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更新日: 2024年2月19日

福岡の郷土料理 - 栄養・食育の部屋(食育レシピのご紹介)

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もつ鍋の写真
   

もつ鍋

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 博多では第二次世界大戦後、もつとニラをアルミ鍋で炊く醤油味の料理が広まっていきました。
 現在のもつ鍋は醤油味だけでなく、味噌味、塩味などのさまざまなバリエーションが生まれています。ニラやキャベツなど野菜がたくさんとれる鍋として、おススメです。


儀助煮の写真
   

儀助煮

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 節分の福豆として使われる大豆は、良質なたんぱく質をはじめ、ビタミンB1、ビタミンE、カルシウムなどを含む栄養価の高い食品です。
 余った福豆は、水とレンジ加熱して柔らかくした後、米と一緒に炊飯器で炊いたり、煮物や汁物の具に入れると、噛み応えが増して、おいしさも満足度もアップします。

簡単!あちゃら漬けの写真
 

簡単!あちゃら漬け

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 あちゃら漬けには、ごぼうやれんこんのような歯ごたえのある根菜類などが合いますが、根菜類は、皮むき、あく抜き、下茹でなど下処理に手間がかかるものもあります。
下処理済のカット野菜や水煮、冷凍野菜はその手間を省けるので大変便利です。
冷凍野菜は、凍ったまま料理に使うと、解凍してから使うよりも、水溶性のビタミンやミネラルの流出を防ぐことができます。

がめの葉もちの写真
 

がめの葉もち

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5月5日の端午の節句に、柏もちを食べる風習がありますが、福岡の一部の地域では昔から、柏の葉の代わりに「サルトリイバラの葉」(=がめの葉)を使った、柏もちならぬ、がめの葉もちが食べられてきました。

おきゅうとの写真
 

おきゅうと

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福岡では昔から主に朝ごはんのおかずとして食べられてきたおきゅうと。
おきゅうとと言われるようになったのは、「沖で採れるウド」「キューと絞る手順があるから」「飢饉のとき非常食として多くの人を救ったことから、救人(きゅうと)」「漁師に製法を教わったため、沖人(おきうど)」など諸説あります。
イギスやエゴノリなどの海藻から作られ、食感がところてんに似ていますが、ところてんに比べて磯の香りが強く、食物繊維やミネラルが数倍~数十倍も多く含まれています。

だぶの写真
 

だぶ

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だぶはもともと祝いごとや法事でがめ煮やちらし寿司などを作った時に出る野菜の切れ端を使った賄い料理でした。

水を多く入れてざぶざぶ作ることから「さぶ」→「だぶ」と呼ばれるようになったと言われています。

だぶ専用のだぶ茶碗でいただく地域もあるようです。

かしわめしの写真
 

かしわめし

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かしわめしの「かしわ」は鶏肉のことで、福岡では昔から鶏肉を使った料理がたくさん作られてきました。

鶏食文化は、江戸時代に飢饉(ききん)などの不況を打開するため福岡藩が養鶏業を奨励し、卵を産まなくなった廃鶏(親鶏)を食べるようになったことが始まりと考えられています。

親鶏は、身がしまってだしも出るため、かしわめしにもおすすめです。

博多雑煮の写真
 

博多雑煮

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「商人の町 博多」で受け継がれてきた博多雑煮は、茹でた丸餅、ぶり、かつお菜などを、あごだし(トビウオを乾燥させて焼いた焼きあごから取った上品な風味のだし)にしょうゆで味を整えた福岡の郷土料理です。

主な具材の写真

材料が多いので、大晦日の夜に材料を一椀分ずつ串に刺して用意しておき、翌日そのままだし汁の中に入れて温め、串から外して盛りつけていたそうです。

海山の幸がふんだんに盛り込まれ、手間と材料を惜しまない博多商人の名残ある雑煮です。

結びかまぼこの写真
 

博多雑煮~飾り切り編~

祝い箸袋の写真
 

おりがみで♪祝い箸袋

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おせち料理やお雑煮をいただくときは、祝い箸を使うことがあります。

箸の両方の先端が細くなっているのは、一方を年神様、もう一方を人が使い、年神様と食事を共にする、という意味もあります。

また祝い箸の形を、中ほどが米俵のように太めであることから五穀豊穣の願いが、また「はらみ箸」とも呼び、子孫繁栄の願いが込められています。

がめ煮の写真
 

がめ煮

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がめ煮は、古くから作られてきた福岡の郷土料理です。

「がめ煮」と呼ばれる由来は、博多の方言で、がめくりこむ(寄せ集める)からきたともされています。

多くの種類の野菜をがめくりこんで煮るため、日本人に不足しがちな食物繊維をとることができます。

がめ煮1人分の食物繊維量の図
あちゃら漬けの写真
 

あちゃら漬け

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昔からお盆の時期などに作られてきた「あちゃら漬け」は、福岡の郷土料理です。
あちゃら漬けの材料となっている、れんこんやごぼう等の根菜類には、食物繊維がたっぷり。
食物繊維は、食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、血中コレステロールの低下を促すなど身体の中で有用な働きをすることもあります。
選活習慣病予防のためにも積極的にとりましょう。


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