福岡市の自殺者数は、全国と動揺に、平成10年に著しく増加し、その後は減少傾向となり、令和元年には自殺者数が220人と、平成10年以降で最少となりました。しかしながら、令和2年3年は自殺者数が増加に転じています。
福岡市の年代別自殺者数は、40代、50代が最も高くなっています。平成29年から令和3年の5年間の推移をみると、20歳未満は緩やかに増加、20代、40代は令和2年に大きく増加しています。
福岡市の自殺者数の推移を男女別にみると、男性は概ね横ばいですが、女性は令和2年、3年と増加しています。令和3年の男女別構成はおよそ3:2です。
福岡市の令和3年の自殺の原因・動機は、全国と同様に、健康問題が最も多く、ついで経済・生活問題、家庭問題、勤務問題の順になっています。