)
福岡市エリアでの展開に関する協力事業者:LINE Fukuoka株式会社(https://linefukuoka.co.jp/ja/)
主な設置場所:福岡市役所本庁舎,福岡市中央区役所庁舎,福岡市地下鉄天神駅など
福岡市では,大規模な災害が発生した場合などに迅速な応急対策が行えるよう,企業や団体と様々な災害時応援協定を締結することとしています。
この度,スマートフォン・タブレット関連製品を開発・製造・販売するアンカー・ジャパン株式会社との間で,災害時におけるポータブル電源等の物資供給に関する協定を締結しました。
今回の協定締結により,避難所における緊急的な電源確保や携帯端末の充電が可能になるなど,災害初期の応急対応の充実を図ることができます。
※記者発表資料はこちらをご覧ください。(203kbyte)
■協定締結日
平成30年11月29日(木曜日)
■主な供給物資
・ポータブル電源
・防災POWER BAG
(モバイルバッテリー, ソーラーチャージャー, カーチャージャー,ケーブル類)
※ポータブル電源50個,防災パック450個については,協定締結後,速やかに提供
福岡市は,Society5.0へのチャレンジとして,AI・IoTなどの第4次産業革命技術の活用による社会課題の解決を進めています。
そのなかで,都市部における交通渋滞や配送ドライバー不足といった課題への対策として,楽天株式会社・株式会社TATERUと協力し,国内初となる,店舗から都市部集合住宅へのドローン配送サービスの実現を目指した検証を行いました。
今回の実験では,スマートフォンから商品を注文し,注文された商品を2km以上離れた実際の店舗から直接ドローンでお届けすることで,ドローンによる配送の迅速性や利便性を実証しました。
連携企業:楽天株式会社(https://drone.rakuten.co.jp/special/tateru/)
株式会社TATERU(https://www.tateru.co/news/post/14096/)
福岡市 担当部署:総務企画局企画調整部
実施時期:平成30年7月22日
経済観光文化局 創業推進部 企業連携課(mirai@)
メールアドレス:mirai@city.fukuoka.lg.jp
電話番号:092-711-4959
FAX番号:092-733-5748