この制度は、ホテル・旅館等を対象に、利用者の安全を確保するため、防火・防災管理業務、消防用設備の設置・維持・管理及び重要な建築構造等の適法性などを消防機関が審査し、防火・防災管理上の一定の基準(以下、「表示基準」といいます。)に適合しているものについて、その情報を利用者等に提供するための表示を行う制度です。表示基準に適合していると認められたホテル・旅館等は、その旨を示すマーク(以下「適マーク」といいます。)を掲出することができます。
福岡市では、平成26年7月1日からこの制度の運用を開始しました。
ホテル・旅館等(建物の一部にホテル・旅館等がある建物を含みます。)で、次の(1)及び(2)に該当する建物。
※対象となるホテル・旅館等の関係者から申請があった場合に、消防機関が審査を行います。
消防機関の審査の結果、表示基準に適合していると認められた場合は、消防署長が「適マーク」を交付します。
表示基準に適合していると認められたホテル・旅館等に交付されます。
※有効期間:1年間
適マーク<銀>
継続して3年以上表示基準に適合していると認められたホテル・旅館等に交付されます。
※有効期間:3年間
※ 継続して掲出を希望する場合、「適マーク」の有効期間中に改めて申請を行い、表示基準に適合していることを認められる必要があります。
※ 適マークは、ホテル・旅館等に掲出できるほか、ホームページなどにも掲載できます。
適マーク<金>
「適マーク」を掲出している防火対象物が次のいずれかの事由に該当する場合、「適マーク」を消防機関に返還しなければなりません。
(1)「適マーク」の有効期間を超過したとき
(2)「適マーク」の有効期間中であっても、次のいずれかに該当する場合
注:建物の規模、施設及び消防署への報告状況等により、必要な添付書類が異なります。
詳細は、管轄の消防署予防課にお問い合わせください。
参考書類:ホテル・旅館等における夜間の自衛消防訓練マニュアル (276kbyte)
申請及び問い合わせ先
◆申請及び問合せ先:建物がある行政区を管轄する消防本署(予防課)
◆市内の消防署のページはこちら
※不明な点については各消防署予防課へお問い合わせください。