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更新日: 2024年4月1日

擁壁の根入れ深さ(法第33条第1項第7号関係、宅地造成等規制法施行令第8条第4号)

 このページでは、次の開発行為で設置する擁壁の根入れ深さについての規定を掲載しています。

  • 都市計画法の許可(開発許可)を必要とする開発行為
  • 宅地造成等規制法の許可等を必要とする宅地造成に関する工事

 次のリンクから該当箇所へジャンプできます。

1 擁壁の根入れ深さ

 擁壁の前面の根入れ深さは、宅地造成等規制法施行令第8条第4号で規定する深さ以上としてください。擁壁の前面の根入れ深さとは、練積み擁壁の場合、擁壁の下端(擁壁前面の地盤面と接する部分)以下、基礎の前面の上端までの部分をいいます。L型擁壁等の場合では、擁壁の下端以下、つま先の下端までの部分をいいます。

 具体的には、次の表の土質の種別に応じて、次の図のようになります。

擁壁の根入れ深さ

図 根入れ深さ

表 土質の種別ごとの根入れ深さ
 土質 根入れ深さ
第一種岩、岩屑、砂利又は砂利混じり砂35センチメートル以上かつ擁壁高さ(H)の100分の15以上
第二種真砂土、関東ローム、硬質粘土その他これらに類するもの同上
第三種その他の土質45センチメートル以上かつ擁壁高さ(H)の100分の20以上

2 留意事項

 擁壁の前面の根入れ深さは、擁壁の基礎底版が地表に出ないように確保するものです。

 この根入れ深さの規定が示されている宅地造成等規制法施行令第8条第4号は、練積み造の擁壁についての規定ですが、鉄筋コンクリート造のL型擁壁などについてもこれによります。


3 <<参考>>関連ページへのリンク

 斜面上に擁壁を設置する場合の設置位置や法面の構造については、次のリンク先をご覧ください。

 ひな壇状に配置された擁壁同士の距離が近く、上段の擁壁に係る荷重が下段の擁壁に有害な影響を与えるおそれのある「二段擁壁」の判断基準については、次のリンク先をご覧ください。

 練積み造擁壁で上部に斜面がある場合の構造については、次のリンク先をご覧ください。

 水路、河川に接して擁壁を設ける場合の根入れ深さについての規定については、次のリンク先をご覧ください。 


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