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更新日: 2023年11月30日

最後まで使い切る - 栄養・食育の部屋(食育レシピのご紹介)

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からいも餅の写真
   

からいも餅

管理栄養士のお役立ち情報

 さつま芋のアクは、クロロゲン酸、タンニンなどポリフェノールの一種や、ヤラピンという成分です。
 そのままでも問題ありませんが、アク抜きすることで、えぐみや苦み、黒ずみが減り、調味料が浸透しやすくなる、というメリットがあります。
 ただアク抜きと同時に、ビタミンCや食物繊維など水溶性の栄養素も水に溶け出てしまうので、えぐみや苦み、黒ずみが気にならず、健康面のメリットを考えるのであれば、アク抜きは不要と言えます。

ねぎのポタージュの写真
   

ねぎのポタージュ

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 白ねぎは、緑の葉の部分も食べられます。 少し固い部分でも、ポタージュにすることで、滑らかな舌触りになり、食べやすくなります。
 緑の葉の内側に、透明なゼリーのようなものが見られますが、これはフルクタンと呼ばれる食物繊維の一種です。
 フルクタンは、旬の時期に増え、加熱するとその一部がフルクトース(果糖)に変化するので、焼き物、鍋物などに使うと、天然の甘みを味わえます。

キャベツのまるごとポトフの写真
 

キャベツのまるごとポトフ

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 キャベツの長持ち保存方法
(レタス、白菜も同じ方法で長持ちします)
芯にある成長点を壊すことで、それ以上の成長を止めることができます。
 《キャベツまるごと》
・つまようじを芯に3本刺す
・フォークの先で芯に穴をあける
 《半玉キャベツ》
・包丁で芯に切り目を入れる
 いずれの場合も、キャベツをラップで包むか、ポリ袋に入れて乾燥を防ぎ、芯の部分を下にして、冷蔵庫の野菜室で保存します。

ダイコンカンの写真
 

ダイコンカン

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 大根の下部(根の方)は、 上部(葉の方)に比べて辛味が強く、水分が少ないため、味がしみ込みやすく、煮込み料理におススメです。
 大根を一度に使い切れない時は、 使う用途別に切って、ラップで包むかフリーザーバッグに入れて平らにして冷凍しましょう。

大根餅の写真
 

大根餅

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 大根の葉が付いたまま保存すると、葉が根の栄養や水分を吸ってしまい、根の部分のみずみずしさが失われやすくなります。
 葉の部分を切り落とし、根と分けて、乾燥しないように保存すると長持ちします。
 葉の部分は緑黄色野菜に分類され、β-カロテンやビタミンC、E、カリウム、カルシウムを多く含んでいるので、葉野菜と同じように使えます。
 大根の上部(葉の方)は、下部(根の方)に比べて甘味が強く、水分が多いため、生のままサラダや、甘酢漬け、和え物、大根おろしにして食べるのがおススメです。

袋煮の写真
 

袋煮

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 食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品のことで、日本の食品ロスは、年間600万トン超とされ、そのうち約半分が家庭から発生しています。
 家庭では、食材を使いきるまで、状態よく保存することが、食品ロス削減につながります。


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