福岡市では、循環型社会の実現に向け、「古紙」のリサイクルを推進するための環境整備を進めてきました。これまでの古紙回収は「古紙回収業者に依頼する方法」が中心でしたが、「ごみ収集業者に依頼する方法」が新たに加わりました。これらの古紙回収環境の拡充を踏まえ、事業系一般廃棄物の分別について、令和2年10月1日から、現在の「燃えるごみ」「燃えないごみ」の2分別を、「古紙」を加えた3分別に変更しました。そのため、「古紙」を「燃えるごみ」として出すことも、ごみ焼却施設に搬入することもできません。
・「古紙」とは、リサイクルできる紙です。機密書類も、その紙の種類によっては「古紙」にあたります。
次のステップに沿って、3分別に取り組みましょう。
事業系燃えるごみの約3割は古紙(リサイクルできる紙)が占めています。貴社のごみ袋に下記のような古紙が混じっていないか確認してみましょう。特に「雑がみ」は、燃えるごみに混入している場合が多いので注意して確認してみてください。
新聞・雑誌・段ボール・機密書類・雑がみ(ふせん、メモ用紙、名刺、チラシ、菓子箱、封筒、はがき、包装紙、紙袋、コピー用紙、シュレッダーくず、トイレットペーパーの芯など)
食品や油が付着した紙、ティッシュペーパー、紙おむつ、感熱紙(レシートなど)、圧着はがき、カーボン紙、金色や銀色の紙(箔押しなど)
車両があり、自身で運ぶことができる場合は「(1)自己搬入 」ができます。車両がなく回収を依頼する場合は「(2)古紙回収業者に依頼する方法 」と「(3)ごみ収集許可業者に依頼する方法 」があります。
まずは、現在取引のある古紙回収業者・ごみ収集許可業者にご相談ください。これから回収方法を検討する場合は、以下を参考に回収方法を選んでください。
・(1)から(3)を組み合わせて回収を依頼することも可能です。
福岡市ペーパーリサイクル協同組合において、事業系古紙の受入事業を実施しています。禁忌品が除去され、新聞、雑誌、ダンボール等が種類別に分別された古紙は無料で受入れます。(受入古紙問屋については、福岡市ペーパーリサイクル協同組合(電話:092-414-7711 、ホームページはこちらをクリック)へお問い合わせください。)
また、福岡市事業系ごみ資源化情報発信サイトに掲載している古紙回収業者のリストのうち、「古紙持込」の項目が丸印になっている業者に連絡して持ち込んでください。(サイトはこちらをクリック)
住所:福岡市博多区西月隈4丁目1番7号、電話:092-441-8001 、処理料金:10kgごとに70円
受入時間等詳細はホームページをご覧ください。ホームページはこちらをクリック
下記にあてはまる場合、古紙回収業者にご相談ください。
現在、古紙回収業者を利用している事業者の方は、「雑がみ」の回収が可能か、確認してください。
古紙を「段ボール」「新聞紙」「牛乳パック」「雑誌類」「雑がみ類」の種類ごとに分別してください。大きさの異なる紙や小さい紙は、雑がみとして紙袋へまとめて出してください。
詳しい分別は古紙分別図鑑(古紙回収業者編)(1,382kbyte)をご覧ください。
(注意)最近古紙の袋の中に、明らかに段ボール、新聞紙、雑誌、雑がみ以外の不適物の混入が散見されていますので、排出の際は、今一度確認していただきますようお願いいたします。
古紙回収マッチングに申し込むと、古紙を無料で回収してくれる業者を探すことができます。
(注意)発生量や回収ルートによっては無料回収ができない場合があります。
福岡市事業系ごみ資源化情報発信サイトはこちらをクリック
下記にあてはまる場合、ごみ収集許可業者にご相談ください。
さまざまな紙を一つの袋にまとめて「紙ごみ」として排出することができます。回収した「紙ごみ」はリサイクル施設で種類ごとに分別されます。詳細はごみ収集を依頼している許可業者にご確認ください。許可業者の連絡先が不明の場合は下記【問い合わせ】をご覧ください。
ごみ収集と同様に、収集運搬経費+処分経費が発生しますが、処分経費が軽減できる可能性があります。
詳しい分別は古紙分別図鑑(ごみ収集許可業者編)(1,227kbyte)をご覧ください。
<STEP2>で決定した回収方法に合った古紙分別ボックスや紙ごみ箱を設置しましょう。
機密書類もごみ焼却施設での受け入れはできません。機密を保持しながら処分したい場合、下記の方法で処理してください。
シュレッダーごみは通常の古紙と同様の古紙回収方法が利用できます。上記<STEP2>をご覧ください。
細断や溶解などの処理方法があります。福岡市事業系ごみ資源化情報発信サイト機密書類処理方法を参考に、貴社の方針にあった処理方法・業者を選定してください。
また、福岡市事業系ごみ資源化情報発信サイトにて機密処書類処理マッチングサービスを行っておりますので、ご活用ください。
「燃えるごみ」や「古紙」に混ぜてはいけないものの一覧です。
ごみ箱や分別ボックスの近くに掲示してご利用ください。
お好みに合わせてダウンロードしてください。