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更新日: 2022年4月6日

重要 HACCPに沿った衛生管理の制度化について

令和3年6月1日から、原則として全ての食品等事業者は一般的な衛生管理に加え、「HACCPに沿った衛生管理」を実施することが義務付けられました。


義務付けられる内容は?

事業者に義務付けられる内容は、事業規模や業種により異なります。


HACCPに沿った衛生管理の対象事業者の分類

(1)HACCPに基づく衛生管理

コーデックス(食品の国際規格)のHACCP7原則12手順に基づき、食品等事業者自らが使用する原材料や製造方法等に応じて計画を作成し、管理を行います。
対象事業者や導入方法については「HACCPのはじめかた~HACCPに基づく衛生管理編~」のページでチェック!


(2)HACCPの考え方を取り入れた衛生管理

各業界団体が作成した手引書を参考に本格的なHACCPを簡略化した方法で衛生管理を行います。
普段、自分の店で行っている手洗い、清掃、従業員の健康管理などの一般衛生管理に関する取組と、取扱食品に応じた温度管理などの重要なポイントの管理方法を定めた計画を作成し、実施した内容を様式に記録します。
対象事業者や導入方法については「HACCPのはじめかた~HACCPの考え方を取り入れた衛生管理編~」のページでチェック!


(3)対象外の事業者

以下の事業者はHACCPに沿った衛生管理の対象外ですが、一般衛生管理は実施する必要があります。

  • 食品、添加物の輸入業
  • 食品、添加物の貯蔵、運搬のみを行う営業(冷凍・冷蔵倉庫業は除く。)
  • 容器包装済みで常温で長期保存が可能な食品(カップラーメン等)の販売を行う営業
  • 器具・容器包装の輸入業、販売業

そもそもHACCPとは?

HACCPは「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略で、「危害分析・重要管理点方式」と訳されます。
原材料の仕入れから製品の出荷・提供までの工程全体を継続的にチェックすることで、より安全性の高い食品を提供するシステムです。


HACCPシステムの説明,(1)危害要因分析 受入から出荷までの各工程について,どんな衛生上の「危害」があるのかを探し,対策を考えます。(2)重要管理点 (1)の対策の中で特に「危害」発生の防止につながるポイント

導入のメリット

  • 衛生管理のポイントが明確になる。
  • 経験や勘に頼らない安全な製品が作れるようになる。
  • 記録を残すことで、事故・クレーム時の速やかな原因究明、改善に役立つ。

参考ページ



<問い合わせ先>

  問い合わせ先については、こちらのページをご確認ください。



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