このページは、消防隊が救急現場で使用する「道具」を中心に紹介しています。さまざまな「道具」を活用する消防隊の活動にご理解をお願いします。
このページで紹介しているイラストの制作過程は、「福岡市消防局お絵描き部」としてインスタグラムに投稿しています。
福岡県の救急医療電話相談窓口(#7119)
救急車の利用や最寄りの医療機関について、24時間体制で、直接、看護師からアドバイスを受けることができます。
言わずと知れた「救急車」。たくさんの道具と3人の救急隊員で助けが必要な人のもとに駆けつけます。
福岡市では、34台の救急車が24時間365日体制で対応しています。(令和7年時点)
市内で救急車の要請が集中した場合は、消防署に配置している予備の救急車も活用して対応しています。
救急車にフウリンソウ(カンパニュラ)の花のステッカーが貼ってあるものがあります。これは、寄贈された救急車を示すマークです。福岡市は、全国でも珍しく救急車の多くが個人や企業などから寄贈されています。
令和7年現在、福岡市は「水素リーダー都市プロジェクト」として様々な取り組みを行っているよ。
その中の一つが、この「FC救急車」。FCとは「Fuel Cell」の頭文字で、「燃料電池」という意味だよ。
燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて電気を発生させる発電システムで、エネルギーを発生するために「燃焼」させることがないので、二酸化炭素などは発生せず水だけが排出されるんだ。
なんとこのFC救急車、日本で使用しているのはたったの1台だけなんだって(R7年現在)!
FC救急車を使用している隊員によると、通常の救急車に比べて静かで乗り心地がいいらしいよ。
福岡県にお住まいの方は、短縮番号「#7119」にダイヤルすると、救急車の利用や最寄りの医療機関について、24時間体制で、直接、看護師からアドバイスを受けることができます。
・電話番号
#7119(つながらない場合は092-471-0099)
電話をすると、音声ガイダンスが流れます。「1」を押すと、医療機関案内の窓口(オペレーター)に、「2」を押すと、救急相談の窓口(看護師)につながります。
救急受診アプリ「Q助」(総務省消防庁作成)を利用すると、スマートフォンやパソコンで症状などを選択することで、自分で救急車を呼ぶ目安となる緊急度を判定できます。
症状に合わせて画面を選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。
自分で病院に行く際に医療機関の検索や、受診手段の検索を行うことができます。
ご利用の機種に応じて、下の2つから選択してダウンロードしてください。