福岡市では、都心部の回遊性向上を図るため、水上公園の再整備が始まって以降、那珂川沿いの須崎公園から清流公園までのエリアにおいて、川に向かって開かれた、水辺を活かしたまちづくり「リバーフロントNEXT」を推進しています。
また、エリア全体の魅力をさらに高めていくため、須崎公園から清流公園までの川沿いの公園等を管理する福岡市と、二級河川である那珂川や天神中央公園等を管理する福岡県とが連携し、取組みを進めています。
天神ビッグバンの「東のゲート」である水上公園は、水辺を活かした公園として再整備され、平成28年7月にリニューアルオープンしました。
レストランなどが入る建物の屋上部分は那珂川を眺めながらくつろげる空間として開放しており、都心部の憩いスポットになっています。
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都心部の貴重なオープンスペースとなっている天神中央公園の西中洲エリアは、令和元年8月にリニューアルオープンしました。
水辺や緑が楽しめる公園として、様々なイベントに対応できる空間が整備され、那珂川沿いに飲食店が新たにオープン。水上交通にも利用される待合所も整備されています。
令和5年7月に、那珂川沿いの樹木や護岸などのライトアップをリニューアルしております。
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須崎公園、市民会館ともに供用開始より60年以上が経過し,施設の老朽化などが進んでいることから、拠点文化施設整備の機を捉え、拠点文化施設と須崎公園のランドスケープが融合した一体的で魅力的な公共空間の創出に取り組んでいます。
那珂川沿いの現市民会館を建て替えることで生まれる敷地を、水辺に開かれた公園として整備を進めています。
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再整備イメージ
清流公園は、北は昭和通りから南はキャナルシティ博多の前までの細長い公園です。西日本随一の歓楽街・中洲に隣接し、夜は屋台が多数配置されており、都心部の憩いや賑わいの場所となっています。また、南端の広場は中洲まつりや中洲JAZZなどのイベント会場になっています。
春吉橋迂回路橋上広場は、春吉橋架替工事の迂回路橋を、清流公園の一部として一体的に利活用することにより、水辺の憩い・賑わいが感じられる回遊拠点となるよう、令和5年4月に暫定供用を開始し、イベント等を実施しています。
橋上広場を含む清流公園は、Park-PFI制度を活用し、官民連携で再整備を行い、令和7年春から段階的にオープンする予定です。
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清流公園の利活用状況
清流公園の再整備イメージ
那珂川の護岸の老朽化対策に加え、昔ながらの石積み護岸を再現し、親しみやすい水辺空間を創出することを目的に、清流公園の上流部から須崎公園の下流部までの約1,600mの区間の整備を進めています。
食とエンターテイメントを融合したカルチャー発信の複合施設。世界トップレベルのアート、エンターテイメント、フード、カクテルの融合を通じて、国内未知の新しい体験を提供し、福岡の街に新たなカルチャーを創り出すことを目指しています。
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水鏡天満宮や赤煉瓦文化館、那珂川に面した立地環境等、貴重な資源を有する当街区では、歴史・文化資源と水辺・緑の魅力を活かしながら、那珂川沿いに面したまとまった広場空間の確保や、天神中央公園と須崎公園と一体となった水辺の緑のネットワークの創出など、緑あふれる水辺空間の創出に向けて取り組んでいます。
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まちづくりのイメージ