博多港は、昭和20年(1945年)の終戦直後、引揚港としての指定を受け、約1年5ヶ月にわたり中国東北部や朝鮮半島などから、一般邦人・旧軍人など約139万人の人々が博多港に引き揚げてきました。また、朝鮮半島や中国の人々約50万人が、博多港から故国に帰っていきました。
資料展「引揚港・博多」は、博多港が日本最大級の引揚港として果たした歴史的役割や、引き揚げてきた方々の苦難の道のり、平和への願いを次の世代の人々に語り継いでいくために開設された、常設の資料展です。
・令和4年3月29日に常設展示がリニューアルオープンしました。
日本に引き揚げて来た方々から寄贈いただいた貴重な資料148点を、4章構成で展示しています。
・第一章 「海外に移り住んだ日本人と終戦前後の混乱」
・第二章 「避難民生活と祖国への道のり」
・第三章 「博多港への引揚げと援護活動」
・第四章 「聖福寮と二日市保養所」
【所在地】
福岡市市民福祉プラザ「ふくふくプラザ」1階ホール横ホワイエ
〒810-0062 福岡市中央区荒戸3丁目3番39号
【開館時間】
9時00分~21時00分
【休館日】
毎月第3火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月3日)
【入場料】
無料
【福岡市地下鉄(空港線)をご利用の方】
「唐人町」下車 4番出口から徒歩約7分
【西鉄バスをご利用の方】
「福大若葉高校前」下車 徒歩約1分
「黒門」下車 徒歩約5分
・引揚資料検索
・博多港引揚記念碑「那の津往還」について
・資料展「引揚港・博多」展示入替検討委員会について