トーチバーナーの火災にご注意ください|福岡市消防局
トーチバーナーによる火災が発生しています。
行楽シーズンのキャンプやたき火、普段の調理用の器具として、トーチバーナーを使用される方も多いと思います。
トーチバーナーとは、ガス缶に取り付けて使用する火炎放射型の加熱器具です。キャンプ・調理・塗装剥がし・配管工事など幅広く使われています。非常に高温な炎(1,300℃以上)を発するため、取り扱いを誤ると非常に危険です!
トーチバーナーは、手軽に運べて使えるとても便利なものですが、使用方法などを間違えてしまうと火災に繋がる恐れがあります。ご使用の際は、以下のことに注意してください。
トーチバーナーイメージ
火災は、こういった原因で発生しています。
- ・ボンベにしっかりと接続されておらず、漏れたガスに引火して出火
- ・トーチ内部のゴム部品の劣化により、異常燃焼して出火
トーチバーナーによる火災を防ぐためには
- ■ ボンベ脱着の際、周りに火気がないことを確認する。
- ■ トーチバーナーに油や汚れが付着した状態で使用しない。
- ■ トーチとボンベがしっかりと接続されていることを確認する。
- ■ ボンベは、必ず指定されたボンベを使用する。
- ■ 使用前に、ガス漏れ等の異常がないかを確認する。
- ■ 可燃物の近くで使わない。(木材、布、紙、スプレー缶など)
- ■ 長時間連続使用しない。(加熱による故障の原因に)
- ■ 使用中・直後は絶対に放置しない。
- ■ 使用後は完全に火が消えているかを確認し、十分に冷ましてから保管する。
- これらの他、製品の取扱説明書をよく読み、適切に使用しましょう。
注意喚起チラシ
トーチバーナーをお使いの皆様へ(一般社団法人 日本ガス石油機器工業会) (200kbyte)