住宅防火のポイント|福岡市消防局
福岡市では建物火災のおよそ7割が住宅火災であり、火災による死者の状況を見ると建物火災による死者のほとんどが住宅火災によるものです。また、これらの死者の半数以上が65歳以上の高齢者となっています。
日常の様々なところに火災の危険が潜んでいますので、日頃から火災予防に努めてください。
●ストーブ
- 1 ストーブの上で、洗濯物を乾かさない。
- 2 灯油は、屋外の涼しいところに置き、古いものを使用しない。
- 3 スプレー缶や可燃物を近くに置かない。
- 4 寝る時は必ずストーブを消す。
◎ 給油するときは、必ず火を消してから行う。
●こんろ
- 5 可燃物を近くに置かない。
- 6 火の使用中は、その場を離れない。
- 7 出火時に、すぐ消せるように消火器などの準備をしておく。
◎ 衣服に燃え移らないように気をつける。
◎ 調理油過熱防止装置など(SIセンサー)がついたこんろを使用する。
●電気機器
- 8 経年劣化した電気製品は、使用しない。(変な音や臭いがしたり、モーターの回転が悪いなど)
◎ 取扱説明書に従って使う。
◎ リコール製品は使用しない。
●オイル等(例:アロマオイル、ワックス等)
- 9 可燃物を近くに置かない。
- 10 火をつけたまま放置しない。
- 11 オイルを拭いた布などは、乾燥機で乾かさない。
◎ オイル等が付着した布を捨てる場合は、水に浸してから燃えるゴミに出す。
●灯明・ロウソク
- 12 その場を離れるときは、必ず火を消す。
- 13 可燃物を近くに置かない。(カーテン等は、防炎製品を使用する。)
- 14 台座は、倒れにくいものを使用する。
◎ 衣服に燃え移らないように気を付ける。
●収れん
- 15 日が当たるところに、ペットボトル等を置かない。
※収れん火災の原因となる。(収れんとは:凸レンズや凹面鏡によって光が一点に集まること。)
●リチウムイオン電池
- 16 強い衝撃を受けた電池や、変形したり、異常に発熱するものは使用しない。
◎ PSEマークの付いたモバイルバッテリー等を使用すること。
●たばこ
- 17 ごみ箱に、直接吸い殻を捨てない。
- 18 灰皿に吸い殻を溜めすぎない。
- 19 寝たばこは、絶対にしない。
◎ 灰皿は割れにくい素材のものを使用すること。
●カセットこんろ
- 20 交換用のガスボンベは、火の近くに置かない。
- 21 衣服に燃え移らないように気を付ける。
- 22 並べて使用したり、鉄板や大きい鍋等で、ボンベ部分を覆うなどカセットこんろのボンベを熱しすぎないように注意する。
●配線
- 23 コードを、家具等の下敷きにしない。
- 24 コードを束ねたり、たこ足配線をしない。
- 25 コンセントの埃は乾いた布などで取り除く。
- 26 配線を切ったり、つないだりしない。
◎ コンセント部分に埃が溜まると、「トラッキング火災」の原因になるので注意する。
◎ 使用しない電気機器のコンセントは抜いておく。
●放火対策
- 27 可燃物を屋外に放置しない。
- 28 物置等には、鍵をかける。
◎ できるだけ屋外を明るくしておく。(センサーライト等を取り付ける。)
◎ ごみ出しの時間と場所を守る。
◎ 車やバイク等のカバーは防炎物品を使用する。