国民の間に広くギャンブル等依存症問題に関する関心と理解を深めるため、ギャンブル等依存症対策基本法(平成30年10月5日施行)第10条において、毎年5月14日から5月20日まで「ギャンブル等依存症問題啓発週間」と定められています。
ギャンブル等にのめり込みやめたくてもやめられない、自分でコントロールができなくなる精神疾患です。
ギャンブル等依存症は借金の問題だけでなく、うつ病の発症などの健康問題、さらに自殺などの社会問題を引き起こすこともあり、日常生活や社会生活に支障を生じることがあります。
出典:厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業)、様々な依存症の実態把握と回復プログラム策定・推進のための研究(研究代表者:宮岡等、2013-15年度)
2つ以上 当てはまれば、ギャンブル依存症かもしれません。
依存症かもと思ったら、まずは相談しましょう。
家族や本人からの、依存症などの病気に関する相談や対応の方法や悩みなどについて、専門のスタッフが相談に応じています。
依存症専門電話:092-737-8829 (毎週火曜日・木曜日、午前10時~午後1時)
ジャパンマック福岡は、依存症からの回復と成長を目指している方たちを支援する施設です。
電話番号:092-292-0182
ギャンブル問題に巻き込まれた家族が「あたりまえの日常」を取り戻すには時間がかかります。 一人で悩んでいると、途中であきらめてしまうこともあるかもしれません。 いつでも相談できる”場”が必要です。
家族の会の参加者は全員、ギャンブル依存症の問題で悩んでいる家族です。 似たような境遇の人の話しを聞いたり、相談したりしながら、問題解決に向けて進んでいくことができます。
(NPO法人 全国ギャンブル依存症家族の会のホームページより)
ギャンブル依存症本人のための自助グループ
ギャンブルの問題の影響を受けた家族・友人のための自助グループ
※依存症からの回復には、一般的な介入方法として12ステップの回復プログラムがあります。
回復のためには、自助グループ(*1)や回復支援施設(*2)等の支援が必要です。
また、依存症者を家族にもつ人達が集まり悩みを共有し支えあう家族会もあります。
(*1)上記プログラムに基づき、当事者が集まってその回復を目指すグループ。どの宗派や組織に縛られないために、献金なども受けないことを柱としている。
(*2)依存症問題について、本人・家族の回復を図るため、啓発活動・治療施設やグループの情報提供・予防教育などに取り組む施設。
【開催日】令和4年5月9日(月曜日)正午から5月30日(月曜日)午後3時まで
【会場】あいれふ1階コミュニティプラザ
【来場】5月16日(月曜日)、23日(月曜日)、30日(月曜日)は、
午前10時から午後5時まで、全国ギャンブル依存症家族の会が来場します。
【共催】全国ギャンブル依存症家族の会・福岡
ギャンブル依存症問題を考える会・福岡
精神保健福祉センター令和4年度ギャンブル等依存症問題啓発週間の開催のパネル展の写真など