現在位置: 福岡市ホーム の中の救急医療・消防 の中の福岡市消防局 の中の安全安心情報 の中のLive119
更新日:2025年5月13日

Live119映像通報システム

福岡市と周辺の合計16の市町の119番通報を受け付ける福岡都市圏消防共同指令センター(以下「指令センター」)では、 通報者がスマートフォンを使用し、現場の状況を映像で伝えることができます。(令和4年9月1日運用開始)

Live119映像通報システムとは

従来の119番通報は音声のみの通報のため、通報者にとって詳細な状況を伝えることが困難な場合がありましたが、このシステムの導入により、音声に加えて現場の映像を指令センターに送ることができるようになります。

  • ◆通報者は映像を送信することで、言葉では説明しづらい現場の状況を伝えることができます。
  • ◆指令センターで火事や交通事故等の現場状況が映像で分かるため、早期に消防隊を増やしたり、消防隊に状況を伝えることができます。
  • ◆応急手当の方法がわからない場合でも指令センターから送信する動画を見ながら応急手当が実施できます。

 

福岡市の公式Youtubeチャンネルで分かりやすく説明しています。
↓↓↓

 

お願い

119番通報の際に、指令員が通報内容から必要と判断した場合、映像提供について通報者へ依頼しますので、市民の皆様におかれましては、映像提供へのご協力をよろしくお願いいたします。
なお、映像送信等にかかる通信料は、通報者のご負担となりますので、ご了承ください。

システム運用イメージ

システム運用イメージ画像。詳細は下記記載。
 

 

  • (1)災害現場から通報者が119通報
  • (2)指令センターから通報者へ映像送信用のURLをSMSで送信
  • (3)災害現場から通報者が映像を送信
  • (4)指令センターが現場の状況を映像で確認

スマートフォン操作方法

画像:簡単な操作で素早く119番通報ができるシステムのイメージ図。詳細は下記記載。

 

  • (1)消防指令員が通報者に対し、Live119による映像伝達のご協力をお願いします。
  • (2)了承いただくと、消防指令員が通報者の電話番号宛にショートメッセージ(SMS)を送信します。
  • (3)メッセージを受け取ったら、記載されたURLをタップします。
  • (4)ウェブブラウザからLive119が起動します。
      ※Androidの場合「Chrome」、iPhoneの場合は「Safari」をご利用いただく必要があります。
  • (5)撮影前の注意事項を確認します。問題がなければ承諾いただき次へ進みます。
  • (6)Live119ではマイクやカメラ、位置情報を使用します。使用の許可をして次へ進みます。
  • (7)開始ボタンをタップして撮影を開始します。
  • (8)撮影している映像は消防指令員へ伝送されます。消防指令員が現場の状況を映像で確認します。

奏功事例

①ガスコンロの初期消火事案 

調理中に鍋から出火して119番通報した際に、指令員が映像通報システムにより濡れタオルを使用した消火方法を指導し、初期消火に成功しました。

ガスコンロの初期消火事案の画像

 

②浴槽内での救出事案

浴槽内で意識を失っている家族を発見して119番通報した際に、指令員が動画で救出方法を指導し、通報者が浴槽内から傷病者を救出しました。

浴槽内の救出方法

 

 

 

③救助事案

テトラポットの間に転落した事故で、当初は、救急車のみ出動していましたが、通報者から送信された映像により現場の状況を確認し、救助隊も同時に出動させて早期に救出できました。

救助事案の画像

送信動画の紹介

電話による口頭での応急手当の指導に加えてLive119では、指令センターから通報者に次の動画を送信することができます。

 

心肺停止の際に必要な処置です。

食べ物など異物が喉に詰まった際に必要な処置です。

 

 

このページに関するお問い合わせ先

部署:福岡市 消防局 情報指令部 情報管理課
住所:福岡市中央区舞鶴3丁目9番7号
電話番号:092-725-6591
FAX番号:092-725-6592
E-mail:johokanri.119@city.fukuoka.lg.jp