福岡市では,誰もが安全で快適に暮らせるまちづくりを推進するための方向性を示した「福岡市バリアフリー基本計画」を策定(令和3年12月)し,「いつでも,誰でも,自由に,使いやすく」というユニバーサルデザインの考え方を踏まえ,ハード・ソフト一体の取組みによる総合的なバリアフリーのまちづくりを進めています。
福岡市内には「移動等円滑化経路協定」及び「移動等円滑化施設協定」の締結に至っている区域はありません。
今後、協定締結区域が生じた場合には、本ホームページでお知らせいたします。
福岡市内の「重点整備地区」はこちらからご確認いただけます。
高齢者や障がいのある人をはじめ,すべての市民が生きがいを持って生活していくには,日常生活における自立や社会参加が必要であり,本格的な高齢社会の到来などを踏まえると,バリアフリー ※1化された生活環境は,市民生活において不可欠の重要な社会基盤です。
これまでの取組みにより,バリアフリー化は一定程度進展していますが,道半ばであり,引き続き着実な取組みが必要です。
本計画では,ユニバーサルデザインの理念によるまちづくりを推進していくための取組みの方向性等を明らかにして,バリアフリー化を計画的に推進していきます。
※1)バリアフリーとは,高齢者や障がいのある人などが社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去(フリ-)すること。
本計画は,福岡市におけるバリアフリー推進に関する基本的な方針を示すものであるとともに,バリアフリー法第24条の2に定める「移動等円滑化促進方針」及び同法第25条に定める「基本構想」の位置づけを持つものです。
国の基本方針に合わせ,令和7年度を目標年次とします。
本計画は,バリアフリーの視点に立脚するものですが,ユニバーサルデザインの理念も踏まえ,基本理念を次のとおりとします。
誰もが思いやりを持ち,すべての人にやさしいまちづくり
福岡市におけるバリアフリー化の現状と課題を踏まえ,3つの視点を掲げてバリアフリー化を推進します。
ハード面:一体的なバリアフリー化の推進
ソフト面:相互に理解を深め支えあう「心のバリアフリー」の推進
連携・協働の推進
本計画は,「ハード面のバリアフリー化」「ソフト面のバリアフリー化」「連携・協働による施策の推進」の3つの柱で構成されており,施策体系は以下のとおりです。
「福岡市バリアフリー基本計画」に定めるバリアフリー化推進の方向性や取組みの方向性に基づき,取り組む事業等を掲げています。記載していない項目においても,バリアフリー化推進に取り組んだ事業は随時追加します。