住宅用火災警報器は,火災により発生する煙又は熱を自動的に感知し,警報するものです。
住宅火災により亡くなる方を減らすために,消防法が改正され,全国一律に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。
なぜ必要か?
安全で安心なはずの「わが家」の火災(住宅火災)で亡くなる方は,毎年全国で約1,000人です。
住宅火災によって亡くなる方の約5割は,「逃げ遅れ」によるものです。
住宅用火災警報器は火災を早期に感知して,あなたやあなたの家族の大切な「いのち」を守ります!
設置時期
(新築住宅)
平成18年6月1日(施行)
(既存住宅)
各市町村条例により,遅くとも平成23年5月31日までを期限として,設置の完了期日が定められています。
※ 福岡市は,平成21年5月31日までに全ての住宅へ設置することが義務となっています。設置されていない場合は,設置していただくようお願いします。
対象となる住宅
戸建住宅・店舗併用住宅(住宅部分) | 共同住宅 |
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※ 消防法令や特例基準により,自動火災報知設備が設置されていない建物に限ります。 |
設置する警報器の種類
住宅用火災警報器には,「煙」を感知するものと,「熱」を感知するものがあり,「煙」を感知するものの設置が義務付けられています。
【煙式】 ネジ等で簡単に取り付けることができます。 ![]() |
設置する部屋
※ 数字は図の数字とリンクしています。
1 寝室 | 2 階段 |
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3階建て以上の場合,上記1・2に加えて 3 寝室がある階から,2つ下の階の階段に設置します。 |
4 寝室が1階のみにある場合は居室がある最上階の階段に設置します。 |
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1,2,3により,住宅用火災警報器を設置する必要がなかった階で |
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取り付け位置 |
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