飲食店のみなさま 排気ダクト火災にご注意!
排気ダクト(無煙ロースター等)に溜まった油に着火し、火災となるケースが増えています。
また、ダクト内に炎が入ると、ダクト内部を伝って建物全体に火災が広がる恐れがありますので、取扱いには十分注意してください。
原因
- ○炭火で調理中、火の粉がダクト内に吸い込まれ、ダクトに付着した油に着火した。
- 〇客席の焼肉用無煙ロースターの火種が排気ダクトに溜まった油に着火した。
- ○調理中に別室で作業していたところ、高温になった油が発火し、ダクトに付着した油に着火した。
油で汚れた状態
火災を防ぐために
- ●メーカーが推奨する清掃方法に従い、定期的に清掃する。
- ●掃除が困難な場合は、メーカーや専門業者に清掃を依頼する。
- ●排気ダクト及び天蓋は、可燃物品との間に10cm以上の距離を保つ。
- ●万が一、火災が発生した際に対応できるよう従業員に防火教育を実施する。
☆ワンポイント☆
排気ダクト等の構造や維持管理(清掃等)は、火災予防条例 で定められています。
清掃頻度を定め、定期的な清掃をお願いします。
(飲食店向け)厨房・ダクト火災予防チラシはこちら (1,149kbyte)